プロ直伝!キャンプの荷物の減らし方|注意点やおすすめアイテムも紹介【2022年版】

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オートキャンプの荷物を減らすことで、車への積み下ろしなどの時間や労力を削減できます。

荷物が減らせない人はキャンピングカーの利用で、荷物の量を気にせずキャンプを楽しむことが可能です。

今回は荷物を減らすポイントと、減らせない場合の対処法を紹介します。

山崎 友貴|やまざき ともたか

四輪駆動車専門誌、RV誌編集部を経て、フリーエディターに。RVやキャンピングカー、アウトドア誌などで執筆中。趣味は登山、クライミング、山城探訪。小さいクルマが大好物。

山崎 友貴
Chapter
キャンプの荷物を減らすことはできる?
キャンプの荷物を減らすことのメリット
4人家族で必要な最低限の荷物は?
キャンプの荷物を減らすときの注意点
キャンプの荷物が多いときの対処法
【プロ直伝】キャンプの荷物の減らし方
アウトドア雑誌ライター山崎友貴おすすめアイテム3選
キャンプでの荷物の減らし方を把握しておこう

キャンプの荷物を減らすことはできる?

キャンプの荷物は、工夫次第で減らすことが可能です。

深く考えずに荷造りしてしまうと荷物は増える一方で、車に積み込む作業や片付けも負担になってしまいます。

キャンプを楽しむために色々なアイテムを持ち込みたくなりますが、過度に荷物が増えないようコントロールする必要があります。荷物の減らし方を整理し、大いにキャンプを楽しみましょう。

キャンプの荷物を減らすことのメリット

荷物が多ければ多いほど、準備や後片付け、車への積み下ろしなどにかかる時間や負担が増えてしまいます。

荷物を減らすことで、荷物に関わる時間や負担を減らせる点がメリットです。余った時間はキャンプを楽しむ時間に充てることができます。

また持ち物を減らすことで、荷物を管理しやすくなるという利点もあります。

どこに何を入れたか分からなくなった、という状況が起こりにくくなり、忘れ物のリスクも回避できるでしょう。

4人家族で必要な最低限の荷物は?

最低限必要な荷物は、大きく分けると、寝具、調理器具、着替えの3つに分類可能です。

テント、タープ、寝袋やマットなど快適に眠るためのアイテムはキャンプに欠かせません。夜には照明としてランタンもマストです。

調理にはバーベキューコンロや炭、食事の際にはテーブルや椅子、食器を使用します。

また、バーベキューで汚れたり汗をかいたりするため、着替えも必要です。1人1つ必要な寝袋や椅子、食器、着替えは人数分準備しましょう。

キャンプの荷物を減らすときの注意点

荷物の減らし方に重点を置いてコンパクトなものを追求するあまり、性能が落ちたり小型すぎて使いづらくなったりするケースもあります。

荷物を減らすことで得られるメリットもありますが、減らしすぎることでデメリットが生まれてしまうこともあります。

ここでは荷物の減らし方において、特に注意したい2点を紹介しましょう。

必要なものは減らしてはいけない

キャンプに最低限必要なものは、減らさないようにしましょう。

例えば、かさばってしまう防寒具は置いていきたくなりますが、夜間のキャンプ場は夏場でも寒さを感じることがあります。

また夜間の視界を確保するランタンなども、安全のために必要なアイテムです。体調管理やケガを回避するために必要なアイテムは、妥協せずに持って行きましょう。

キャンプの楽しみが減らないようにする

必須ではないけれど自分の中で優先度が高いもの、お気に入りのアイテムなどは、減らす必要はありません。

荷物を減らすことにこだわりすぎて、キャンプの楽しみまで減らしてしまわないよう注意しましょう。

キャンプの荷物が多いときの対処法

これまで紹介した荷物の減らし方を実践しても、これ以上は減らせないというボーダーラインに突き当たることがあります。

荷物のボリュームはキャンプの目的や人数によって変動するため、あまり荷物を減らせないというケースも考えられるでしょう。

ここではキャンプの荷物を減らすことが難しい場合の対処法を紹介します。

キャンピングカーを利用する

荷物をたくさん積み込めるキャンピングカーを利用すれば、荷物を減らさずにキャンプを楽しめます。

キャンピングカーに車中泊すれば、テントを持って行く必要もなくなり、テント設営の時間も削減可能です。

キャンピングカーでのキャンプは、テント泊に比べるとハードルが低いため、キャンプに慣れていない初心者にもおすすめです。

荷物が多くなりがちなキャンプ初心者の家族や友人を誘って、気軽にキャンプを楽しめる点もメリットといえるでしょう。

レンタルセットを利用する

大きなキャンプ場であれば、キャンプ用品のレンタルが可能な場合があります。

現地でレンタルすることで荷物も少なく済み、後片付けの負担も軽減される点がメリットです。

ただしブランドやカラーを選べないため、複数のアイテムから選びたい方はインターネットでのレンタルも検討してみましょう。

【プロ直伝】キャンプの荷物の減らし方

山崎 友貴
山崎 友貴
アウトドア雑誌ライター

昨今のキャンプは、よりミニマルな道具で過ごすソロキャンプか、キャンプ場で家なみに快適に過ごすという両極のスタイルがトレンドになっています。

後者の場合、ついつい様々なギアを持っていってクルマに積みきれなかった…なんていうキャンパーも少なくないようです。

(文・山崎 友貴)

