小回りのプロ!最小回転半径が小さい国産車トップ5
更新日:2019.01.17

幅の狭い道や1台のスペースが小さな駐車場など、日常で使うクルマは、なるべく小さく、取り回しに優れたほうが、日本ではなにかと便利です。そのため、多くの方が最小回転半径を気にして、クルマ選びを行っています。そんな小回りが利いて取り回しのいいクルマを、最小回転半径の数値から考えてみましょう。
文・赤井福
第1位 最小回転半径4.2m
クルマの最小回転半径は、机上の計算から導き出されたもので、前輪の切れ角以外に、ホイールベースが大きく影響しています。ホイールベースが短かければ、最小回転半径には有利で、国産乗用車なら必然的に軽自動車が優れた数字を叩き出します。
そのなかでも最小は、スズキ アルト(Xグレードを除く)の4.2mです。兄弟車のアルトラパンは、同じホイールベースに、フロントトレッドは若干狭い数値にもかかわらず、最小回転半径は4.4mなので、アルトがいかに小回りを得意としているかがわかります。
第2位 最小回転半径4.4m
最小回転半径4.4mには、多くの軽自動車がラインナップしました。
ダイハツではミラ、ムーヴ、ウェイク、タント、スズキではスペーシア、ワゴンR、アルトラパン、日産ではデイズがランクインです。OEMを含めると車種は書ききれないほどたくさんあります。4.4mは、軽自動車の最小回転半径のベンチマークといえるでしょう。
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