【ポータブル電源が大幅に進化】キャンプの電源環境が自由に

ランタン ポータブル電源

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大容量なモバイルバッテリー「ポータブル電源」がいま狙い目。キャンプや車中泊はもちろん、災害の備えとしても移動電源として活躍してくれるあると便利なアイテム。技術の向上でコスト面、性能面が大幅に改善され、種類も豊富に充実中。

文・アウトドアライター&クリエイター夏野 栄
Chapter
ここまできたポータブル電源
PowerArQ mini 野外にハマるカラバリでコンパクト
Ankerパワーハウス シンプル操作で安心の高性能
suaoki G500 人気モデルがさらに進化
LACITA ポータブル電源 安心の日本語カスタマーサポート
Asknut75000 大容量電源エントリー層に
Suaoki S270 コンパクトで価格もお手頃
サイトの拡張、災害対策の備えにも

ここまできたポータブル電源

わずか数年前、モバイルバッテリーは容量1mAhに対して1円程度、10,000mAhでまっとうなバッテリーなら1万円ほどという相場感。また回路の効率が悪く、最終的に充電にまわされる電力はメーカー公証の半分以下みたいな商品も多数出回っていました。

まともな50,000mAhを超える電源は非常に高価で、一般的なキャンパーが持ち運ぶ代物ではないというイメージがあったシーンですが、最近では性能が上がり価格は一気に下がりつつあります。しかも国内ブランドの新作では、キャンパーにアジャストさせたカラバリのアイテムまで登場。もはや身近なキャンプギアの一つといえそうなポータブル電源、そろそろ導入してみませんか。

PowerArQ mini 野外にハマるカラバリでコンパクト

容量:86,400mAh
サイズ:230×195×193 mm
重量:3.5kg

PowerArQは2015年にスタートした国産ブランド。新しいブランドながら『PowerArQ』の完成度が高くブレイク。2018年、PowerArQをさらにブラッシュアップ。サイズダウンし使い勝手が向上、さらにカラバリまでフィールドにアジャスト。

Ankerパワーハウス シンプル操作で安心の高性能

容量:120,600mAh
サイズ:200×145×165 mm
重量:4.2kg

2009年に元グーグル社員らが創業し、わずか数年で世界200億の売上にまでいったアンカー。「品質が高く安価」とモバイルバッテリーシーンではもはやトップグループ。操作がシンプルで安心の性能、激戦容量である120,000mAhでも有力商品の一つ。現在ではアンカージャパンもあり信頼性の高いブランド。

suaoki G500 人気モデルがさらに進化

容量:137,700mAh
サイズ:280×190×210 mm
重量:6.8kg

Suaokiもこのシーンでは外せないブランドの一つ。人気アイテムとなった120,000mAhポータブル電源の容量をアップさせ、ニューモデルとしてブラッシュアップ。解りやすく出力がワット表示される液晶はそのまま。急速充電QC3.0搭載。

LACITA ポータブル電源 安心の日本語カスタマーサポート

容量:120,000mAh
サイズ:307×134×184 mm
重量:5kg

2017年に誕生したばかりのまだ馴染み薄いブランドながら、LACITAジャパンがある安心の日本語対応。リチウムイオン電池ではなく三元系リチウムポリマー電池採用で高寿命高効率化。120,000mAhという激戦カテゴリで既存製品を脅かす存在に発展しそうな狙い目。今後アンカーやスマートタップを追随するプレイヤーになりそうな注目ブランド。

Asknut75000 大容量電源エントリー層に

容量:75,000mAh
重量:3,32kg

「ポータブル電源は欲しいけどバッテリーに5万はちょっと……」
そんなニーズに刺さる“ちょうどいい”パッケージ。100,000mAhには届かないもののポータブルとしては十分活躍する75,000mAh。そして既存大容量電源のだいたい半額ほどの価格。

Suaoki S270 コンパクトで価格もお手頃

容量:40,540mAh
サイズ:184.5×109.5×118.5 mm
重量:1,3kg

容量は3.7V 40,500mAhとポータブル電源としては少ないものの、手軽に持ち運べるサイズと軽さが魅力。20cmを切る横幅で重さわずか1,2kg。デイキャンプや女性のおしゃれピクニックにもハマりそう。12ヶ月保証で安心感有。

サイトの拡張、災害対策の備えにも

ポータブル電源がそろそろ本格的に狙い目。メーカー公証通りの充電出力で価格もお手頃、日本語サポートまで完備。必需品の給電のほか、ライトアップや野外シアターも可能でキャンプサイトの可能性が広がります。さらに災害対策の備えにもなると考えたら十分買いなアイテムに仕上がりつつあるのではないでしょうか。

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文・アウトドアライター&クリエイター夏野 栄
山岳部出身のアウトドアライター。数多くの紙面やWEBなどの媒体で活躍。湘南の牛舎ガレージのアートディレクション廉プロデュース担当も務める。自転車ビルダーでもある。

(提供元:LANTERN

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