【対立比較】エクストレイルとフォレスターの魅力|真のSUVの条件を満たすのは?

"誰もが乗れる"日産 エクストレイル

日産 エクストレイル

エクストレイルは、日産が2000年から製造・販売するミドルサイズのクロスオーバーSUVです。初代のコンセプトは「4人が快適で楽しい、200万円の使える四駆」というもの。

現在、SUVはその人気から「高級化」が進んでおりますが、日産はキープコンセプト、そしてどちらかといえば「オフロード」イメージの強い展開をしております。もしかしたら「雪山を豪快に走る赤いエクストレイル」のTVCMを見た方もおられるのではないでしょうか。

現行モデルは2013年にモデルチェンジをうけた「3代目」となっており、初代は2.0Lターボエンジンのグレードもありましたが、現行モデルは「ハイブリッド」も用意されるなど、環境性能も重視するようになっていますね。

価格も223万円~と、高級路線ではなく、多くのユーザーに乗ってもらうSUVとしての色合いがあり、2001年~2011年の10年間、日本国内のSUV形乗用車販売台数第1位をキープした、国民的SUV、ともいえるモデルです。

独特のSUVスバル フォレスター

フォレスター

スバル フォレスターは1997年には発表されたスバルのクロスオーバーSUVモデルです。初代モデルから、車体のベースになっているのがラリーでも活躍した「スバル・インプレッサ」となります。初代モデルと二代目モデルをみていただくとわかるように、"いわゆるSUV"とは少し違いますよね。

ツーリングワゴンの天井を少し拡大したような形。しかし、通常の乗用車と変わりなく乗れる、という部分もあろうと思います。

2007年に発表された三代目フォレスターは大きく姿を変更。車高も高くなり、皆がイメージする「SUV」のテイストになりました。基本ベースはインプレッサと同じものですから、走りの信頼性は損なわれず、さらに4代目はフロントマスクもより精悍なデザインに刷新、2013年にグッドデザイン賞を受賞しています。

走行性能は勿論、スバルは「アイサイト」といった安全装備も充実させており、その安全性能でも高く評価されている一台です。

初代から「本格SUV然」とした日産 エクストレイル…

日産 エクストレイル

初代からエクストレイルは「オフロードユース」に重きを置いたイメージを持たせています。当然、車高も高く室内空間も広い、SUVならではのデザインとなっているのが特徴。それ故に初代、2代目と直線を基調にした頑強さ・タフさをイメージさせるデザインとなっていました。

現行のエクストレイルは、今までの力強いデザインを残しつつ、「先進感」あるデザインに変更となっています。ルノーと共同開発した部分(プラットフォーム)もあるので、どこかルノーの持つ欧州的な柔らかさが加わった、という印象。

エクストレイル

内装は、元来アウトドアユースを念頭に置いたモデルですから、そうしたツールを搭載しやすい仕様になっています。現行モデルではシックな内装デザイン。しかし、シートの表皮は「耐水性」をもたらせており、スノーボード、スキー板などを積み込んでもシートのメンテナンスがしやすい、という特徴があります。

インパネ類も丸みをもたせたデザインになっており、「タフさ」一辺倒ではなく、ユーザーフレンドリーな性質に変化させて、幅広いオーナー層に訴求するものになっていると言えそうです。

セダンベースからの、本格クロスオーバーSUV フォレスター

スバル フォレスター

初代、二代目までは、どこか「インプレッサ」「レガシー」のイメージを残したエクステリアデザインだったフォレスター。スバルファンには、そこも魅力だったと思われますが、三代目より大幅にそのイメージを「SUV寄り」に変更。明確なキャラクターを持たせています。

車体も大きくなっており、旧ユーザーからは「重くなった」と言われることもあるようですが、実は重量増20kg~ほどと、最低限に抑えられており、それほどデメリットにはなっていないと言えます。

さらに熟成された4代目モデル(現行)は、SUVらしい力強いデザインながらも、それまでの「スバルのイメージ」をきっちり残し(戻し)、機能性にも配慮したデザインとなっています。そうした点も評価されてか、2013年のグッドデザイン賞を受賞しています。

スバル フォレスター

インテリアはスバルの持つ「スポーティさ」と、上質感を上手く融合させたものに。

シートはエクストレイル同様、「撥水仕様」となっているファブリック/合皮をはじめ、より上質感を醸す「本革シート」も用意されています。

スバル フォレスター

インテリアはスバルの持つ「スポーティさ」と、上質感を上手く融合させたものに。

シートはエクストレイル同様、「撥水仕様」となっているファブリック/合皮をはじめ、より上質感を醸す「本革シート」も用意されています。

SUVに欠かせない積載性

アウトドア

世界中で人気となったクロスオーバーSUV。そのボディ形状から「荷室が広い」という特徴があり、アウトドア派のニーズに応えられる…といった以上に、都市部での生活でも「買い物の際、荷物が多く運べる」という大きなメリットがあるわけです。時に大きな荷物も積めてしまう、と言えますよね。

今回はエクストレイルとフォレスターの積載性の比較をしてみましょう。

タフな使用に応えるエクストレイル…

日産 エクストレイル

エクストレイルは、初代からウインタースポーツなどの荷物を積載するコンセプトがあり、撥水シートといった装備が採用されていました。現行モデルも同様で、室内フロアを水洗いできる、という利便性があります。

ラゲッジルーム容量は550L。充分な容量といえます。ただ、ゴルフバッグは横積みすることは苦しいようで、ここはゴルフ好きな方には少々不満もあるかもしれません。しかし、リアの分割シートを一つ倒せば、縦に積み込む事は容易。ただ荷室入口の高さは94cmと高くなっており、積載性は非常に優れていることは、間違いありません。

防水加工はアウトドア派に非常に魅力的な装備。アクティブな積載能力を持っているのがエクストレイル、と言えます。

フォレスターの積載性は?

スバル フォレスター

フォレスターのラゲッジルームの容量は505L(電動テールゲート仕様は488L)と、エクストレイルより45L少ない仕様となっています。

室内のサイズは両車ほぼ同サイズなので、これはレイアウトによるところでしょう。

積載性では若干エクストレイルに劣る結果ですが、荷室の床部のトレーは「発泡スチロール製」となっており、水洗いをすることができる仕様になっていますから、アウトドア派も安心して使う事が出来るといえます。

積極的にアウトドア使用とする方であれば、エクストレイルの方が向いているといえますが、日常生活においてはどちらも高い利便性を備えていると言えるでしょう。

次ページSUVの真骨頂!オフロードはどの程度走れるのか?エクストレイル・フォレスターを比較

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