ハイエースが人気な理由とは? なぜ盗まれやすいのか
更新日:2024.09.09
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一般社団法人 日本損害保険協会が行った調査によると、2016年盗難件数ワースト1位がプリウス、2位にはハイエースがランクインしました。そんな不名誉なランキングに入るハイエースですが、その人気はとどまるところを知りません。働く車としても、またカスタムのベース車両としても人気です。その理由は、どこにあるのでしょうか?
ハイエースとは
ハイエースがデビューしたのは、高度経済成長期の1967年。好景気の波のなかで、信頼できる商用バンとして高い人気を誇りました。
ちなみに、ハイエースの名前は小型トラック「トヨエース」をベースにしていることから、トヨエースよりも、High(より優れた、高級な)という意味を込めてハイエースと名付けられました。
以来、2012年までの累計生産台数は600万台以上、世界130か国で販売されてきました。高級ワンボックスとして人気のアルファードも、もともとはハイエースワゴンから派生したもの。現行モデルは、2004年に発売された5代目の200系となっています。
その200系はマイナーチェンジを繰り返し、現在は“4型”に進化。ガソリンモデルのATは、2014年12月の改良で6ATに変更されました。
ちなみに、ハイエースの名前は小型トラック「トヨエース」をベースにしていることから、トヨエースよりも、High(より優れた、高級な)という意味を込めてハイエースと名付けられました。
以来、2012年までの累計生産台数は600万台以上、世界130か国で販売されてきました。高級ワンボックスとして人気のアルファードも、もともとはハイエースワゴンから派生したもの。現行モデルは、2004年に発売された5代目の200系となっています。
その200系はマイナーチェンジを繰り返し、現在は“4型”に進化。ガソリンモデルのATは、2014年12月の改良で6ATに変更されました。
ハイエースのカスタムベースとしての人気は200系から爆発
ハイエースのカスタムは100系時代からありましたが、2004年の200系登場によってより人気が高まっている状況です。
カスタムは、定番のドレスアップをはじめ、趣味の道具である競技用オートバイ(ロードレーサー・モトクロッサー)やマウンテンバイク、スノーモビルやジェットスキーにラジコン飛行機などを輸送するトランスポーター(通称:トランポ)として、使い勝手を良くしたもの。さらには、バニングやキャンピングカーのベース車としても重宝しています。
とにかく広い、改造がしやすい、そして車としての耐久性、整備性が抜群に良いということが人気の理由なのです。
カスタムは、定番のドレスアップをはじめ、趣味の道具である競技用オートバイ(ロードレーサー・モトクロッサー)やマウンテンバイク、スノーモビルやジェットスキーにラジコン飛行機などを輸送するトランスポーター(通称:トランポ)として、使い勝手を良くしたもの。さらには、バニングやキャンピングカーのベース車としても重宝しています。
とにかく広い、改造がしやすい、そして車としての耐久性、整備性が抜群に良いということが人気の理由なのです。
ハイエース200系の車種展開
ハイエースは200系から全車ロングボディとなりました。車種展開は以下の通り。
ロング・標準ボディ・標準ルーフ(バンDX、スーパーGL)
ロング・標準ボデ・ハイルーフ(バンDX)
ロング・ワイドボディ・ミドルルーフ(ワゴンDX)
スーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフ(バンDX、ワゴン グランドキャビン、コミューターDX、コミューターGL、キャンパーベース車)
標準ボディの幅は1,695mm。ワイドボディは1,880mmとなります。
標準とワイドでは20センチ近い差があるので、積載量には大きな違いがうまれます。また、保管スペースや運転するドライバーの技量なども考慮する必要があるでしょう。
そんなハイエースですが、なぜカスタムベースとして人気なのでしょうか?
ロング・標準ボディ・標準ルーフ(バンDX、スーパーGL)
ロング・標準ボデ・ハイルーフ(バンDX)
ロング・ワイドボディ・ミドルルーフ(ワゴンDX)
スーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフ(バンDX、ワゴン グランドキャビン、コミューターDX、コミューターGL、キャンパーベース車)
標準ボディの幅は1,695mm。ワイドボディは1,880mmとなります。
標準とワイドでは20センチ近い差があるので、積載量には大きな違いがうまれます。また、保管スペースや運転するドライバーの技量なども考慮する必要があるでしょう。
そんなハイエースですが、なぜカスタムベースとして人気なのでしょうか?
ハイエースがカスタムベースとしての人気な理由
ハイエースのドレスアップとして人気のひとつがローダウンです。商用車の耐久性を獲得するという理由で、サスペンションはフロントがトーションバー、リヤはリーフスプリングのハイエースは、小規模なローダウンなら比較的簡単にできます。
極端な話、リアのローダウンに利用するブロックと呼ばれるパーツさえ用意すれば、あとは工具だけでローダウンができてしまうため、カスタムベースの人気車種となっています。
また、ドレスアップ系なのかトランポ系なのか、後ろに人が乗るケースが多い車中泊系なのかなど、用途によってベース車両を選択することができます。
ちなみに、ワゴンモデル以外のリアシートは、跳ねたり突き上げがあるなど、その乗り心地は決して良いものとはいえないようです。
信頼性を優先したドレスアップを楽しみたいのであれば、トヨタ モデリスタ インターナショナルのエアロツアラーなど、純正に近いカスタムモデルを選ぶのも一案です。
ベースはハイエースのワゴンDX。カラードバンパー、エアロパーツ、オプションのパワーウインドウやワイヤレスドアロックなどの快適装備も装備されています。
極端な話、リアのローダウンに利用するブロックと呼ばれるパーツさえ用意すれば、あとは工具だけでローダウンができてしまうため、カスタムベースの人気車種となっています。
また、ドレスアップ系なのかトランポ系なのか、後ろに人が乗るケースが多い車中泊系なのかなど、用途によってベース車両を選択することができます。
ちなみに、ワゴンモデル以外のリアシートは、跳ねたり突き上げがあるなど、その乗り心地は決して良いものとはいえないようです。
信頼性を優先したドレスアップを楽しみたいのであれば、トヨタ モデリスタ インターナショナルのエアロツアラーなど、純正に近いカスタムモデルを選ぶのも一案です。
ベースはハイエースのワゴンDX。カラードバンパー、エアロパーツ、オプションのパワーウインドウやワイヤレスドアロックなどの快適装備も装備されています。
ハイエースは盗難防止対策もしっかりと!
ハイエースは人気車種ゆえ、盗難が多いのも事実です。とにかく耐久性が高く壊れにくく整備性が良い、トヨタ ハイラックスやランドクルーザーと同様、諸外国での人気も高く、盗難や密輸出が後を絶ちません。
日本損害保険協会による保険金支払い事案を対象とした調査結果では、2007年から7年連続で自動車盗難のワースト1、その後もプリウスに次ぐ2位を昨年まで続けているのです。
メーカーとしても対策は講じており、2012年より盗難防止システム(エンジンイモビライザーシステム)の全車標準装備を実施していますが、犯罪者とメーカーのいたちごっこになっているとも言われています。
盗難防止対策をしっかりと行い、カスタムを楽しみたいですね。
日本損害保険協会による保険金支払い事案を対象とした調査結果では、2007年から7年連続で自動車盗難のワースト1、その後もプリウスに次ぐ2位を昨年まで続けているのです。
メーカーとしても対策は講じており、2012年より盗難防止システム(エンジンイモビライザーシステム)の全車標準装備を実施していますが、犯罪者とメーカーのいたちごっこになっているとも言われています。
盗難防止対策をしっかりと行い、カスタムを楽しみたいですね。