キャスト アクティバとスタイルを比較。乗降性が良いのはどっち?

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ダイハツから3つの異なるデザイン発売されたキャスト(CAST)。

3つの個性的なデザインが人気で売れ行きはなかなか良いみたいですね。
そして、このキャスト(CAST)の中で特に人気が高いのがSUVスタイルの
アクティバ(ACTIVA)とセダンモデルのスタイル(Style)。

この2つのモデルが人気を二分しているようです。

そんなキャスト アクティバとスタイルですが、車高やシートの高さが
異なるため乗降性・乗り降りのしやすさが異なります。

そんなキャストアクティバとスタイルでは、どちらが乗り降りを
しやすいか実際に確認してみました。

※2016年3月4日の記事です。

K-コンシェルジュ

軽自動車ディーラーの店長を務めていたK-コンシェルジュが軽自動車のお悩み・疑問点を解決します。軽自動車を実際に試乗した感想・乗り心地から欠点まで包み隠さず紹介していきます。

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Chapter
キャスト 乗降性が良いのはどっち?
ステップ高やシート高も乗り降りのしやすさに影響
注意が必要なのは頭上空間

キャスト 乗降性が良いのはどっち?

今回新発売されたSUVスタイルのキャスト アクティバとスタイルの
乗り降り性能を比べたところ、個人的にはSUVスタイルのアクティバの方が
しやすいように感じました。
理由は、キャスト アクティバ(CAST ACTIVA)の方が最低地上高が高いから。

キャスト アクティバ(CAST ACTIVA)の方がスタイルに比べて最低地上高
30mmほどたかくなっており、その分、たったり座ったりする際の姿勢の変化が
少ないように感じました。

ちなみに、キャスト アクティバ(CAST ACTIVA)とスタイルの最低地上高
調べてみたところ、このようになっていました。

■キャストアクティバとスタイルの最低地上高比較
アクティバ(2WD):180mm
スタイル  (2WD) :150mm
最低地上高は30mmしか変わりませんでしたが、実際に乗り降りしてみると
この30mmの違いの大きさを実感。

キャスト アクティバ(CAST ACTIVA)で乗り降りしてみると、スッと
無理なく立てるような感じ。一方、セダンモデルのスタイル(Style)の方が
着座位置が低いため、少し体勢の変化が大きいように感じました。

もし足の悪い年配者が乗り降りするのなら、体勢の変化が小さい
キャスト アクティバ(CAST ACTIVA)の方が良いのかなと思いました。

ステップ高やシート高も乗り降りのしやすさに影響

また、ディーラーさんに確認したところ、最低地上高だけではなく、
地面からフロアまでのステップ高や地面からシートまでの高さを表す
シート高さも異なるようです。
キャスト アクティバ(CAST ACTIVA)やスタイルのそれぞれのステップ高や
シート高はこのように

■アクティバとスタイルのステップ高・シート高比較
・キャスト アクティバ
ステップ高:350mm
シート高   :645mm
・キャスト スタイル
ステップ高:325mm
シート高   :620mm

ステップ高・シート高ともにキャストアクティバ(CAST ACTIVA)の方が
スタイルよりも25mm程度高くなっていました。

このシートの高さやステップの高さもキャスト アクティバの乗り降りの
しやすさに大きく影響を与えているのかなと思いました。

注意が必要なのは頭上空間

ただ、キャスト(CAST)の乗り降りで注意が必要なのは、頭上空間。
キャストアクティバもスタイルもともに頭上の空間は多少狭い感じが・・・。
私は身長175cmなのですが、乗降時は少し背中を曲げないといけませんでした。
特に最低地上高・全高が引くキャスト スタイルの頭上空間の狭さは気になりました。
このように天井部分の張り出しは少し気になったものの、この2台のモデルを
比べると、キャスト アクティバ(CAST ACTIVA)の乗り降り性能はとても
良いように感じました。

個人的にはこのキャスト アクティバ(CAST ACTIVA)の乗り降りのしやすさは
軽自動車の中でもトップクラスなのかなと感じました。

この2台のクルマは乗降性も異なるので、試乗する際はしっかりと確認してみてくださいね。
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