80年代の象徴、リトラクタブルヘッドライトの国産名車5選

トヨタ スープラ

リトラクタブルヘッドライトで一番輝いていたクルマといえば、トヨタスープラでしょう。日本で初めてリトラクタブルヘッドライトを採用したトヨタ2000GTの後継をイメージした「TOYOTA 3000GT」というキャッチコピーが使われました。

スープラはセリカXXの後継として1986年にデビュー(アメリカではセリカXXがスープラの名称で販売されていました)。ライバルはズバリ、フェアレディZ。

外観は当時のスポーツカーのセオリーに則り、長いボンネットにハッチバック。狭いながらも後席があり、4人乗りになっています。この長く低いノーズはリトラクタブルヘッドライトの賜物であり、これなしでは成り立たないデザインといえるでしょう。いま見てもスポーツカーらしい伸びやかさが感じられます。

マツダ RX-7

マツダ RX-7

マツダRX-7は、マツダ独自のロータリーエンジンを搭載したスポーツカーです。ロータリーエンジンならではの低いボンネットが特徴で、それを活かすためにもリトラクタブルヘッドライトは欠かせません。

サバンナRX-7として1978年に発売され、3代目(アンフィニRX-7として登場し、後にマツダRX-7)の製造が終わる2002年まで、一貫してリトラクタブルヘッドライトを採用し続けました。

いずれのモデルもインパクトがありますが、特に1987年に発売された2代目は、ポルシェ944にデザインが似ているだけでなく性能面でも追い付いた、と評されました。

マツダ ユーノスロードスター

マツダユーノスロードスター

マツダはリトラクタブルヘッドライトが好きなメーカーで、RX-7以外にもいくつかの車種で採用しました。ユーノスロードスターもそのひとつです。

ユーノスロードスターは1989年に発売され、久しぶりに復活したライトウェイトスポーツとして世界中でヒットしました。初代の外観の特徴は丸みを帯びたスタイリングで、その造形にはリトラクタブルヘッドライトが一役買っていたことはいうまでもありません。

しかし、ライトウェイトスポーツとしてヒットする中で、安全基準への適合と軽量化を求められ、1998年のフルモデルチェンジでは軽量化などの理由からリトラクタブルヘッドライトは廃止されてしまいました。

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