BBS鍛造アルミホイールで走行性能は変わるのか?齋藤聡が徹底解説

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BBS×斎藤 聡

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BBS製鍛造アルミホイールで、はたして走行性能は変わるのか?先日のユーザーアンケートでも、多くのオーナーが走行性能の変化を感じていると答えていらっしゃいました。。CarMe編集部ではその確証を得るため、タイヤに精通するジャーナリスト齋藤聡氏に依頼し、実際にホイールを履き替えて走りの違いをチェックしてみることにしました。
Chapter
テスト車には初期型SUBARU BRZ
驚きの軽さで劇的変化
ミシュランPS4との相性
年式が経った車両にこそ・・・
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テスト車には初期型SUBARU BRZ

テスト車は、あえて型落ちをチョイス。スバルBRZ(2012年式・5万キロ)であります。まさにモデル初期型で、中古市場でも値ごろ感が出てきた車両と言えます。

装着したのは、BBS製1ピース鍛造アルミホイールRE-L2。サイズは 17×7.0インセット48というもの。
これにミシュラン パイロットスポーツ4( PS4) を組み合わせています。

インプレッションジャーナリスト紹介

斎藤 聡

モータージャーナリスト。車両のインプレッションはもちろん、タイヤやサスペンションについて造詣が深く、業界内でも頼りにされている存在。多数の自動車雑誌やWEBマガジンで活躍中。某メーカーのドライビングインストラクターを務めるなど、わかりやすい解説も人気のヒミツ。

驚きの軽さで劇的変化

結論を急げば“劇的に変わる!!”そういえるほどの明確な違いがありました。

なにより走り出した瞬間から、足元が軽い。たとえば、バスケットシューズをジョギングシューズに履き替えて踏み出した一歩。それくらいの違いがあります。

走りだしのみならず、ブレーキもスッと止まる。ただ止まるだけじゃなく、スピードコントロールのためのブレーキ操作も不思議なくらいやりやすくなっています。

ミシュランPS4との相性

走っているときも、路面の凹凸にサスペンション(≒タイヤ&ホール)が追従して細かな路面のアンジュレーションを伝えてくれます。なので路面の様子が、よりわりやすくなるのです。
ただし、これはタイヤを介しているので、タイヤの性能にも大きく左右されること。タイヤがヨレればその感触も伝えてくるので、タイヤの選択は、とても重要になります。
アルミホイールのテストでミシュラン PS4が優れていると思うのは、タイヤ自体の真円性が高く、ダンピング性能やねじり剛性、トレッド面のブロック剛性などが適切でバランスが良く、高いレベルで均整がとれているところです。

しかもグリップレベルが高いので、アルミホイールやサスペンションにも高い負荷がかけられるのも良い。
そんなPS4との組み合わせで走らせると、素手で路面を触っているようなコンタクト感に、トレッド面がねじれてスリップアングルが増え、それにともなってグリップが高まっていく様子さえもイメージできます。
と同時に、タイヤの硬さとは異なるカチッとした剛性感が感じられます。この硬さはBBSのホイールによるもの。
硬さ(剛性感)は均質で、歯切れのよい感触で、あらためて軽量で高剛性なアルミホイールであることが実感できました。

年式が経った車両にこそ・・・

1回目の車検を終え、あるいはユーズドでBRZ・86を買い、なにかチューニングしたいと思っているなら、サスペンションを換える前にアルミホイールとタイヤの交換…RE-L2+PS4という選択肢も考えてみませんか?きっと足元が軽快で、シャキッとした乗り味の86を楽しむことができるはずです。

なにしろアルミホイールの重量はわずか6.1kg(!)という超軽量(片手で軽々と持ち上げれました)
ちなみに86の純正17インチアルミホイールの重量は9.1kg。1輪あたり3kg、合計12㎏の軽量化は、なまじっかのチューニングを超える効果があるでしょう。
ただし、これは前提条件である“BBS製鍛造アルミホイール”という部分も重要です。

もちろんBBS製だけがすべてではないのですが、BBS製のアルミホイールには、多くのスポーツカーメーカーに純正採用される品質の高さと安定性(真円性が高く、かつディスク部、ドラム部ともに高剛性)という性能があります。

そういった技術に裏打ちされたうえでの軽量な鍛造アルミホイールが、BBS製品というわけなのです。

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