ヴィッツ ハイブリッドの内装比較【UとFグレードの違いは?】

トヨタ ヴィッツ ハイブリッド 2017

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2017年1月、現行モデルとなる3代目ヴィッツ(Vitz)が2度目のマイナーチェンジを行い、ハイブリッド車が発売されましたね。

ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)は3つのグレードを用意してますが、一番人気はスタンダードなFグレード、次いで人気なのが最上位モデルのUグレードとなっているそうです。

この2つのモデルの大きな違いの一つが、内装・インテリアのデザインや機能。

先日、このハイブリッド車のFグレードとUグレードの内装・インテリアを見比べる事ができたのですが、この2つのグレードではデザインや機能性が全く異なりました。

もちろん機能性&デザイン性に優れていたのは、上位モデルのUグレードの方。しかし、Fグレードでも十分に満足できる装備・機能になっているなと感じました。

そんなヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)のFグレードとUグレードの内装・インテリアの違いを比較してみたので、紹介したいと思います。

2017/2/11
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ヴィッツ ハイブリッドのUとFグレードの内装・インテリア比較

ヴィッツ ハイブリッドのUとFグレードの内装・インテリア比較

今回のマイナーチェンジで発売されたヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)の上位モデル”Uグレード”の内装・インテリアは、このようなデザインになっています。
一方、こちらは下位モデルのFグレードの内装・インテリアのデザイン。
このようにインパネやシートの写真や画像を見比べるだけでも、違いがあるのが、一目でわかりますよね。

そんなヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)のUグレードとFグレードの内装・インテリアの主な違いを紹介したいと思います。

違い1:インパネ&ドア内側パネルのデザイン

ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)のFグレードとUグレードの大きな違いの一つが、インパネのデザイン。
上位モデルのUグレードでは、助手席側のインパネアッパー部分に特殊なレーザー表面処理が施されたブラックのパネルを採用。
このブラックのパネルがスタイリッシュさを演出していて、良いですよね。

一方、Fグレードのインパネでは特殊加工されたパネルは使用されておらず、シボ加工を施したものを採用。
上位モデルのFグレードと比較すると、かなり見落とりをしてしまいますね。

このインパネのデザインは、UグレードとFグレードの大きな違いの一つなのかなと思いました。

細かいパーツ&装備でも違いが…

また、ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)のUグレードとFグレードでは、細かいパーツや装備も異なります。

例えば、インパネの左右にあるサイドレジスター(送風口)。

上位モデルのUグレードではメッキ調の加飾が施されているのに対し、Fグレードはシンプルなプラスチック素材のまま。

Uグレードのサイドレジスター

Fグレードのサイドレジスター

また、ドア内側パネルも同様です。

ヴィッツ ハイブリッドの上位モデルのUグレードでは、メッキ調のドアハンドルやブラック塗装を施したパワーウインドゥスイッチベースを採用。
一方、Fグレードはこのようにシンプルなプラスチック素材に…。
内装・インパネのデザイン性に関しては、FグレードよりもUグレードの方が圧倒的に良いのかなと思いました。また、もし内装・インテリアのデザイン性や高級感にこだわりたいのなら、Uグレードの方が良いのかなと思いました。

違い2:ハンドル&シフトレバーの素材

今回発売されたヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)のUグレードとFグレードでは、ハンドル(ステアリングホイール)やシフトレバーに採用されている素材も異なります。

上位モデルの”Uグレード”では、ライトグレーのステッチが入った本革巻きのハンドル・ステアリングホイールを採用。
ライトグレードのステッチが入っているおかげで、思ったよりもスポーティーなデザインになっているように感じました。また、太さもちょうどよく、グリップ感も良かったです。

一方、下位モデルのFグレードは、ウレタン製を採用。
見た目も握り心地も上位モデルのUグレードに劣るように感じました。

シフトレバーも同様です。

ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)の上位モデルのUグレードでは本革巻きが採用されているのに対し、ウレタン製を採用。

Uグレードのシフトレバー

Fグレードのシフトレバー

また、Uグレードのシフトレバーは高級感のあるブラックマイカ調のパネルを採用しているのに対し、Fグレードはプラスチック素材のまま。

ここら辺にもヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)のUグレードとFグレードの違いを感じました。

