スバル、次世代スポーツセダン「VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」を世界初披露【全文書き起こし】

【東京モーターショー2017】スバル

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2017年10月25日、東京モーターショー2017にて、スバルはプレスカンファレンスを開催。株式会社SUBARUの代表取締役社長 吉永泰之氏は、次世代スポーツセダンのコンセプトモデル「VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」を世界初披露するとともに、スバルの今後の動きについて語りました。

Photo:M.Yamada
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次世代スポーツセダン「VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」を世界初披露!

次世代スポーツセダン「VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」を世界初披露!

皆さん、おはようございます。

こんなに沢山の方々においでいただきまして本当にありがとうございます。スバルの吉永でございます。

本日はスバルブースにお越しいただきまして誠にありがとうございます。

私達スバルは、スバルブランドの更なる強化を目指し、お客様の心の中で際立つ存在となるべく、スバルだけが提供できる、安心と楽しさを強化することに努めてまいりました。

今年の4月には会社の社名を「スバル」に変更し、モノを作る会社から、笑顔を作る会社へと宣言いたしました。

私達が提供する商品を通じて、その先にあるお客様の人生を豊かに、笑顔溢れるものにすること。これこそがスバルブランドの使命です。

その思いで、ブランド強化に取り組んできた結果、スバルと共にある人生を楽しんでくださるお客様、日本だけでなくグローバル市場で増え続けていただいていることを実感しています。

大切な家族や仲間と共に旅行を楽しむ方、趣味の道具をたくさん詰め込みアウトドアを楽しむ方、モータースポーツを楽しむ方など、さまざまに楽しんでいただいております。

また多くのお客様が長い期間にわたってスバルをご愛用下さっています。たとえばアメリカでは、ご購入いただいたスバル車の98%が10年以上、使われ続けているという調査結果も出されています。

このように、多くの方々の人生に不可欠なパートナーとしてスバルをお使いいただけている理由は、スバルは安心と楽しさ、だと考えています。
まずは、安心安全なクルマづくりについてです。

高い安全性能を絶対条件とする航空機メーカーとして100年前に誕生して以来、スバルは最高水準の安全性を追求するDNAが根付いています。

私達は独自の運転支援システム「アイサイト」を進化させ続けて、交通事故ゼロを追求しています。

今年6月に発表した高度運転支援技術、「アイサイトツーリングアシスト」は、事故ゼロの実現と、その先にある自動運転に向けた進化のワンステップです。

アイサイトをベースとした自動運転の将来技術開発を加速させるべく、北海道の私どもの会社の研究実験センターを拡張し、自動運転専用テストコースを今月、完成させました。

冒頭にも少しお話ししましたが、スバルのお客様は、クルマを単なる移動手段としてでなく、それぞれのライフスタイルに合わせて、作り手の我々が驚くほど、クルマを徹底的に楽しまれています。

ここまでスバルがお客様からご指示いただけている理由、それは安心に支えられた楽しさであると考えています。なかでも、走る楽しさは代表的な例だと思っております。

その意味では、スバルには約40年にわたり培ってきたモータースポーツ・ヘリテージがあります。

長年のモータースポーツ活動の積み重ねの上にスバルの走りの象徴であるSTIブランドがあり、商品展開も充実させてきております。
本日、実車としては初公開となる、こちらのS208にも、モータースポーツのノウハウが沢山詰まっております。

おかげさまで毎回完売となるSシリーズの最新版S208は、スバルが走りの楽しさを最も色濃く表現したパフォーマンスモデルです。今回は450台限定で抽選販売とさせていただきました。

また我々の最大市場である米国のお客様からの期待にこたえるべく、来年はじめWRX STI タイプRAなど、パフォーマンスモデル2車種の販売を開始する予定です。
続きまして、こちらのメインステージ上のクルマですが、スバルのVIZIV PERFORMANCE CONCEPT(ヴィジヴ パフォーマンス コンセプト)と名付けました。

これまでのスバルブランドを表現する為に、コンセプトカーを発表してまいりましたが、今日皆様に改めてお伝えしたい事は、最高の安全性能を実現しつつ、スバルの走りをはじめとする、クルマのさまざまな楽しさを追求し続ける、私達の思いです。

そのような私達の意思をカタチにしたものが、このヴィジヴ パフォーマンス コンセプトです。

スバル共通のデザインフィロソフィー、「ダイナミック×ソリッド」に基づいた次世代スポーツセダンとして、走りの楽しさをカタチにしました。

さらに性能を向上させた次世代のアイサイトを組合わせるなど、2020年に実現を見込んでいる高度運転支援技術を採用し、楽しさを支える安心も表現しております。
今後も安心と楽しさを融合した独自の価値を提供しつづけてまいりますが、次に登場する新しいスバルは、北米専用、新型三列SUV「アセント」。来月アメリカで発表いたします。

大変魅力的なスバルとして仕上がってきております。

そのアメリカをはじめとする世界各国の第三者機関の安全性評価として、スバル車の衝突安全性能は軒並み最高評価を獲得し続けております。

直近では今月、新型XVとWRXが米国IIHSトップセーフティピック+を獲得しました。これにより、独自の運転支援システムアイサイトを装着したスバルの全車がトップセーフティピック+を獲得したことになります。

アイサイト搭載車のグローバル累計販売は、約150万台にのぼります。この実績は、私達技術陣が約30年に渡ってアイサイト開発ノウハウを蓄積し、地球上を走り回って、事故を無くしたい、そういう思いの中で、最高の予防性能を研究し続けてきた結果でございます。

スバルに大切なことは、常に航空機メーカーという原点を起点とし、スバルらしさを追求することだと強く思っています。

絶対的な安心感に包まれた、自由に移動する楽しさ、豊かで笑顔にあふれる人生、航空機や自動車の普遍的な価値、安心と楽しさをスバルブランドは提供し続け、お客様にもっともっと多くの笑顔が生まれるよう、今まで以上に際立つスバルを実現していきます。

是非、これからのスバルをご期待ください。

本日はありがとうございました。
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