サンルーフ付きの車のメリットとデメリットとは?

イメージUPと査定額UP!

ポルシェ マカン GTS

個人差があるかもしれませんが、サンルーフが付いた車両は高級感が増したイメージになります。また、白などの明るいボディカラーにガラスサンルーフが付いていると、ルーフのイメージが変わります。

イメージUP=中古車市場では売りやすい車、ということになります。サンルーフはそもそもメーカーオプションでの設定。価格は、10万円前後はする商品です。

そのため、新車でかつ”注文生産”でないと、なかなか付いていない装備といえます。ミニバンなど、サンルーフの要望が多い車種だと在庫車でも付いている場合がありますが、それでも少ないでしょう。

そうなると、中古車市場では“サンルーフ付き”を探すというのは比較的困難。ゆえに、サンルーフ付きの個体は商品としては売りやすく、値崩れもしにくいといえそうです。下取りや買い取り等の場合、サンルーフは加点対象で、査定額にプラスされます。

たとえば、クラウンなどの車種で、ここ10年くらいのモデルの場合、ナビゲーションが付いていないと減点。ナビは付いていて当たり前なのです。一方サンルーフは、付いているのは珍しい車両なので、こちらは加点対象になるというわけです。

BMW 3シリーズ(E90) レインセンサーONでサンルーフ自動クローズ

開放感と換気などの利便性

サンルーフ

オープンカーとは違った開放感があるのがサンルーフの特徴。雨の日や少し曇った日でも、ガラスサンルーフならサンシェードを開ければ、室内が明るくなりちょっと晴れやかな気分になれることも。

実用面では、チルトアップ機能を使うことで冬などでも寒さを感じずに換気をすることが可能になります。タバコを吸わなくても、換気などに便利ですのでお勧めのアイテムです。

また、ルーフの洗車がしやすくなるという特徴もあります。

メルセデス・ベンツ W251 サンルーフ

ではデメリットは?

ガラスサンルーフが付いている多くの車は、サンシェードを備えています。サンシェードは光を遮ってくれる装備ですが、通常のルーフほどの遮熱効果は期待できません。そのため、夏場などは通常のクローズドルーフよりも室内が暑くなりやすいです。

また、万がいちシェードを閉め忘れて炎天下に駐車した場合は、しばらく乗れないほど車内が暑くなることもあるので注意が必要です

加えて汚れが大敵。場所柄、雨風の影響が受けやすく、サンルーフの開口部のあたりにゴミが溜まりやすいのが問題です。水などが入っても問題ないように水抜きのダクトなどもあるのですが、汚れが詰まると雨漏りの原因にもなりますので、定期的な清掃が必要なのです。しかも、場所や機構が複雑であることもあり、掃除は面倒です。

とにかく重い!

ガラスのサンルーフは、そのメカニズムも含めると車のもっとも高いところに10キロ近いものを装備することになり、運動性能の悪化につながります。近年、スポーツカーやスポーツモデルでは、アルミやカーボンファイバーの採用など、ルーフを軽量にすることで運動性能の向上を狙っていますが、この真逆を行きます。

そのため、スポーツカーの場合、必ずしもサンルーフが喜ばれるわけではありません。

また重量の増加は燃費に影響します。また、タイヤやブレーキの消耗と言った部分でも、少なからず影響があると考えられます。

さらに、標準車が重量区分ぎりぎり車重で合った場合、サンルーフを装備することでひとつ上の区分になり、重量税が変わるなんてこともあるそうです。

たとえばミニバンなどで2トン近い車種の場合、サンルーフの有無で重量税の枠が大きく変わります。

1,990㎏の車の場合、サンルーフを付けて2,030㎏になったとしましょう。2トンまでと2.5トンまででは、2年間の重量税が8,200円程異なります。車検の時に支払う費用が値上がりすることは覚えておきましょう。

筆者は、中古車をずっと乗り継いでいましたが、サンルーフ付きを信条としていた都合上、ボディカラーやグレードなども含めてマッチングさせるのに半年以上かかったこともありました。

たかがサンルーフ、されどサンルーフ。1度くらいはサンルーフ付きに乗ってみても良いかもしれませんね。

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