ノンアルコールビールやノンアルコールカクテルは飲酒運転になる?

「ノンアルコールを飲みすぎると、飲酒運転になる」という噂を聞いたことはありませんか? 現在は、ノンアルコールビールやノンアルコールカクテルの種類が幅広く展開され、飲食店やコンビニなど、どこでも手にすることができるようになりました。では、ノンアルコールだからと、本当に飲んで運転しても問題ないのでしょうか?

文・吉川賢一

空酔いは錯覚

ちなみに、ノンアルコールビールを飲んだはずなのに、本当にお酒を飲んだかのような気分になることがありませんか? これは、"空酔い"と呼ばれる現象で、本物のビールやカクテルを飲んでいると、脳が誤認識するためです。

味も香りもアルコール入りの飲料と変わらないテイストになっているので、脳が錯覚して、気分がハイになったり、顔が赤くなったりといった現象を起こします。これは、小麦粉などで本物の薬のように見える錠剤を作り薬として飲ませると、本当の薬と同じような効果が表れるプラシーボ効果と似た状況だといわれています。

そのため、少量の摂取で酔っぱらったかのように見えても、呼気検査などでアルコール分が検知されることはありません。