利益は二の次?マツダが今でも「MT車」のラインナップを拡げている理由とは
更新日:2024.09.17
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長年にわたり、ロータリーエンジンの車を生産し続けた、生粋のスポーツカーブランドのマツダ。スカイアクティブやクリーンディーゼルエンジンの開発も進み、国内外でブームを巻き起こしています。
そんなマツダのラインナップには、ガソリン・ディーゼルエンジン、両方にそれぞれATとMTが備わっています。AT車がメジャーになりつつある今でもMT車のラインナップを増やし続けるマツダ。今回はそんなマツダがMT車にこだわり続ける理由を探ってみました!
そんなマツダのラインナップには、ガソリン・ディーゼルエンジン、両方にそれぞれATとMTが備わっています。AT車がメジャーになりつつある今でもMT車のラインナップを増やし続けるマツダ。今回はそんなマツダがMT車にこだわり続ける理由を探ってみました!
マツダの豊富な「MT車」ラインナップ
マツダは一つのモデルの中で、ガソリンエンジン・ディーゼルエンジンの両方に「AT」と「MT」のラインナップを揃えています。
実は、これほど自由にトランスミッションを選べるメーカーはかなり希少。
たしかに欧州のMT比率は高いため輸出用としては取り揃えていますが、国内用としてこれだけラインナップするケースはなかなかありません!
実は、これほど自由にトランスミッションを選べるメーカーはかなり希少。
たしかに欧州のMT比率は高いため輸出用としては取り揃えていますが、国内用としてこれだけラインナップするケースはなかなかありません!
四代目となる新型マツダ・ロードスターには、新開発の6速直結構造の「スカイアクティブMT」を搭載。
これにより従来のMTに比べて7kgもの軽量化に成功しました。
ここまでマツダがMT車にこだわり続ける理由って…?
これにより従来のMTに比べて7kgもの軽量化に成功しました。
ここまでマツダがMT車にこだわり続ける理由って…?
より「人馬一体」に近づくMT
その第一の理由はまさに、「人馬一体」という言葉にあります。
MTは、人がクルマを操る際の”3つ”のインターフェイスとなります。
1.アクセルやブレーキなどのペダル類
2.ステアリング類
3.シフト類
ドライバーはこの3つを自在に操ることで、まるで自分の身体を動かしているかのような、マシンとの一体感を味わうことができます。
MTと違ってATはオートでシフトをコントロールされてしまうため、インターフェイスが2つとなり、ドライバーの操作自由度が減少します。すなわち、人馬一体となるための要素が減るということです。
MTは、人がクルマを操る際の”3つ”のインターフェイスとなります。
1.アクセルやブレーキなどのペダル類
2.ステアリング類
3.シフト類
ドライバーはこの3つを自在に操ることで、まるで自分の身体を動かしているかのような、マシンとの一体感を味わうことができます。
MTと違ってATはオートでシフトをコントロールされてしまうため、インターフェイスが2つとなり、ドライバーの操作自由度が減少します。すなわち、人馬一体となるための要素が減るということです。
利益だけじゃない、少数のユーザーも大切にするマツダの精神
AT車が主流になってきているものの、東北など雪の多い地域では、やはりMT搭載の4WD車のほうが人気があります。雪道では、AT車の場合エンジンブレーキがかかりにくいなど様々なデメリットがあるため、MT車が好まれるのです。
しかし、そうは言ってもその需要はわずかなもので、そのための様々なコストを考えればMT車の四駆のラインナップを無くしてもおかしくない程。利率だけを追い求めるのではない、「ユーザー本位」のマツダだからこそ、これほどまでにMT車のラインナップを拡充し続けているのですね。
しかし、そうは言ってもその需要はわずかなもので、そのための様々なコストを考えればMT車の四駆のラインナップを無くしてもおかしくない程。利率だけを追い求めるのではない、「ユーザー本位」のマツダだからこそ、これほどまでにMT車のラインナップを拡充し続けているのですね。
いかがでしたか?マツダがMT車のラインナップを増やし続ける理由。
本当にユーザーのことを考えたマツダの精神が現れていました!これからもMT車を作り続けて欲しいですね。
本当にユーザーのことを考えたマツダの精神が現れていました!これからもMT車を作り続けて欲しいですね。