ディアマンテやヴィヴィオ等…今なら30万円以下で買えるレアな名車5選!

スズキ ワゴンR ワイド

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中古車でしか味わえない楽しみの一つに、絶版車に乗ることがあります。絶版車といってもトヨタ2000GTやハコスカなどは、高嶺の花になってしまいましたよね。ところが、50万円以下で買えるレアな絶版車があります。そんな激レアな中古車5台を紹介します。
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(2017年6月19日)
Chapter
三菱 ディアマンテ 30M-SE
スズキ ワゴンR ワイド
日産 アベニール
ダイハツ YRV
スバル ヴィヴィオ RX-R

三菱 ディアマンテ 30M-SE

※写真は2代目ディアマンテ 25V-SE

三菱ディアマンテはバブル華やかな1990年に初代がデビュー。どことなくBMWっぽいシルエットを持つ3ナンバー専用ボディに、マルチビジョンや電子制御サスペンション、4WSなど、バブル時代を象徴するハイテク装備を多数搭載したハイクラススポーティセダンとして人気を博しました。

激レアモデルとは、2代目ディアマンテ 30M/30M-SE。搭載されるエンジンは、排気量2,972ccの自然吸気6G72型。V型6気筒 DOHC 24バルブ MIVECを搭載し、最高出力199kW(270ps)/7,000rpm、最大トルク301.1Nm(30.7kgm)/4,500rpmを発生する怪力モデルですが、生産は1995年1月から1997年7月までの約2年半のみでした。

排気量NAならではの気持ちいい吹き上がりとトルク感が魅力の1台です。

スズキ ワゴンR ワイド

顔はワゴンR。しかし、少しワイドで白いナンバーを付けているが、1997年にデビューしたワゴンRワイドです。スズキ ソリオの初代モデルという位置づけになります。

普通乗用車登録のワゴンRワイドには、2種類のエンジンが用意されており、NAモデルは51kW(70ps)/7,000rpm、88Nm(9.0kg·m)/3,500rpmという標準的なスペックですが、ターボ版は1.0Lの排気量ながら、最高出力74kW(100ps)を発揮するK10Aインタークーラーターボエンジンとなります。

リッターあたり100psのワゴンRワイドは、スポーツカー顔負けの快速トールワゴンなのです。スズキファンの間では、スワップベースとしても人気があるエンジンです。

日産 アベニール

※写真は2代目アベニール Si

ブレイク前の松嶋菜々子がCM出演(1995年)していたことでも有名なアベニール。スタイルはやや地味ながら、スポーティなイメージと広々としたラゲッジルームが、実用的なステーションワゴンとして人気を博しました。後継モデルは、ウィングロードです。

激レアモデルは、1998年デビューの2代目アベニールにラインナップされていたSR20DET搭載のGT4シリーズです。

エンジンは、日産のS13シルビアや180SXなどに搭載されていたことでも有名なSR20DET。駆動方式は4WDで、電子制御で前後のトルク配分を変化させるアテーサE−TSが搭載されていました。

他のエンジンは、直4 2.0L QR20DE、直4 1.8L QG18DE、直4 2.0L CD20ET ディーゼルと合計4種類。最もホットなSR20DETを搭載するGT4シリーズには、4ATが組み合わせられました。

ダイハツ YRV

ダイハツ YRVという車。2000年に発売されたYRVは、ストーリアをベースに開発されたコンパクトカーで、スポーティとスペース効率を両立させたモデルです。

日本市場よりも、欧州市場での販売を想定してデザインされ、操縦性も欧州を意識した開発が行われました。

エンジンは、初代トヨタ ヴィッツ用の1SZ-FE型 1.0Lをベースにした1.3Lと、それにターボを追加した2種類をラインナップ(初期のみ1.0Lも用意)していました。

かなりのレアモデルですが、なかでもターボモデルが激レアです。発売当時世界最強の1.3LといわれたK3-VET(DVVT付DOHC16バルブ・EFI・インタークーラーターボ)型エンジンのスペックは、最高出力103kW(140ps)/6,400rpm、最大トルク177Nm(18.0kgm)/3,200rpm。

車両重量950kgに対して最高出力140ps、パワーウェイトレシオはなんと6.7kg/psと、コンパクトカーではありえない、もはやスポーツカーといえるほどの動力性能を誇っていました。

スバル ヴィヴィオ RX-R

スバル ヴィヴィオは、1992年から1998年にかけて生産販売されていたハッチバックタイプの軽自動車。同じスズキのアルト ワークスや、ダイハツ ミラ TR-XXなど、スポーツ系の軽ですが、ヴィヴィオは国際ラリーに出場している本物度抜群の過激なスポーツ軽なのです。

スーパーチャージャー付きの4気筒DOHC660ccエンジンは、最高出力は47kW(64ps)/7,200rpm、最大トルク88.3Nm(9.0kg.m)/4,400rpmをそれぞれ発生。ミッションは、5MTのみという割り切ったものでした。

車体強度と剛性もすこぶる高く、また軽自動車では例のなかったニュルブルクリンクでの最高テストも敢行。RX-R(FF)は、9分54秒台のベストタイムを記録したほか、筑波サーキットでのテストにおいても、1分13秒35という軽自動車としては極めて優秀なタイムを記録しています。

なかなかレアなラインナップ。筆者が一番気になるのは、LサイズセダンながらFF、4WDの設定があったディアマンテです。
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