GT-Rとイタルデザインがコラボ!その姿は?

GT-R×イタルデザイン プロトタイプ

※この記事には広告が含まれます

日産とイタルデザイン。これまで、関わりの少なかった2社が、手を組み魅力的なGT-Rを作り上げました。その名は「Nissan GT-R50 by Italdesign」。既存のGT-Rをベースにしながら、魅力的なスペックとスタイリングを獲得したGT-R50 by Italdesignの詳細を見てみましょう。
Chapter
誕生50周年を記念するコラボ
Nissan GT-R50 by Italdesignのスペック
【動画】The Nissan GT-R50 by Italdesign
市販化されるのか

誕生50周年を記念するコラボ

日産自動車が世界に誇る歴史あるスポーツカーのGT-Rと、世界的デザイン会社であるイタルデザインがコラボした「Nissan GT-R50 by Italdesign」が2018年7月にローンチされます。

モータースポーツで輝かしい歴史を残した初代のプリンス スカイラインGT-R(PGC10型)から数えて、2019年には誕生50周年を迎えるGT-Rと、1968年にイタリアに設立され、2018年に設立50周年を迎えたデザイン会社のイタルデザイン。この2社の歴史の交錯を祝うため、プロジェクトが実行に移されました。

このプロトタイプの製造にあたって、イタルデザインが開発・設計・製造を担当。日産デザインヨーロッパと日産デザインアメリカが内外装デザインを担当しました。

Nissan GT-R50 by Italdesignのスペック

まず、多くの方が気になるNissan GT-R50 by Italdesignのスペックですが、ボディサイズは全長4,784mm×全幅1,992mm×全高1,316mm。ベースとなったGT-R NISMOよりも、全長全幅が約100mm拡大され、全高は約50mm低くなっています。

黒を基調にゴールドを効果的に配色し、落ち着きと荘厳さを持ち合わせた外観には、ボンネットのパワーバルジ、LEDで構成された特徴的なヘッドライト、フロントフェンダーのエアアウトレット”サムライブレード”、オリジナルよりも大型の調整式リアウイング、そしてルーフ上のシャークフィンが特徴。

リアのデザイン処理は、GT-R GT3でのレース経験をもとに完成されたもの。GT-Rのアイデンティティでもある丸型テールライトは、ジェットエンジンの噴出孔を想像させるリング型で、特徴的なテールエンドデザインを引き締めています。

また足まわりには、フロント21×10インチ 、リヤ 21×10.5インチの専用デザインホイールが装着されます。

【動画】The Nissan GT-R50 by Italdesign

3.8LのV型6気筒VR38DETTエンジンには、GT3用の大容量大口径ターボチャージャーと大型インタークーラー、クランクシャフト、ピストン、コンロッド、ベアリング、高流量ピストンオイルジェットと大容量燃料噴射装置を採用。専用チューニングを受け、最高出力529.6kW(720ps)/7,100rpm、最大トルク780Nm/3,600-5,600rpmを発揮します。

足回りは、市販GT-Rにも採用されているBilstein DampTronic(ビルシュタイン ダンプ トロニック)を採用。さらにブレーキは、フロントに6ピストンモノブロックキャリパーとφ390mmフローティングディスク、リアに4ピストンモノブロックキャリパーにφ380mmフローティングディスクという組み合わせで、エンジン性能を最大限に発揮できるようチューニングされます。

市販化されるのか

この記念すべき特別なGT-Rの市販化についてですが、残念ながら2018年7月5日現在、市販化はアナウンスされていません。あくまで、このプロトモデルは、GT-Rとイタルデザインの誕生50周年を記念するモデルであるというのがメーカーの発表なのです。

【画像】The Nissan GT-R50 by Italdesign

とはいえ、Nissan GT-R50 by Italdesignは、すでに細部までつくりこまれており、市販することにそれほど高いハードルは無いように思えます。メーカーとしては、この発表で反応を見て、生産を考えるのかもしれません。

それにしても、ここまでスペシャルな仕様だと、GT-Rに比べて販売価格が大きく跳ね上がることは間違いなさそうです。市販となった場合、どれぐらいのプライスタグが付くのか、気になりますね。

【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細