ドアパンチしそうで怖い!ドアの開放角度って調節できるの?

ドアの開く角度は調節できる?

フロントドア

クルマのドアは、ドアヒンジという部品でボディと結合されており、ドアストッパーによって開度が決められています。車種によって角度は異なりますが、ファミリーユースのミニバンや、トールサイズの軽自動車では90度まで開くドアもあります。

大きく開くドアは、乗降しやすく使い勝手も良いのですが、風にあおられてドアが勢い良く開いてしまうことが多々あります。

残念ながら現在の構造は、開度を自由に調節することはできません。ドア開閉の際の動きやすさを調節することはできますが、ヒンジの動きを途中で制限することはできないのです。

ドアパンチを防ぐためには

車 ドア ドアパンチ

ドアが大きく開いてしまうだけならまだしも、駐車場などで隣にクルマが止まっていたり、壁が近かったりすると、風にあおられた勢いで、予期せずドアパンチをお見舞いしてしまうことになります。

ドアパンチの代償としては、1、相手のクルマを傷をつけてしまう。2、自車ドアの塗装が禿げたり、傷がつく。3、クルマのドア中央部が凹む。の3つが挙げられます。1と3については、ただひたすらに注意するしかありませんが、2のトラブルについては、ドアサイドモールやドアエッジプロテクターと呼ばれる部品によって、予防ができます。

名前の通り、ドアのエッジ部分にモールを取り付け、あらかじめ予防しておくのです。ひと昔前は、メッキや白色など明らかにモールを付けているのが見えていて格好悪いパーツだったのですが、現在ではボディ同色で目立ちにくいものが増えています。自分のクルマの防御は、隣のクルマに傷つけてしまうリスクも減らすことが可能です。

子供の勝手な開閉には

ドアパンチで多いのが、小さな子供が勢いよくドアを開けてしまい、ぶつけしまうケースです。ドアをロックしていても、大人の真似をして開ける方法を覚えてしまいます。そんなときに使っていただきたいのが、チャイルドロックです。

後部座席に装着されている機能で、ドアを開けるとドア後ろ側に切り替えスイッチが見えます。これでチャイルドロックを設定すると、室内からはドアを開くことができなくなります。

ドアを開ける際には、かならず車外から操作することになるので、子供がドアを勝手に開けてしまうという心配がなくなります。

じつは、欧州車やアメ車と比べて、日本車のドアは動きが軽く作られています。ドアが閉まる音に違いがあるのはこのためで、重厚音が出る重たいドアよりも、使い勝手の良い軽くて動きの良いドアのほうが、日本人には好まれるからです。そのため、日本車のドアは子供でも簡単に開け閉めできてしまいます。

場合によっては、不意にドアを開けたことで、通行人やバイクや自転車等、ドアパンチ以上の重大な事故につながる可能性もありますので、しっかりと危険予知ができるようになるまでは、チャイルドロックを使って事故防止に努めることをおすすめします。

日本人好みの軽くて動きの良いドアは、時に思いがけない事故を引き起こします。チャイルドロックなどの使える機能はしっかりと使い、不慮の事故を防ぎましょう。

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文・赤井福
大学卒業後、金融業に従事。その後、6年間レクサスの営業マンとして自動車販売の現場に従事する。若者のクルマ離れを危惧し、ライターとしてクルマの楽しさを伝え、ネット上での情報発信を行っている。

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