こだわりがすごすぎる!超ド級のプレミアムカー6選

ロールスロイス ファントム 2017

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ブランドも値段も超一流のプレミアムカーは、車両価格以外もプレミアムに違いない。ここではそんな世界的に有名なプレミアムカーたちのプレミアムな部分を、“価格以外”の注目ポイントからお届けします。さすがに雲上ブランドのプレミアムカーだけあって、そのこだわりぶりもまさしくPREMIUMでした。

文・西山昭智
Chapter
①ロールス・ロイス ファントム
ドアの中から傘がシャキーン
②ベントレー ベンテイガ
オプション価格は2,900万円です
③ブガッティ ヴェイロン
プレミアムなカギがないと意味がない
④ジャガー XJR15
うるさすぎて会話ができません
⑤マクラーレンF1
右ハンドルでも左ハンドルでもなし
⑥ケーニグセグ
ドアの開き方が変態チック?

①ロールス・ロイス ファントム

ドアの中から傘がシャキーン

英国の紳士たちから愛された名門ロールス・ロイス。つい最近は超高級SUVカリナンを発売して話題となりました。車両価格数千万円は当たり前のプレミアムカーですが、実用面でもプレミアムな仕掛けが施されています。

突然降ってくる雨にも困らないよう、なんと観音扉の中に傘が仕込まれており、さっと取り出して使うことができるようになっています。

これはファントムの話ですが、クーペモデルのレイスはサイドシルの上(ボンネット横)にしっかりと格納。一本およそ10万円、左右にそれぞれ収納されています。

②ベントレー ベンテイガ

オプション価格は2,900万円です

ベントレーの誇るプレミアムSUVとして話題のベンテイガ。車両価格2,800万円近い高級車ですが、この車には車両価格よりも高いオプション装備があるのです。その価格はなんと2,900万円。

高級腕時計ブランドのブライトリングが手がけた車内専用の時計は、超複雑機構として有名なトゥールビヨンを採用。ダッシュボードに埋め込まれる時計にもかかわらず機械式のキャリバーが使われているのです。

③ブガッティ ヴェイロン

プレミアムなカギがないと意味がない

V8エンジンを横に並べたW型16気筒エンジンに4つのターボチャージャーを搭載。その排気量は8Lにもおよぶスーパーモンスターマシーンことブガッティ ヴェイロン。この怪物級のエンジンが生み出すのはなんと1,001馬力です。

最高速は407km/hというヴェイロンですが、普通に走っている限りではこの最高速度に到達することはありません。ドアを開けたサイドシル部分の赤いボタンに専用キーを差し込むとリミッターが解除されるという仕組みになっており、この儀式を行なうことで前人未到の400キロオーバーの世界に到達することができるのです。

④ジャガー XJR15

うるさすぎて会話ができません

かつてジャガーが1990年代に発売したXJR15。同時期に発売されていたジャガーのスーパースポーツXJ220に似たスタイリングながら、V12気筒を搭載したロードゴーイングスポーツで注目を集めたモデルです。

もちろん公道を走れる一般の車なのですが、とにかくすごかったのが車内の騒音。ミッドシップ構造のため前席のすぐ後ろにエンジンが搭載されているのですが、これがとにかくうるさいうるさい。あまりのうるささのためドライバーは助手席との会話ができず、ヘッドホンとインカムが装備されていたほど。

⑤マクラーレンF1

右ハンドルでも左ハンドルでもなし

1993年の発売当時は車両価格1億円で話題をさらったマクラーレンF1。現在もプレミアがつきまくり、一時は15億円もの値段がついたプレミアムカーですが、その仕様もかなりのプレミアムぶりでした。

F1マシンのデザイナーでもあるゴードン・マレーが製作したこともあるのか、なんとドライバーは車のド真ん中に座るという配置になっています。右ハンドルでもなければ左ハンドルでもなく、F1マシンのように中央部に座るという独創的すぎるレイアウト。

ちなみに真ん中にドライバーが座り、その両隣に助手席があるフロント3座という方式です。

⑥ケーニグセグ

ドアの開き方が変態チック?

ドアの開閉方式といえば一般的な横開きや、高級車でおなじみの観音開き、ランボルギーニでおなじみのガルウイングなどがありますが、スウェーデンにあるケーニグセグではかなり変わったドアの開閉方式を採用しています。

ドアがそのまま外側に開いてから今度はドアがくるっと回転するという仕組みで、メーカーでは「ディヘドラル・シンクロ・ヘンドリクス・アクチュレーション」と名付けています。この方式、実際に見るとかなり異様です。

個性あふれるスタイリングや目が飛び出るような車両価格だけでなく、機能や装備にも徹底してこだわっているプレミアムカーたち。街中で見かけることはほぼありませんが、それでも確かに一般車両として販売され、地球のどこかの公道をきっと今でも走っています。

車の可能性をまだまだ感じさせてくれる偉大なる存在が、このプレミアムカーなのかもしれませんね。

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