東出昌大&新田真剣佑出演!映画『オーバードライブ』に登場する競技車両のスポンサーは?

ラリーカー トヨタ

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ラリー競技に参加する兄弟を描いた今話題のモータースポーツ映画『オーバードライブ』。

その劇中に登場する競技車両には、さまざまなスポンサーステッカーが貼られています。

どんなメーカーが、スポンサードしているのでしょうか。
Chapter
なぜラリーカーにステッカーが貼られているのか
主人公の車をスポンサードするメーカーは?
スポンサーロゴにも注目してみよう!

なぜラリーカーにステッカーが貼られているのか

劇中に登場するラリーカーの外装には、さまざまなステッカーが貼られていますが、そもそもなぜエントラント(参加者のこと)の車両には、ところ狭しとステッカーが貼られているのでしょうか。

ステッカーは、通常、スポンサーの露出のために用意されます。モータースポーツの場合は、大会を支える企業、チーム/メーカーを支える企業、個人を支える企業に大きく分けることができます。

モータースポーツにかかる費用は莫大で、現在ではスポンサー無しというトップチームは、まずありません。たとえば、WRCのトヨタ GAZOO Racingは、マイクロソフト、パナソニック、DMG MORIが、チームのメインスポンサーになっています。

日本では、注目されることが少ないモータースポーツですが、ラリーに限らずトップカテゴリーになれば、世界中にTV中継されるので、その露出は計り知れないものがあるのです。

主人公の車をスポンサードするメーカーは?

映画『オーバードライブ』の舞台は、WRCを目指すドライバーたちの登竜門となる大会。この大会は、架空に設定されたSCRS(SEIKOカップラリーシリーズ)というもので、映画の中で主人公が駆使するラリー車両、トヨタ ヤリス(国内ではヴィッツ)のフロントウインドウには、冠スポンサーであるSEIKOのステッカーが貼られています。

競技車両のボンネットには、パイオニアのステッカー。ご存知のようにパイオニアは、カーナビなどのカーエレクトロニクス事業やスピーカーデバイス事業などを展開しています。

フロントバンパーには、ヨコハマタイヤ、潤滑剤やケミカルの開発・製造・販売を行っているMoty’s(株式会社トライボジャパン)、ホイールのワーク。

フェンダー部分には、自動車専用のブレーキパッド・シューおよびブレーキフルードなどを製造・販売するウィンマックスと、ラリー競技にも積極的に参戦している国内屈指のコンストラクターであるキャロッセが手がけるサスペンションブランドのクスコ。Aピラー根元には、工具ブランドのディーン。

リアバンパーのヘッドライト下部分にランプ類やホイールにカーキャリアなどの自動車部品を取り扱うメーカーであるPIAA、マフラー出口近くにはフジツボのステッカーも確認できます。

スポンサーロゴにも注目してみよう!

その他の登場車両であるシトロエン DS3は、ボディ全体が日本の航空会社であるスターフライヤーカラー。フォード フィエスタには大阪の自動車整備・販売を行うYMワークスのステッカーが貼られています。

モータースポーツには、莫大なお金がかかります。WRCのような世界規模の大会であれば、個人がすべてをまかなうことはほぼ不可能です。そのため大会やチーム、エントラントには、活動を支援するスポンサーが必要です。そういったスポンサーをステッカーやワッペン、バナーによって露出することは、非常に重要なのです。

モータースポーツを見るときに、スポンサーロゴに注意してみると、意外な企業がスポンサードしていることがあります。そんなスポンサーを見つけるのも、モータースポーツを楽しむひとつかもしれません。
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