今後、値上がりが予想される?車4選!

R33 ギャラリー

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中古車が値上がりする理由と言えば「人気の限定生産車」「需要があるのに後継車が無い」「モデルチェンジした新型が失敗作」などさまざまな理由があるでしょうが、今後値上がりの予想されるクルマをいくつかピックアップしてみましょう。

*2020年の情報です
Chapter
値上がりが予想される?車①|限定プレミア!ホンダ FK2 シビックタイプR
値上がりが予想される?車②|伝説の軽トラ!スバル サンバートラック
値上がりが予想される?車③|古くとも最強!三菱 ランサーエボリューションIII・V・VI
値上がりが予想される?車④|北米で幸せに!日産 R33 スカイライン

値上がりが予想される?車①|限定プレミア!ホンダ FK2 シビックタイプR

「現状、現実的に入手可能な中で、市販最速FF車」と言えるのがホンダ FK2型シビックタイプRです。

世界中でも8,500台、日本では750台のみが販売されただけで、車両本体価格428万円に対し、現在の中古車価格は車両本体で480~550万円と、プレミア価格で取引されています。既に新型シビックタイプRは英国製のハッチバック版が2017年デビューで確定しており、2018年には北米生産のセダン版も登場するという噂。

あくまで予測ではFK2を上回る性能を持つと言われているものの、それをユーザーにわかりやすい形で示すまで、FK2型タイプRの高価格は崩れないでしょう。また、性能面だけではなく、750台限定というレア度も加味する必要がありますから、場合によっては現状のプレミア価格がさらに押し上げられる可能性も否定できません。

限定の内訳はチャンピオンシップホワイトが550台、クリスタルブラック・パーツが200台のようですが、日本ではタイプRと言えば伝統色のチャンピオンシップホワイトが人気だけに、意外とブラックの方が安くなるかもしれません。

(※画像はシビックタイプR)

値上がりが予想される?車②|伝説の軽トラ!スバル サンバートラック

2012年に軽自動車生産から完全撤退したスバルが、最後まで作り続けたのはサンバートラック。

660cc水冷直4エンジンにNAまたはスーパーチャージャーというパワーユニット、軽トラ唯一のCVT、最後の四輪独立懸架軽トラ、あの赤帽が惚れ込んだ耐久性などからサンバーの人気は非常に高く、販売終了間際には「最後の最強軽トラ」という扱いだったのでした。

ダイハツ ハイゼットのOEMに切り替えるのでは無く、スバルがサンバーをダイハツに供給すれば丸く収まるのに、と惜しむ声も多かったのです。

しかし、そもそもスバルの軽自動車工場を潰して86 / BRZの工場を作る計画でしたから、いかにサンバートラックが優れていようと、他の選択肢は無かったのでした。

それだけにサンバートラックは生産終了間際から中古車価格が異常な高騰を示しており、それは現在も続いています。

今はまだ「生産終了間際の低走行車」「スーパーチャージャー」「元・赤帽車」(耐久性に優れた赤帽仕様エンジン搭載)に限られていますが、いずれタマ数が減ってくれば、普通のサンバートラックも価値が上がってくるでしょう。

値上がりが予想される?車③|古くとも最強!三菱 ランサーエボリューションIII・V・VI

エボVIIIが正式輸出されるまで国内専用車だったランサーエボリューションですが、その中でも人気なのは5ナンバーサイズ最強のIIIと、3ナンバーサイズでもまだ大きく重くなる前のV、VIです。

軽量ハイパワーで戦闘力も高い事から、まだモータースポーツイベントや走行会ではバリバリの現役で、最新鋭のエボX、ランエボ史上最強と言えるエボIXMRにも改造やドラテク次第でまだまだ対向可能。

さらに第1世代ランエボ(1992年登場)が来年でデビュー25年となる事から、米国の25年ルール解禁(米国で正式販売されていなくても、新車デビュー時から25年で自由に販売できるようになる)で北米に渡るものも多くなると見られています。

特にエボIIIはこれから価格が上がる、あるいは市場から急速に消えていくのではないでしょうか。

値上がりが予想される?車④|北米で幸せに!日産 R33 スカイライン

R32スカイラインが米国25年ルール解禁で日本から消えつつあるのは有名ですが、それに続く「北米未販売の高性能車」として、ランエボともども注目なのがR33です。

日本ではローレルとの共用部分が増えて重くなり、デザインも不評だったので、GT-Rも含め今ひとつ不人気だったR33ですが、何でも改造ベースとしてしまう米国ならば注目の的でしょう。

ロングホイールベースは直進安定性に優れR32よりドラッグレース向きですし、大柄なボディはRB26DETTに限らず、さまざまなエンジンスワップを試したくてたまらないチューナーにとって非常に魅力的です。

R32、R34の間に挟まれて不遇の車生を送ったR33ですから、いっそ北米でこれから幸せになれるかもしれない…という事で、元々不人気車でしたからタマ数は少ないものの、中古車価格が少し上がってきている気がします。
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