車の下取りと買取との違いはどこ?抑えておきたい3つの比較ポイント

ポルシェ カレラT 2017.12

車の売却を決めたら、まず何からはじめたらよいでしょうか。普段あまり手続きするのことがない車の売却について、知らないことがとにかく多いはずです。下取り、買取どちらを選択したらよいのか、メリット・デメリットを含めて詳しく説明しています。

Chapter
知っておこう!車の下取りと買取の違い
車の下取りと買取の比較ポイント3つ
車の下取りと買取の比較ポイント2:車の下取りと買取にかかる時間の違い
車の下取りと買取のメリット・デメリット
車の下取りと買取はどちらがお得?
車の下取り時や買取時に必要な書類
車の下取りや買取はユーザーの目的次第!

知っておこう!車の下取りと買取の違い

今まで乗っていた車を新しく買換えたい、この頃あまり車を使わなくなったので売ってしまいたい、などさまざまな理由で所有している車の処分、売却を考えることがあるでしょう。

下取りと買取、どちらが自分にあう選択なのか、よりよく損しない方法を見極めましょう。下取りと買取には、どういった違いがあるのかご紹介します。

車の下取りとは?

下取りとは、車を購入する予定の店(ディーラー、中古車販売店)に所有している車を買い取ってもらう事です。

下取り査定で提示される売却金は、車を購入する費用にあてられるので、結果として通常より安く車を購入できます。

車の買取とは?

買取とは、買取業者へ所有している車を売却し、その売却金を手に入れることです。下取りと違い、車を購入しなくても買取ができます。

買取業者である中古車販売店や買取専門店は数多くあります。複数の買取業者に査定を出してもらい、査定結果をくらべることで高額での売却が可能になるでしょう。

車の下取りと買取の比較ポイント3つ

とにかく高く売りたい、車を買換えるから購入費用にあてたい、めんどうな手続きはしたくないと考えるひとも少なくないでしょう。

売却する目的の違いで下取り、買取の選択も変わってきます。自分の所有している車をどのような業者に任せるか、まず買取と下取りについて3つのポイントから比較してみましょう。

車の下取りと買取の比較ポイント1:車の下取りと買取で業者は変わる

下取りは車を購入する予定の店(ディーラー、中古車販売店)で、買取は買取業者(中古車販売店、買取専門店)で査定から様々な手続きを含めて対応します。

似ているように感じられる下取りと買取ですが、それぞれ業者が違います。自分の目的にあわせて利用しましょう。

車の下取りをしてくれる業者は車を購入する予定の店(ディーラー、中古車販売店)が下取りをします。

前述のように次の車を購入することが決定している場合に下取りを行いますが、店舗や担当者によっては、下取り金額を高めにしてくれるよう交渉できる場合もあるといわれています。

車の買取をしてくれる業者は買取業者(中古車販売店、買取専門店)が買取をします。車の状態によっては、下取りよりも高価で売れるといわれています。

次に車を購入する予定がない場合や、購入の予定はあっても下取りができないなどの場合には、中古車販売店や買取専門店を利用するのがよいでしょう。

車の下取りと買取の比較ポイント2:車の下取りと買取にかかる時間の違い

査定のみの所要時間の例をあげると、車の査定(1時間ほど)、商談や書類の手続き(20〜30分ほど)、必要書類をあつめる時間(2~3日)、そしてすべての手続きのあとに売却金の入金(10日〜2週間後)となります。

下取りと買取の手続きの所要時間をそれぞれご紹介します。

車の下取りにかかる時間
車の購入・下取り手続きが同時進行となり、1〜2ヶ月ほどかかります。一般的には購入する車を決めたら、査定を行い、その査定結果をもとに商談をします。査定の内容に合意すると書類手続きをし、代金が支払われたあとに納車、車の引き取り、といった流れになっています。

また、買取と違い、車の購入を前提とした下取りでは、売却金は手元に入らず車の購入費用にあてられます。しかし店舗や状況によって順番は変わる可能性があるので、予め担当者に確認しておくと安心できるでしょう。

車の買取にかかる時間
査定を依頼してから入金されるまで、おおむね10日ほどかかります。一般的には、下取りと同じように査定を行い、商談をします。双方の合意が得られたら書類の手続きを行い、売却金が入金されるといった流れになります。

