懐かしの「ホンダミュージック」…どんな排気音か覚えていますか?

ホンダミュージックとは?

ホンダ F1 (2016)

「ホンダミュージック」とは、1960年代初めにホンダがオートバイレースに参戦していた頃に呼ばれたのが始まりとされています。

ホンダの創設者である本田宗一郎氏は、「エンジンは回れば回るだけ良い」という考えを持っており、当時の250ccGPレーサーのエンジンは空冷4サイクルで18,000回転(最高出力60ps以上)も回ったという超が付くほどの高回転型でした。

このメカニズムは明らかにライバルメーカーとは異なるもので、高回転による高周波音を管楽器のが奏でる音に例えて「ホンダミュージック」と呼ばれるようになりました。

それを1989年からF1の実況をしていた古舘伊知郎氏が流用し、ホンダF1のエンジン音(エキゾーストノート)を指すのが一般的となりました。

当時のF1は、自然吸気の3.5Lで争われており、ホンダは1989年にRE109E=V10(マクラーレンMP4/5)、1991年にRE121E=V12(マクラーレンMP4/6)を投入。いずれも13,000回転以上回ったとされ、これらが「ホンダミュージック」と呼ばれることになったのです。

これがホンダミュージック

フェラーリやランボルギーニのV12エンジン音も聞いていて心地良いものですが、ホンダが採用していたV12気筒エンジンがもっとも「ミュージック」と表現できるのではないでしょうか。

それでは「ホンダミュージック」が、どんなものだったのか聞いてみましょう。


どこまでも伸びていく高周波音が印象的ですね。特に動画の2分30秒あたりでストレートを通過するマクラーレン ホンダMP4/6の超高回転音は,
エンジンの唸りというよりは管楽器を思わせる高周波音ですね。

エンジン音は車の命でもある

車に興味のない人にとってエンジン音は、特に気にならないかもしれません。しかし、車好きにとっては、車が奏でる「音」というのはスタイリングと同等に重要です。いくらカッコよくて速い車でも、奏でる音がそれに見合わないようであれば、百年の恋も冷めてしまいますよね。

そのため、どのメーカーでもフラッグシップとなる、特にスポーツ向けの車では、音作りにもこだわりを見せているのです。

みなさんも愛車のエンジン音を、あらためて確認してみてはいかがでしょうか?

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