山道で見かける路面の溝ってなんのためにあるの?

山道

ワインディングロードを走行していると、路面に溝のある道路を見かけることがあります。これには、どんな効果があるのでしょうか?

文・赤井福

Chapter
山道での溝がもつ意味とは?
縦溝にはどんな効果がある?
他にも道路には様々な仕掛けが

山道での溝がもつ意味とは?

山間部の道路では、濡れた路面や積雪などで、スリップなどの事故が発生しやすくなっています。そのような天候に対応するため、急カーブの前や、日の当たりの悪い山の斜面沿いの路面には、縦(進行)方向に溝が設けられています。

この溝が刻む工法を「グルーピング」といいます。路面の溝には、雨や雪などの水分を溝に沿って排出したり、砂や埃などの異物を落とす効果があり、スリップの危険性を少なくするために施されています。

縦溝にはどんな効果がある?

山道で見かける縦溝は、おもに排水効果を狙って施されています。雨や雪が降った際、溝に水が流れることで、ハイドロプレーニング現象を抑制したり、降雨後の路面凍結を防止する役割をもっています。

この縦溝は、横方向へのグリップ力を高める効果があります。その副産物として、明らかに凍結防止の目的ではない地域でも、ドリフト走行や暴走行為を抑止するためにグルーピングが施されている道路もあります。

実際に、私の住む地域でも、人里離れた山間部のワインディングに、縦溝が追加されたというケースがありました。

<次のページに続く>
次ページ
他にも道路には様々な仕掛けが