便利なワックスインシャンプー、デメリットはある?

洗車

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太陽がジリジリと照りつける季節も終わり、快適に過ごせる日が増えてきました。そんな快適な季節は、洗車にも最適。次の週末に洗車をしようか…なんて考えている方も多いのでは?そんなときワックスインシャンプーを使えば、時間と手間の短縮になりますが、ワックスインシャンプーにはデメリットもあるようです。
Chapter
洗車の手順のおさらい
ワックスインシャンプーのメリット
ワックスインシャンプーのデメリット
じつは洗車機も同じこと

洗車の手順のおさらい

洗車にこだわる方であれば、洗車の工程も増える傾向にあるようですが、ここでは基本的な洗車の手順を紹介します。

1. 水でボディ全体を濡らして汚れを浮かせる。
2. シャンプー洗車
3. シャンプーを洗い流す
4. 拭き上げ
5. ワックスがけ
6. 拭き上げ
7. 仕上げ

ここまでやると、ざっと小1時間。さらに室内の掃除、エンジンルームのクリーニングなど、念入りに行えば、2〜3時間掛かります。

みずからの手で洗車をすると、ボディのこまかいキズに気付いたり、不具合を発見したりなどメリットがありますが、洗車を面倒に感じる方にとっては、シャンプーとワックスが一緒になった商品は、非常に便利に感じるのではないでしょうか。

ワックスインシャンプーのメリット

一度で、洗車とワックスがけが済んでしまうワックスインシャンプーは、非常に便利でお手軽です。水を使う量も減りますし、拭き上げも1回で済むことは、メリットと言えるでしょう。

ワックスインシャンプーの効果は、一般的なワックスに比べると輝きや耐久性は劣るものの、手軽さというメリットを活かせば、洗車(ワックス)の回数を増やすことも可能です。

また固形ワックスの場合、塗りムラができてしまうと、水垢がたまる要因になってしまうケースもありますから、その点ではワックスインシャンプーのほうが便利です。

ワックスインシャンプーのデメリット

ガラスにできる油膜の最大の原因は、シリコンと言われます。このシリコンは、屋根に塗布されたワックスやボディコーティング剤がフロントガラスに流れ落ちることでガラスに付着します。とくにフロントガラスの油膜は、ワイパーの動きを妨げるほか、雨天時の夜間などはギラギラと視界を妨げます。

ワックスインシャンプーでガラス面まで洗車してしまうと、その現象をみずから作り出していることになってしまうのです。

リアウインドウなどは、かろうじてそれでも良いような気はしますが、フロントウインドウはむしろ油膜取りが面倒なことになりかねませんよね。

じつは洗車機も同じこと

スタンドなどの洗車機のメニューには、シャンプー洗車とコーティングを洗車機で施工してくれるプランがあります。これの問題点は、部品の素材や部位に関係なく、ボディすべてがコーティングされてしまうことです。

洗車機はさまざまな車種を洗車する都合上、フロントウインドウだろうが、ヘッドライトだろうが、タイヤだろうがすべて一緒に洗車してくれます。

それが面倒を省く良さでもあるのですが、ガラス面はもちろん、気を付けないとワックスなどを塗布してはいけないパーツにも施工している可能性もあるのです。

ガラスの油膜を気にするのであれば、洗車機ではシャンプー洗車もしくは水洗いのみにしたほうが良さそうです。


ワックスインシャンプーは、ガラス面を避けて使用すれば、油膜の発生を抑えることができそうに思えますが、屋根を洗車したときに、そのまま泡や水がフロントウインドウに流れて、油膜の原因を作ってしまいます。

油膜は油膜取りなどを使えばとれますが、それはそれで面倒な作業。非常に便利なワックスインシャンプーですが、デメリットも理解して使うようにしましょう。

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