ライバルはホンダS600!トヨタの小さな名車「ヨタハチ」ってどんな車?

ベースは大衆車のパブリカ

トヨタ S800(ヨタハチ)

大衆車を意味する英語の「public car(パブリック・カー)」に由来する、パブリカのエンジンとシャシーをベースに完成された小型スポーツカーが「スポーツ800」です。

ボディサイズは、全長3,585mm×全幅1,465mm×全高1,175mmで、風洞実験から生まれたという空気抵抗の少ないボディは、それまでの国産車にはない丸みをおびたスタイリング。ルーフ取り外し式のデタッチャブルトップとしたことも斬新でした。

パブリカのU型にチューニングを行い、同時にツインキャブレターとした排気量790ccの2U型水平対向2気筒エンジンをフロントに搭載。駆動方式はFRでした。

最高出力は45psと非力でしたが、空力に優れた軽量ボディ(580kg)で、最高速は155km/h。燃費も優れており、当時の記録では31km/L(舗装平坦路)をマークしています。

スポーツ800(ヨタハチ)ギャラリー

ライバルはホンダ S600!

ホンダ S600

ヨタハチのライバルとして挙げられることが多いホンダのSシリーズですが、なかでもS600は対極の関係にありました。

ヨタハチが上記のような車であったのに対して、2輪のGPレーサーやF1開発で培った技術の粋を集めたS600には、超高回転の直列4気筒DOHCエンジンを搭載。そのスペックは、606ccの排気量ながらも57psの最高出力を、8,500rpmで発揮しました。

ボディは、オープンながらヨタハチよりも重く(695kg)、空気抵抗も大きかったようです。

S600、S2000…ホンダの走りの起源はここに!「Sシリーズ」を振り返る

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