都会はなぜ渋滞するのか?都道府県別の道路実延長と車の保有台数の関係

道路実延長、上位と下位の都道府県は?

高速道路

まず、道路実延長とは、道路の総延長から重用延長、未供用延長及び渡船延長を引いた延長のことを言います。

国土交通省の道路統計年報2015によると、道路実延長の上位は3位が長野県(47,985.6km)、2位が茨城県(56,021.7km)、1位が北海道(84,653.1km)となっています。なんとなく東京や大阪などの都会が、道路は多いイメージがありますが、これら2つの都道府県は20位よりも下となっています。北海道はあれだけ広大な土地なので、なんとなく予想は尽きますね。

反対に、道路実延長が短い都道府県を見ていきましょう。45位に香川県(10,283.1km)、46位に鳥取県(8,844.6km)、47位が沖縄県(8,113.1km)となっています。のどかなイメージのある都道府県ですが、沖縄は土地柄や県の面積も関係しているのでしょう。

都道府県別の車の保有台数について

次に、都道府県別の車の保有台数を見ていきましょう。同じく上位と下位の3つの都道府県をご紹介していきます。(二輪車や軽自動車、貨物車、特殊車両も含みます)

自動車検査登録情報協会の2015年の調べによると、3位は埼玉県(4,039,354台)、2位は東京都(4,413,094台)、1位は愛知県(5,135,422台)という結果です。愛知はトヨタをはじめとした車の製造工場が周辺に多いことから、このような結果になっているのでしょう。

一方下位は、45位に高知県(560,503台)、46位が島根県(551,587台)、47位が鳥取県(463,238台)となっています。やはり、こちらの都道府県ものどかで渋滞も少なそうなイメージです。

都会が混む理由が納得できる!

道路実延長と車の保有台数を紹介しました。では、車1台あたりの道路実延長距離を見ていきましょう。都道府県別の車の保有台数トップ3から順番に見ていきます。

3位の埼玉県は1台あたり10.6m、2位の東京は5.5m、1位の愛知県は8.3mです。ちなみに車1台あたりの道路実延長距離が最も短い都道府県は、神奈川県の3.3mで、次に大阪の3.6mが続きます。

都会はやはり、1台あたりの道路実延長距離が短く、渋滞が起きやすいという事がこのデータから分かりますね。特に神奈川と大阪は道路実延長距離が長いわけではないので、数値が際立っています。

次に下位の都道府県を見ていきましょう。45位の高知県は25.0m、46位の島根県は33.1m、そして47位の鳥取県は39.3mとトップ3に比べて大きく差があることが分かります。

もちろん、同じ都道府県でも地域によって、渋滞が起きやすい箇所、空いている箇所はありますが、とても説得力のある数値ではないでしょうか?このデータが渋滞の緩和など日本の交通事情がより良くなるのに役立っていくといいですね。

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