違い3:エンジンスタータースイッチ

ヴィッツ ハイブリッドの上位モデル”Uグレード”と下位モデル”Fグレード”の大きな違いの一つがハンドルの右側に装備されているエンジンのスタータースイッチ。

上位モデルは、このようなデザインのワンプッシュでエンジンが立ち上がるスマートエントリーを標準装備。

Uグレードのエンジンスタータースイッチ

最近はこのようなワンプッシュでエンジンが立ち上がるタイプが多くなってきましたが、この方が便利で良いですよね。

一方、下位モデルのFグレードでは一昔前に使われていたキーを差し込んで回すタイプを標準装備。
せっかくのハイブリッド車なのに機能性だけではなく、見た目のも劣る感じが…。

このエンジンスターターの違いだけでも、内装・インパネのイメージがだいぶ異なるように感じました。

ちなみに、メーカーオプション設定となっているスマートエントリーセットを注文すると、Fグレードでもプッシュ式のエンジンスターターを搭載する事ができます。

ディーラーさんの話によると、スマートエントリーセットを購入して、ワンプッシュ式のエンジンスターターに変更する人も多いようですよ。

違い4:シートヒーター

ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)の上位モデルの”Uグレード”と下位モデルの”Fグレード”では、標準装備されている快適装備も異なります。

その一つが、温熱快適シート(シートヒーター)。
上位モデルのUグレードでは、温度を2段階で調節できるシートヒーターが標準装備されています。こちらは、センターコンソールに備え付けられている温熱快適シート(シートヒーター)のスイッチ。
一方、下位モデルでは、この温熱快適シート(シートヒーター)はされていません。ただ、オプションで装備する事ができます。

オプション代は8,100円とすごい高いわけではないので、寒い冬に快適に運転をしたいと思っているのなら、オプションで装備するのも良いかもしれませんね。

ちなみに、ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)で用意されているシートヒーターは運転席のみ。残念ながら助手席側には用意されていません。個人的には、この点は少々残念でした。

違い5:シートのデザイン

ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)のFグレードとUグレードでは、シートのデザインや使用されている素材が異なります。

上位モデルのUグレードでは、肌触りや座り心地がしっかりとしているハイグレードタイプのファブリック素材を採用。
今回私が見たシートカラーはブラックでしたが、これ以外にもオシャレな雰囲気のバレルブラウンを用意。より高級感のある内装・インテリアになっているように感じました。

一方、ヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)の下位モデルでもあるFグレードは、このようなデザインのシートを採用。

こちらはベースのブラックカラー。
そして、こちらは明るいアイボリーカラー。
また、Fグレードのシート素材はUグレードと異なり、柔らかく、そして、肌触りが良い特徴のファブリック素材を採用。見た目の高級感も上位モデルのUグレードより劣るように感じました。

ヘッドレストの違いに注目

このようにカラーやデザインが異なるヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)のUグレードとFグレードのシートですが、それ以上に注目なのがヘッドレスト。

上位モデルでもあるUグレードでは、シートとヘッドレストが一体になっていないセパレートタイプを採用。
なので、身長などによって高さを調節する事が可能です。

一方、下位モデルのFグレードはシートとヘッドレストが一体化されているハイバックタイプを採用。
シートもヘッドレストのサイズも大きいので、身長175cmの私が運転席に座ってもシートやヘッドレストが小さいと感じる事はありません。

ただ、Uグレードなどシートとヘッドレストが分かれているタイプと比較すると、頭のフィット感があまり良くない感じが…。

この点が実際にFグレードを試乗して、気になりました。

ちなみに、このシートに関してもオプションが用意しており、Uグレードと同じようなセパレートタイプに変更する事ができます。

もしヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)を試乗して、Fグレードのシートの座り心地が気になったらメーカーオプションの”スマイルシートセット”を注文しても良いかもしれませんね。
2017年1月に発売されたヴィッツ ハイブリッド(Vitz Hybrid)のUグレードとFグレードの内装・インテリアを比較してみたところ、このような違いがありました。

インパネなどのデザインだけではなく、機能面や装備面でも大きく違いますよね。

ヴィッツ ハイブリッドはメーカーオプションが多く用意されているので、機能や装備はプションである程度同じにする事は可能です。

ただ、内装のデザインは同じにする事はできないので、高級感や上質感はUグレードの方が格段に上です。

もし内装・インテリアのデザイン性や質感にこだわるのなら、上位モデルのUグレードの方が良いのかなと思いました。
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