バブルを生き抜いた名車、シルビアと180SXの違いは?
更新日:2020.01.08

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バブル真っ只中の1988年、デートカーブームを起こすきっかけになった日産のシルビアS13型が誕生します。約1年遅れで誕生した180SXとの違いは何でしょう?
901運動の成果として登場した車
1989年代、日産自動車は「1990年代までに技術世界一を目指す」という目標をかかげ、品質向上に力を注ぎました。
901運動と呼ばれたこの活動は、1980年代から低迷していたシェア回復の対策として行われました。
その結果、日産は数々の名車を生み出し、技術面も大幅に向上。ブランドイメージのアップや販売回復に貢献しました。
シルビア(S13)と180SXも、この901運動から生まれた車です。
901運動と呼ばれたこの活動は、1980年代から低迷していたシェア回復の対策として行われました。
その結果、日産は数々の名車を生み出し、技術面も大幅に向上。ブランドイメージのアップや販売回復に貢献しました。
シルビア(S13)と180SXも、この901運動から生まれた車です。
シルビア史上、最も販売台数が多いS13
901運動の一環として誕生した5代目シルビア(S13型)。
未来的なデザインは、”アートフォース・シルビア”と表現され、グッドデザイン大賞を受賞しています。すでに先行して販売されていた3代目のプレリュードとともに、デートカーブームを巻き起こしました。
もともとデートカーというコンセプトから生まれたシルビアですが、ミドルクラスの後輪駆動車でスポーツ走行にも適した設計であったことで、販売台数を大幅に伸ばします。
つまり、硬軟双方のファンに支持されることとなったのです。
未来的なデザインは、”アートフォース・シルビア”と表現され、グッドデザイン大賞を受賞しています。すでに先行して販売されていた3代目のプレリュードとともに、デートカーブームを巻き起こしました。
もともとデートカーというコンセプトから生まれたシルビアですが、ミドルクラスの後輪駆動車でスポーツ走行にも適した設計であったことで、販売台数を大幅に伸ばします。
つまり、硬軟双方のファンに支持されることとなったのです。
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