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インプレッサWRXSTIやランエボXに採用されているボンネットダクトの種類や効果とは?

良く見かけるターボ車用ボンネットダクト

エンスト

ターボ車用の突き出ているボンネットダクトはエアインテーク(またはエアスクープ)と呼ばれ、エンジンの上にインタークーラーを置いている車種に採用されます。ここから空気を取り入れ、インタークーラー(吸気温度を下げるパーツ)を走行風で冷やします。

エアインテークがついている=インタークーラーが上置きになっているターボ車という認識は間違っていませんが、グレードが混在するモデルでは「NAモデルなのに、ボンネットにエアインテークがついている!」といった場合もありますので注意が必要です。(L800系オプティビークスのNAエンジン等)

「インプレッサWRX STI」等のスポーツモデルではかなり大きなエアインテークが装着されているので、運転席から見ても目立ちます。

ターボ車だからといって、必ず採用されるわけではない??

ターボ車全てに採用されるわけではなく、前置きインタークーラーなどを採用している車両の場合は装着されていません。ハイチューンエンジンの場合は前置きインタークーラーへ変更することも多々あります。

では何故純正ではエンジンの上にインタークーラーを置くのでしょうか??メリットとしては、パイピングの短さ(レスポンス向上)やオーバーハング内の重量物を少なくできる等があります。軽自動車やコンパクトカーの場合、スペース上の理由で上置きインタークーラーを採用しており、ボンネットにはダクトがつく場合が多くなります。

スバル車やコンパクトカー・軽自動車に採用されるケースが多いです。ロータリーエンジンではRX-7(FC3S)に採用されていましたが、FD3Sに変更される際、ボンネットを低くする為に撤廃されました。

MRエンジン車では、ルーフ上などにエアインテークが設置されます。ドライバーよりリア側にエンジンがあるので、フロントボンネット下にある場合より自然に風は当たらず、積極的な冷却が重要となります。

飛び出ていないボンネットダクトはどんな効果がある?

スポーツカー等の社外製ボンネットには、大きな面積を確保したダクトが採用されているケースは多くあります。これは、バンパー下から入った空気がボンネットの穴から出ていくことにより冷却効果の向上が期待できます。また、素材もFRP製やカーボン樹脂を使ったものが多く、同時に軽量化が可能です。

しかし、開口部が大きく雨なども入りやすいです。エンジンルーム内のハーネスやセンサー用のカプラーに水がついてしまうのは明らかなデメリットとなります。社外製ボンネットダクトと一緒にダクト用のカバー(普段は蓋をして使用)できるものが併売されている場合もあるので、普段乗りや屋外駐車時には対策を施すのが良いでしょう。

ランエボXやGT-Rは純正でダクトがあるように見えるが?

前置きインタークーラーを採用していても、ボンネットにダクトがある車種も存在します。日本車ではスカイラインGT-R(BNRR34,VspecⅡ)やR35 GT-R、ランサーエボリューションX等が該当します。

BNR34VspecⅡやR35、ランエボX等にはNACAダクトが採用されており、これはNACA(NASAの前身)がかつて開発したものです。構造上飛び出てはいませんがアインテークとなっており、タービンやエキゾーストマニホールド等の冷却を行います。突起していない低抵抗導入口です。フェラーリやランボルギーニ等のスーパーカーにも採用されていたダクトです。

最近では、S660のボディ下部の、普段は見えない箇所に採用されています。

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