モーターじゃダメ!? ガソリン車にあってEV車にない魅力5選

モーターじゃダメなんだ!ガソリンエンジンの魅力とは…

各メーカーはハイブリッドモデルをラインナップに持ち、日産は新型ノートにレンジエクステンダー方式のEVモデルを発表しました。

これまで航続距離や充電インフラに課題があったEVですが、こうした課題も徐々にクリアされつつあり、積極的にEVをチョイスする時代が到来しそうな気配があります。

しかし多くのクルマ好きは、EVに魅力を感じない…という傾向があると言われます。その理由を探ってみました。

1、五感に訴えるエキゾーストノート

まずEVに絶対的に欠けているものが、エキゾーストノートをふくめたガソリンエンジン特有のメカニカルノイズでしょう。とくにエンジンの回転数とともに変化していくエキゾーストノートは、ドライバーの感性・衝動に訴えるものが確実にあります。

一方モーターは、聞こえてもヒュイーンといった感じのメカノイズ。心地よい音とは言い難いものがあります。風切り音とロードノイズのほうが気になってしまいます。

2、全国どこでもすばやく給油できる。

ガソリン

現実問題として、ガソリン車の魅力というべきか、安心して乗れる理由に、給油が手軽にできるという点があります。ガソリン店の閉鎖も指摘されている昨今ですが、それでもこの優位性はしばらく揺らぐことはないでしょう。

またEVは、自宅で充電する場合は8時間(6kW普通充電器/日産リーフの場合)。出先ではディーラー等の急速充電設備で40分ほど80%の充電が可能とされていますが、ガソリン給油に比べれば、相当に時間を要します。

3、ドラマチックな出力特性

ポルシェ 911 ターボ

出力特性。これはガソリンエンジンの弱点ともいえますが、一方でやはり魅力といえるのではないでしょうか。

ターボエンジンならブーストがかかった時のシートに背中が押し付けられる加速とトルク感。自然吸気エンジンであれば、官能的なエキゾーストノートとともにどこまでも吹けあがるような高揚感を感じるわけです。

モーターは初動から最大トルクを発揮し、トルクもフラットに出ていく特性があります。これはこれで優れている部分でもあるのですが、やはり「面白み」という点では、まだガソリンエンジンが勝っているようです。

4、カスタマイズの魅力

【東京オートサロン2017】monster sports

ガソリンエンジンは、多くのパーツから成り立っています。空気を吸って、燃料と混ぜて爆発させ排気させる。それゆえにそのパーツを交換することでパワーアップさせることも可能ですし、またマフラーを交換することで自分好みのサウンドを得ることができるかもしれません。

ターボ車であればブーストアップで安易に出力を向上させるおともできますし、そうしたチューニングはいまのところガソリンエンジンだけの魅力でしょう。

もちろん、EVでもECUをカスタマイズしたり、バッテリーやモーターを換装するなど、チューニングを楽しむ時代が来ないとは言い切れませんが、しばらくポピュラーなものになることはないでしょうね。

5、航続距離

ガソリンスタンド

新型リーフは400km、テスラ モデルSのベーシックなモデルで466km、BMW i3で390km。満充電時の航続距離では、60Lクラスの燃料タンクを備えたガソリンエンジン車には敵いません。

改良によって航続距離が伸びているとはいっても、今度はバッテリーを載せるスペースが問題になったり、充電がネックになってしまいます。

これを改善するのがレンジエクステンダー(発電用エンジン搭載)モデルですが、現時点ではガソリン車に軍配が上がります。

エンジンは生き物のようだ

吸気、燃焼、排気、こうしたプロセス…つまりは、現象を起こしてエンジンは動いているわけです。手をかけないと機嫌が悪くなったり、お金をかけてパーツを替えると調子よくなったり。クルマ好き、ことさら旧車を愛する方などが「エンジンは生きている」と感じるのは、そんなところにあるようのす。

まだまだEVにはない魅力を、たくさん持っているのがガソリンエンジン。もちろん環境面でのネガを指摘されてしまう部分もありますし、いずれは駆逐されてしまう存在なのかもしれませんが、うまく棲み分けて、今後も素敵なエキゾーストを聴いていたいと願うところです。

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