ドアパンチを防止する対策4選をご紹介

車 ドア ドアパンチ

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クルマに乗っている方なら、一度は経験するであろう「ドアパンチ」。これは誰もが加害者・被害者になり得るものであり、できればいずれも避けたいものです。今回は、そんなドアパンチの回避法について考えてみましょう。

Chapter
ドアパンチとは?
ドアパンチの防止法4選
対策その1、入口から離れた駐車場所をあえて選ぶ
対策その2、壁や柱が左側にあるスペースに停める
対策その3、ボロボロのクルマや社用車等の隣は避ける
対策その4、ドアパンチガードを装着する
ドアパンチ被害に遭った場合は…

ドアパンチとは?

ドアパンチという単語…もしかすると、ピンとこない方もいるかもしれません。もちろん"ドアを殴る"というわけではなく、駐車してドアを開けた際、隣のクルマに、ガツンッ!と接触して、塗装にダメージを与えてしまうことをドアパンチと称します。

愛車のドア周りをよく見てみると、もしかしたら小さな傷があるかもしれません。ひどい場合には、少しくぼんでいることも…。これらは、ドアパンチによる被害の可能性が非常に高いといえます。

また、被害だけではなく、狭い駐車場で降りた際に、「あっ!」と不覚にもぶつけてしまう、加害者となるケースもあるでしょう。

些少な被害とはいえ、クルマを大事にしているオーナーにとっては、悩ましい問題。そんなドアパンチを予防する方法を、考えてみましょう。

ドアパンチの防止法4選

対策その1、入口から離れた駐車場所をあえて選ぶ

スーパーやデパートなど、商業施設のパーキングに駐車する際、なるべく入口やエレべーターに近い場所に停めようと考えますよね。それは誰しも同じです。そのため、当然入口付近は大変混み合います。

そういった場所は、混み合っているばかりか、出入り(クルマの入れ替え)も多くなり、ドアパンチの被害にあう確率が高まります。

入口付近の空きスペースに駐車するより、多少離れていても、左右が空いている(不人気な)スペースに停めるほうが、安全性は増すといえるでしょう。

対策その2、壁や柱が左側にあるスペースに停める

国産車は基本的に右ハンドル。ですからドライバーは、必ず右側のドアから乗降します。つまり、自車の左側に壁や柱があって、駐車スペースが無ければ、そちら側からのドアパンチは避けることができます。

もちろん右側に駐車したクルマの助手席ドアにゴツン!とやられてしまったら防ぎようはありませんが、これは自車をできるだけ左(助手席)側に寄せて停め、隣との間隔を広く取ることで確率は下がります。

これは、結構効果的な方法です。

対策その3、ボロボロのクルマや社用車等の隣は避ける

クルマは基本的に大切に使うものですし、オーナーは愛着を持って維持しています。しかし、なかには頓着せずボロボロの状態で乗っている方もいますよね。

特に仕事や作業用のクルマは、いわば移動手段であり仕事のツールであるため、愛車に比べて扱いの慎重さが極端に下がるのも事実。

もちろん利用する人のモラルや心がけ次第ではありますが、こうしたクルマの隣では、ドアパンチを喰らってしまう可能性が上がると言わざるを得ません。

対策その4、ドアパンチガードを装着する

これは最後の手段?ですが、こうしたドアパンチ被害に対抗するグッズが販売されています。細長い厚めのクッション素材をマグネットでボディに装着するもので、扱いは簡単です。

正直見栄えは悪いですし、いちいち着脱するのも面倒…とはいえ、一定の効果は見込めます。ただしお値段は1万円以上〜。そこまで投資すべきか、悩ましい部分もありますね…。

しかし、ドアパンチ被害を本気で防ぎたいという方には、オススメのアイテムといえるでしょう。

ドアパンチ被害に遭った場合は…

このドアパンチは性質上、加害者を特定しにくく、逃げ得なんてこともいわれています。当て逃げと同様、被害に遭った際は、まず警察に連絡、また加入している保険会社に問い合わせをすると良いでしょう。ドライブレコーダーや、施設の監視カメラなどで相手を特定できる可能性がないわけでもありません。

また、その場に居合わせたのであれば、警察に連絡して事故として処理することも重要です。後で加害者側が「自分ではない」と居直った場合に立証できなくなると、保険会社も費用を出さないことがあるようですから、しっかり言質、証拠を残しておくことが重要です。

被害者にも加害者にもなりたくないドアパンチ。今回紹介した方法で、少しでも回避する一助になれればと思います。
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