"盗まれやすい車"!? ハイエースはなぜカスタムベースとして人気なのか?
更新日:2020.01.08

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一般社団法人 日本損害保険協会が行った調査によると、2016年盗難件数ワースト1位がプリウス、2位にはハイエースがランクインしました。そんな不名誉なランキングに入るハイエースですが、その人気はとどまるところを知りません。働く車としても、またカスタムのベース車両としても人気です。その理由は、どこにあるのでしょうか?
ハイエースという車
ハイエースがデビューしたのは、高度経済成長期の1967年。好景気の波のなかで、信頼できる商用バンとして高い人気を誇りました。
ちなみに、ハイエースの名前は小型トラック「トヨエース」をベースにしていることから、トヨエースよりも、High(より優れた、高級な)という意味を込めてハイエースと名付けられました。
以来、2012年までの累計生産台数は600万台以上、世界130か国で販売されてきました。高級ワンボックスとして人気のアルファードも、もともとはハイエースワゴンから派生したもの。現行モデルは、2004年に発売された5代目の200系となっています。
その200系はマイナーチェンジを繰り返し、現在は“4型”に進化。ガソリンモデルのATは、2014年12月の改良で6ATに変更されました。
ちなみに、ハイエースの名前は小型トラック「トヨエース」をベースにしていることから、トヨエースよりも、High(より優れた、高級な)という意味を込めてハイエースと名付けられました。
以来、2012年までの累計生産台数は600万台以上、世界130か国で販売されてきました。高級ワンボックスとして人気のアルファードも、もともとはハイエースワゴンから派生したもの。現行モデルは、2004年に発売された5代目の200系となっています。
その200系はマイナーチェンジを繰り返し、現在は“4型”に進化。ガソリンモデルのATは、2014年12月の改良で6ATに変更されました。
カスタムベースとしての人気は200系から爆発
ハイエースのカスタムは100系時代からありましたが、2004年の200系登場によってより人気が高まっている状況です。
カスタムは、定番のドレスアップをはじめ、趣味の道具である競技用オートバイ(ロードレーサー・モトクロッサー)やマウンテンバイク、スノーモビルやジェットスキーにラジコン飛行機などを輸送するトランスポーター(通称:トランポ)として、使い勝手を良くしたもの。さらには、バニングやキャンピングカーのベース車としても重宝しています。
とにかく広い、改造がしやすい、そして車としての耐久性、整備性が抜群に良いということが人気の理由なのです。
カスタムは、定番のドレスアップをはじめ、趣味の道具である競技用オートバイ(ロードレーサー・モトクロッサー)やマウンテンバイク、スノーモビルやジェットスキーにラジコン飛行機などを輸送するトランスポーター(通称:トランポ)として、使い勝手を良くしたもの。さらには、バニングやキャンピングカーのベース車としても重宝しています。
とにかく広い、改造がしやすい、そして車としての耐久性、整備性が抜群に良いということが人気の理由なのです。
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