ホンダ N-BOX(エヌボックス)カスタムの長所は?

新型N-BOX フェイスフリー画像1

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新型N-BOXカスタムは現在も好調な売れ行きを持続しているトールワゴンの1つですが、その人気の秘密はどこにあるのでしょうか。新型になっても変わらず高評価のN-BOXカスタムの長所を探っていきます。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
安全装備が充実!
静寂性が上がった!
走行性能の高さ!

安全装備が充実!

フルモデルチェンジ後の長所といえば、全タイプに標準装備された安全運転支援システム「Honda SENSING」です。先代から安全装備があったN-BOXですが、新型になってさらなる安全性能が充実しています。


Honda SENSINGとは?
・車線内を走行できるようにステアリング操作を支援する「車線維持支援システム」(LKAS)
・停車時に先行車が発進したことを伝える「先行車発進お知らせ機能」
・歩行者との衝突回避を支援する「歩行者事故低減ステアリング」
・車線を検知し、はみ出さないように支援する「路外逸脱抑制機能」
・他のクルマや歩行者との衝突を回避する「衝突軽減ブレーキ」(CMBS)
・不注意による急発進を防止し注意を喚起「誤発進抑制機能」
・適切な車間距離を保ち、運転負荷を軽減する「アダプティブ・クルーズ・コントロール」(ACC)
・標識の見落とし防止を図り、安全運転を支援する「標識認識機能」
・不注意による急な後退を防止し注意を喚起する「後方誤発進抑制機能」
・対向車や前走者を検知し、ハイ/ロービームを自動で切り替え流「オートハイビーム」

など計10種類にも及ぶ安全装備がついたことで、より安心して運転できる点は大きな長所になっています。また、初期型で問題になった衝突軽減ブレーキの誤作動も改善や対策が取られています。

静寂性が上がった!

もう1つ大きな長所と言えば、それは車内が驚くほど静かということです。N-BOXカスタムを運転していてもロードノイズはほとんどなく、大小の凹凸がある道ではほとんど気になりません。

ホンダは軽自動車の常識を破るために、N-BOXカスタムに高い静粛性を実現するため2つの方法を実施しました。

1. 振動や騒音を発生源により低い位置で抑える
振動や騒音を発生源で抑制する高性能エンジンマウントシステムを採用し、強度や剛性を確保しながら、エンジンマウントホルダーを樹脂化することで軽量化と静粛性を高めています。

2. 防音材の配置により室内に侵入するノイズを抑える
ノイズの抑制のために9つの軽量防音システム採用。
・防音材一体成型カーペット
・リアサイドライニングインシュレーター
・ドアライニングインシュレーター
・フロントピラー/リアピラーセパレーター
・フロントインナーフェンダーインシュレーター
・ダッシュボードアウターインシュレーター
・フロントフェンダーエンクロージャー
・ダッシュボードインシュレーター
・ルーフライニングインシュレーター

これらの新しいシステムを採用したことにより高い静粛性が実現されています。

走行性能の高さ!

新規に開発されたエンジンが搭載されたN-BOXカスタムは、電動ウェイストゲートの採用により燃費と動力性能の両方をカバーすることにより、優れたパフォーマンスを発揮しています。

そして、タイヤを15インチにアップしたことが動力性能とうまくマッチしており、太いトルクによる発進からの低速走行、コーナーリングや車線変更でのキビキビしつつも安定した運転などが楽しめます。また、若干硬めに感じる足回りも乗り心地にほとんど影響はなく、N-BOXカスタムのバランスの良さを感じます。
新型になったN-BOXは新型エンジンの採用や静粛性と安全性が向上したことによって、ますます魅力が溢れているクルマになっていました。
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