クルマを見ると、車内はもちろんのこと、ルーフラックの上もコンテナボックスなどでギッシリ。いくらオートキャンプといっても、これでは現地でも大変。

「なんとなく不安で持っていってしまう」という気持ちは分かりますが、無駄なものを減らして、スタイリッシュにキャンプをしてみてもいいのではないでしょうか。
キャンプのアイテムには、減らせるものと減らせないものがあります。まず、テントとシュラフは必携となります。

現地で快適に過ごすために、テーブルやチェア、それにランタンやバーナーは必要でしょう。

では、どんなものを減らすことができるのでしょうか。

それは、キャンプ場で使わなかったもの。キャンプに何度か行って、2回使わないものは、基本的にいらないと思ってOKです。

食器などは多めに持っていく人がいますが、例えばスープボウルはコーヒーカップで兼用するなどすれば、まず荷物を減らすことができます。
特に「あれば快適、楽しい」と思っているものをチェックしてみてください。現地で使っていないものが結構あるはずです。

着るものも、意外と減らすことができるはず。着たきりでも数日のことですので、下着以外は同じものを着ても大丈夫なのではないでしょうか。

意外と嵩張っているのが、食材です。特にパッケージされているものは、家で一度開封して、ミニマムな状態で持っていくようにしましょう。

肉や魚、野菜も、現地で調理をするだけの状態に準備していけば、嵩がグッと減ります。また現地で出るゴミも大幅に減らすことができます。
ギアをパッケージングする時も、嵩を減らすコツがあります。

例えば、ダウンのシュラフは付属の袋でなく、もっと小さい袋に詰めることで小さくすることができます。服は畳まず、丸めることで小さくできます。

空いているスペースも有効活用しましょう。例えば、カラのクーラーボックスやウォーターキャリー。

その中に、キャンプギアを入れて運べば、かなりの省スペースになります。コンテナボックスの空いたスペースにも、小さなものを詰め込みます。
クルマに載せる時は、箱物はルーフラックなどに積み、テントやシュラフなどカタチを変えられる物は車内に積みます。

車内にある程度の箱物を入れたら、その隙間にこうしたカタチの変えられるものを詰めていけば、デッドスペースを減らすことができ、走行中に動くことがありません。

キャンプは外で過ごすレジャーですので、荷物が多いのは仕方がないこと。でも、ちょっとしたハックで荷物をコンパクトにすることができるはずです。

アウトドア雑誌ライター山崎友貴おすすめアイテム3選

オクトス(oxtos)

NEW透湿防水 コンプレッションバッグ 15L

2,970円〜(税込)

ダウンシュラフを小さく細長くできる

ダウンシュラフを収納した後、ベルトで圧縮して、小さく細長くできるバッグです。

本来はザックに収納しやすくするアイテムですが、車載時に省スペースにするのにも役立ちます

耐水圧10000㎜の防水生地を使用しているので、雨の日にテント内に入れておいても、寝る時にシュラフが濡れていません。

‎重量
約92g
羽毛量
600g~750g
平置きサイズ
直径19cm×高さ58cm
収納サイズ
直径19cm×高さ43cm
耐水圧
側面/10,000mm、底面/20,000mm
透湿度
側面/5,000g/m2/24h、底面/9,000g/m2/24h
素材
側面/40dnリップストップナイロン 2.5層防水(透湿)コーティング、底面/50dnリップストップナイロン 多孔膜ラミネート

RAKU

キャンプ用おりたたみボックス

9,980円〜(税込)

何役にも使えるコンテナボックス

折り畳めば、わずか6.5㎝になるコンテナボックス。55Lの容量があるので、キャンプ用品がたっぷり入ります。

重ねられるので、キャンプ場ではシェルフとして活用。天板(フタ)はまな板になるので、調理台代わりにも。トレーとしても使えます。

また、付属の防水袋を入れれば、クーラーボックスに早変わり。保冷剤を入れて、食材や飲み物を運ぶことができます。

カラになったら、帰りは折り畳んで車内へ積めば、荷室にお土産を入れるスペースが生まれます。

‎重量
2.5kg
‎サイズ
52.5×35.5×29.5cm
容量
55L
素材
木材

キャンプでの荷物の減らし方を把握しておこう

荷物を減らすことで、準備や後片付けにかかる労力や時間を削減できます。キャンプの目的や使いやすいアイテムは千差万別です。

自分にちょうど良い荷物の量を考えるためにも、荷物の減らし方を把握しておきましょう。

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