ロータリーエンジンはなぜ生産が終了したのか?ロータリーエンジン4つのデメリットとは

燃費が悪い。(RX-8で実数値8km/Lほど。もちろん、その人の運転によります)

ロータリーエンジンのデメリットは、燃費の悪さに尽きるといっても良いでしょう。

運転の仕方などでも大きく変わってきますが、たとえば最近まで生産されていたRX-8でも街乗りの実用燃費がだいたい6-8km/lと言われています。車に求めるものが運転の楽しさやスポーティな走りという人が減り、燃費の良さや使いやすさに変わってきた現代では、さすがに厳しかったのでしょう。

メンテナンスがしづらい。自動車税が高い。

ロータリーエンジンはコンパクトなサイズで部品点数も少ないのですが、その分個々の部品に対する負担はきわめて厳しいと言えます。個々のパーツの値段も高額になるので、メンテナンスがしづらいというデメリットもあります。

また、通常のレシプロエンジンとは構造が異なるため、税金(自動車税)の区分が特殊です。 「単室容積」×「ローター数」×「1.5」の計算式で排気量を計算するので13Bを搭載するRX-7やRX-8では「654」cc×「2」ローター×「1.5」=1962となり2000ccクラスとして計算されます。エンジンの寿命もやや短いとされています。

オイル管理が難しい

車画像

通常のレシプロエンジンの場合、エンジンオイル=潤滑油という役割が主体となります。しかし、過去発売されたロータリーエンジン車全車種にオイルクーラーが標準装備されていることからもわかる通り、ロータリーエンジン車ではエンジンオイルに対する負担や働きがレシプロエンジンとはかなり違うのです。

たとえば、ローターの頂点部分を通るアペックスシールの摺動(しょうどう・しゅうどう)速度は、レシプロエンジンの約2倍近く。潤滑オイルも同時に燃焼するので酸化が早く、オイルの性能が著しく低下しやすいのです。それゆえオイルの管理が大変重要なのです。

だがしかし…それでも魅力的なロータリーエンジン

色々説明しましたが、ユーザー側のデメリットは結局は「燃費の悪さ」に尽きると思います。しかし、世の中には、フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカー、コルベットやダッジチャージャーなどのマッスルスポーツカーなど燃費の悪さをモノともしない魅力的なクルマがたくさん存在します。

ロータリーエンジンを搭載したマツダ車もデメリットはあるものの、他にはない魅力にあふれているクルマと言えるでしょう。2017年の復活に大いに期待したいところですね。


以上、ロータリーエンジンのデメリットの紹介でした。

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