車の下取りと買取の比較ポイント3:車の下取りと買取で生じる金額の違い

査定してもらう上で、所有している車種や装備が同じでも、下取りと買取で売却額に数万円もの差が出ることがあります。

これは車の買換えのために下取りされる車の査定と違い、純粋に人気の車種や装備を高く評価する買取の方が、高額の査定をしているから、といわれています。

この査定の条件こそが、下取りと買取を分ける違いでしょう。

車の下取りと買取のメリット・デメリット

下取り ※主にディーラーが対応します

メリット
・買換える車を安く購入できる
・手続きの手間がかからない
デメリット
・車の下取り価格が高くなりにくい
・査定に手数料が必要になる場合がある

買取 ※主に買取業者が対応します

メリット
・車の車種や装備によって高額買取される
・複数の買取業者で査定を受けて評価を比べられる
・買取から売却金支払いまでが早い
デメリット
・人気相場の変動を受け買取価格が安くなる
・買取後に車を購入する際、手続きが多くなる

ここまでの情報の整理として、下取りと買取のメリットとデメリットを簡単な表にしました。車の下取りと買取について、似ているようですが違いが見られます。

いったん両方の内容を見比べてみましょう。

車の下取りと買取はどちらがお得?

下取りと買取でお得になるか否かは、売却の目的によって変わります。

車はもともと高価な買い物であるため、手放すときもできるだけ高価なほうがいいと考えます。以下で下取りと買取の違いをくらべ紹介しますので、損をしない選択をしましょう。

下取りがお得なユーザーとは?

車の購入予定がある場合や買い替えを考え下取りがよいといえます。

車を安く購入できる上、ディーラー(または中古車販売店)で手続きが進められるので、買取と違いこまかな手間を省くことができます。

買取と違い、納車まで所有している車を使用できることもメリットといえるでしょう。

買取がお得なユーザーとは?

売却することを第一に考えていて、車の購入予定がない場合は買取がおすすめです。下取りと違い、複数の買取業者に査定を出してもらうことができるので、査定結果を比べてより高額な買取業者を選べます。

少しでも高い値段で売却をしたい場合は、買取を選択するとよいでしょう。

車の下取り時や買取時に必要な書類

普段あまり目にすることがない車関連の書類ですが、下取りや買取時には必要な書類が多くあります。

書類を慌てて書いて、書き漏れなどを起こさずに手続きを進められるよう、前もって書類をそろえておき、内容はしっかりと確認しておきましょう。

書類の中にはインターネットで取り寄せできる書類もありますが、再発行に時間がかかる書類もあります。下取りするか、買取するかを決めたら早めの準備をおすすめします。

車の下取り時に必要な書類

必要書類 ※普通自動車|軽自動車
自動車車検証:○|○
自動車納税証明書:○|不要
軽自動車納税証明書:不要|○
自賠責保証書:○|○
自動車リサイクル券:○|○
印鑑証明書・実印:○|不要
認印:不要|○

下取りは買取と違い、手間は少ないですが必要な書類が多いことは同じです。車を購入する店が決まったら、できるだけ早く書類を揃えるようにするとよいでしょう。

普通自動車と軽自動車は書類に違いがあるので、ご注意ください。また、下取りは車を購入する前提があるので、地域により車庫証明書類が必要になります。必ず車を購入する店に確認してください。

車の買取時に必要な書類

必要書類 ※普通自動車|軽自動車
自動車車検証:○|○
自動車納税証明書:○|不要
軽自動車納税証明書:不要|○
自賠責保証書:○|○
自動車リサイクル券:○|○
印鑑証明書、実印:○|不要
認印:不要|○

下調べとして複数の買取業者へ査定依頼する場合は、比較・検討するのと同時に書類をそろえておくと、買取業者を決めたあとの手続きがスムーズになります。

下取りと同じく、買取でも普通自動車と軽自動車は書類に違いがあるので、しっかりと確認しましょう。

車の下取りや買取はユーザーの目的次第!

車の下取り、買取を決めるときには自分の希望がどちらに近いか、間違いないことを確認してから信頼できる業者へ依頼しましょう。

お金が絡むことでもあるので、あとから、やっぱり別の方がよかった、ということがないように、メリット・デメリットを含めよく調べることが必要です。

愛車を手放す際には準備と慎重さを忘れずに、後悔しない取引にしましょう。