新しいキャンプの教科書:第9回「テントサイトを無駄なく作る6つのコツ」

ランタン テントサイト

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キャンプ場に到着し、さぁ!テントサイトをつくろう!という場合、やみくもに道具を置くだけでは、作業の邪魔になったり、配置のしなおしになったりすることがあります。そこで無駄なく効率的に作業を行うための手順をご紹介します!
Chapter
①整地する
②タープとテントを張る
③テント内に入れる道具を持ち込む
④リビングスペースをつくる
⑤キッチンと焚火スペースを展開
⑥暗くなってから使う物を明るいうちに準備
編集部まとめ

①整地する

テントサイトには石や枝などが落ちています。まずは余計なものを排除しておきましょう。特にテントを張る場所では入念に。ちょっとした石でも寝心地は悪くなります。

▶子どもにとっては設営も遊び
簡単な荷物運びや、水くみ、薪拾いなど、サイトの設営は、子どもたちにも手伝ってもらいましょう。

②タープとテントを張る

まずはタープを張ります。タープは実際の幕体の大きさ以上にロープとペグが外側に張り出すことになります。自分のタープのスペース感をつかんでおきましょう。次にテントです!

▶テントは移動が可能
自立式テントはペグで固定する前なら移動が可能です。最適な場所を見つけてから完成させましょう。

③テント内に入れる道具を持ち込む

シュラフやマット、着替えなどテント内で使用する道具を運び込んでおきましょう。ダウン素材のシュラフは圧縮袋から出しておくと、羽毛が広がり自然に膨らみます。自動膨張するインフレータブルマットがある場合も同じく広げておきましょう。

④リビングスペースをつくる

タープ下にテーブルやチェアを置き、くつろぐ空間をつくりましょう。これでリビングを中心としたサイトの基本配置が完了。テントやキッチンなどにアクセスしやすいか、動線を確認してみましょう。動線上にロープなどがある場合は、足をひっかけて転ばないように目印をつけるなどしておくと安全です。

⑤キッチンと焚火スペースを展開

風向きを確認し、タープの風下側にキッチンを展開。同じく焚火台を配置します。キッチンに立ったとき、焚火台が視界に入るような場所に置くことで、焚火や炭火で料理をする際に、吹きこぼれなどを確認しやすい環境ができます。

⑥暗くなってから使う物を明るいうちに準備

ヘッドライトやランタンは明るいうちに使用テストをしておきましょう。故障していたりマントルが破けているなど、暗くなってから気づいていては手遅れになってしまうことも。燃料や電池残量のチェックも抜かりなく。

編集部まとめ

テントサイトづくりは、キャンプの始めの作業です。段取り良くスムーズに設営ができると、時間と気持ちに余裕ができ、アウトドアライフをより快適に楽しむことができます。キャンプ場の立地や土壌の条件よっては、イメージ通りに行かない場合もあるため、キャンプ場への事前確認や、当日の天気を調べておくなど、最適な準備を心がけましょう!
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