ハイブリッド車の燃費向上は、発進時のアクセルワークにあり!

なぜハイブリッドカーは燃費がいいの?

トヨタ プリウス

ハイブリッドカーはなぜ燃費が良いのか ーここに燃費向上のヒントが隠されています。

ハイブリッドには、マイルドハイブリッドと呼ばれる、つねにエンジンがかかっていて加速時にモーターがアシストするものと、ストロングハイブリッドと呼ばれる、エンジンとモーターが独立して駆動し、エンジンだけ、モーターだけ、エンジン+モーターという3パターンの動力を作り出すものがあります。

ざっくりといえば、マイルドハイブリッドは、いままでのエンジン車にモーターアシストがついただけなので、運転の仕方を大きく変えなくても燃費向上は見込めますが、その差はさほど大きくありません。

対してストロングハイブリッドは、いかにエンジンがかかっている時間を短くし、モーターで走行するかがキーポイントとなります。モーター単独で動力を起こせるハイブリッド機構を理解し、モーターのみで走る距離を長くすることが燃費向上につながるのです。

ガソリンを多く消費するクルマの動き

アクセルペダル

エンジンの燃料消費は、動きの質によって変化します。例えば、0km/hから30km/hまで加速させる場合と、30km/hから60km/hまで加速させる場合では、前者のほうが格段に多くのガソリンを消費します。

動いていない物体を動かすのと、動いている物体を加速させるのでは、必要な力が異なることと考え方は同じです。停止状態から加速する際に、どれだけ効率よくモーターを使うかが、ハイブリッドを乗りこなすためのテクニックになります。


ハイブリッドカーのアクセルワーク

レクサス LC500h 2018

では、そのテクニックとなるアクセルワークを、トヨタ レクサスのハイブリッドカーを例にして説明します。

トヨタ系のクルマは、メーターにEVという緑色のランプが点灯しているときが、エンジンが作動していないことを表しています。発進でアクセルをゆっくりと踏んでいくと、加速している途中でEVランプが消えます。まず消える直前のアクセルの踏み加減を覚えてください。

前述したように、停止からの加速は燃料を多く消費するので、EVランプが消えないようにアクセルを踏み、30km/h程度までモーターのみで加速します。その後はしっかりとアクセル踏み道路の流れの速度まで、エンジンを使って加速します。

目標の速度(一般道では、50〜60km/h)まで達したら、アクセルから足を完全に外し、一瞬だけ失速させます。すると再度EVランプが点灯しますので、発進時に確認した角度までアクセルを踏み込み、速度を維持します。すると、50〜60km/hでもEV走行になります。速度が落ちてきたら、再度エンジンを作動させて加速してください。

また、ブレーキングにもコツがあります。ブレーキを踏み込むとメーター内のハイブリッドインジケーターが、チャージ(CHG)の方向に針が触れます。クルマの制動力をできるだけ無駄なく充電するため、CHGの針が振り切れないように緩やかにブレーキングします。

針が振り切れてもなおブレーキを踏み続けると、制動力は電気エネルギーではなく熱エネルギーとして消費されてしまうので効率的な充電ができません。

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