8,000回転をキープして車を走らせたらどうなる?やはり壊れてしまうのか?

現代のクルマではありえない話?

ハンドル 運転

最近のクルマであれば、コンピュータがすべてを管理しているため、無茶なことをしようとしても、通常は「そんなものは願い下げ」とばかりにクルマのほうで制御してしまいます。

基本的にはドライバーのやりたいことを現実的な操作に変えてエンジンやミッションその他を制御している”半自動運転車”が現代のクルマの正体ですが、クルマが壊れるような制御は行いません。

電子制御スロットルシステムなら、AT車の場合、いくらアクセルを踏んでも効率的な回転数に収まるようにミッションを制御してきますし、マニュアル車も含め、理不尽なアクセルの踏み方をしたとしても自動でスロットルを絞ってしまいます。

現代のクルマでは、そもそも”限界付近でエンジンを回して車を走らせる”こと自体が、ハイパフォーマンスモデルのサーキット走行モードくらいでしかありえない話なので、高回転でエンジンを回し続けることができるのは、電子制御スロットルがついていなかった時代のクルマということになります。

限界への挑戦!

ホンダ トゥデイ 1985

※画像はイメージです

筆者は、電子制御の入ってない時代のクルマで、長時間全開走行を行ったがあります。スピードリミッターもレブリミッターもなく、アクセルを床まで踏んでとにかく全開です。

走るための必要な最低限を装備を残して、いらない物は全部外し、重量軽減のため後付けメーターもなし。計器は、純正の水温計のみで、油温計すらありません。そこでなにが起きたかというと、まず数十分で安定していた水温が上昇しました。

一般的に走行中の水温計は、よほどの温度にならなければ通常上がる位置以上には上がりません。高速走行中にも関わらずそれが上がっているということは、マズイ状況です。とはいえオーバーヒートの兆候はなく、エンジンも快調に回っていたので、そのまま踏み続けていました。すると、約2時間ほどで、エンジンになにかがひっかかるような振動が発生。思い切りパワーダウンしたのを感じました。

細かい事は気にしない性格の筆者でも、さすがにそれはマズイと思ってクラッチを切りながらアクセルを緩め、慣性で走りながら感触を確かめるようにアクセルをジワジワと操作すると、パワー感は無いもののスロットルが無反応というわけでは無さそうです。

バックミラーで確認しても、白煙などは吹いていないのでエンジンやタービンのブローでは無いと判断し、とりあえずハーフスロットル以上は踏まず、クーリング走行に移りました。

水温計の針を見て、ちょっと冷えたかなと思ったところで、もう一度アクセルを床まで踏むとパワー復活!ただし5分もしないうちにまたエンジンがガボガボとグズり出すので、その先はまたクーリング走行に戻しました。

次ページ最悪、急激な温度上昇だけで壊れることも…

この記事をシェアする

関連する記事

最新記事

アヘッド Car & Motorcycle Magagine ahead archives