マイティボーイやカプチーノなど…「人と同じことはやらない」スズキの風土が生んだ名車5選

①フロンテクーペ

スズキ フロンテクーペ

1971年にデビューした、フロンテクーペ。当時の軽自動車規格は、現在よりもサイズ・排気量ともに小さく、各社は揃ってクーペモデルの軽自動車を投入しました。

当時ラインナップにあったフロンテセダンをベースにクーペモデルを製作、それがフロンテクーペになります。2ストローク3気筒エンジンは、最高出力37ps。排気量は356ccだったので、リッターあたり100馬力オーバーのハイスペックエンジンでした。

カーデザイン界の巨匠、ジウジアーロ氏がデザインに携わったことでも有名な360時代の軽自動車です。

②マイティボーイ

スズキ マイティボーイ

1983年に登場したマイティボーイは、2代目セルボをベースに制作されたピックアップトラックです。

Bピラー後方にパネルを追加して、クーペに見えるサイドビューを持たせるなど、「人と同じことはやらない」というスズキのモットーを象徴する、独特なスタイリングが目を引きます。

車両価格は当時の4輪車ではもっとも廉価な45万円。CMで「スズキのマー坊とでも呼んでくれ」という台詞があったことから、マー坊の愛称で親しまれ、お金に余裕のない若者をターゲットに売り出されました。

1988年に生産を終了。その珍しいデザインから、現在でも人気の高いモデルです。

③カプチーノ

スズキ カプチーノ

スポーツカーイメージは薄いスズキですが、1991年に軽スポーツカーのカプチーノを発売しています。

当時の軽自動車スポーツカーのなかでは、唯一FRレイアウトを採用。同時期に発売されていたマツダのオートザムAZ-1、ホンダのビートと頭文字を合わせて、「ABCトリオ」と呼ばれました。

なかでもカプチーノは、チューニングベースとしても人気が高く、200ps以上のパワーを発生するモンスターマシンまでありました。

④ワゴンR

スズキ ワゴンR

販売面でいうと、スズキ歴代ナンバーワンといえるモデルが、1993年に登場したワゴンR。

当時、軽自動車の問題であった室内空間の狭さを克服した、革新的なスタイリングは、良くも悪くも、現在のトールワゴン隆盛のきっかけを作りました。

発売から20年経った2013年に、国内累計販売400万台を突破。20年での達成は、それまでのアルトの記録を抜き、スズキ歴代最速となりました。

⑤ジムニー

スズキ ジムニー 1990

最後は、忘れてはならないジムニーです。スズキのベストカーはなに?と聞かれて、ジムニーを推す方も多いのではないでしょうか。

ジムニーは、日本独自の軽自動車規格という環境のなかから生まれた、世界に誇るオフロード4輪駆動車です。小さい車体ながらも抜群の走破性能を誇り、日本のみならず世界中に多くのファンを持ちます。

いかがでしたか?個性の強いスズキの車両を眺めていると、今後どんな名車が誕生するのか、楽しみですね!

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