ゴルフ
ドライバーがスライスする原因|3種類のスライスを知ろう!
更新日:2024.09.09
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ドライバーショットのスライスは、ゴルフ初心者が最初にクリアしなければならない壁であると言えます。また、初心者に限らず、中級者から上級者まで悩まされるスライス。自分で改善しようと思っても、なかなか難しいですよね。実は、ドライバーショットがスライスする原因はひとつではありません。「たぶん、これが原因だ」と思って、その原因を改善しても、実は本当の原因は違うところにあった…などという経験ないでしょうか?これが、ドライバーショットのスライスを改善することが難しいと言われる所以です。“敵を知り己を知れば百戦危うからず”という言葉があります。やみくもにドライバーを振っても上手くなりません。まず、自分がなぜスライスするのかを考えることが大切です。今回は、ドライバーショットがスライスする原因を解説します。
文・ゴルフィ編集部
文・ゴルフィ編集部
スライスの種類は3つ
スライスと言っても、様々な種類がありますから、注意が必要です。「スライスが多いから、アウトサイドインの軌道を直さなくてはいけないな」と思って一生懸命スイング矯正をしても実は元々、インサイドアウトの軌道をしていたという場合もあります。
プッシュスライスが多い人は、スイング軌道はインサイドアウトである場合が多いからです。そんな時に、更にインサイドアウトの軌道に修正しようとすると、確実にスイングの軌道がおかしくなります。
一般的にドローを打つための軌道であると言われているインサイドアウトの軌道でも、スライスすることは多いのです。
ですから、スライスをしないためのスイング矯正をするにしても、自分が打ったボールがどのような軌道であるかを検証するということが大事です。
スライスの種類は大きく分けて3種類あります。
1. プッシュスライス
2. プルスライス
3. ストレートスライス
では、それぞれどのようなスライスなのかを見ていきましょう。
プッシュスライスが多い人は、スイング軌道はインサイドアウトである場合が多いからです。そんな時に、更にインサイドアウトの軌道に修正しようとすると、確実にスイングの軌道がおかしくなります。
一般的にドローを打つための軌道であると言われているインサイドアウトの軌道でも、スライスすることは多いのです。
ですから、スライスをしないためのスイング矯正をするにしても、自分が打ったボールがどのような軌道であるかを検証するということが大事です。
スライスの種類は大きく分けて3種類あります。
1. プッシュスライス
2. プルスライス
3. ストレートスライス
では、それぞれどのようなスライスなのかを見ていきましょう。
1. プッシュスライスってどんなスライス? 原因は?
一番危険なスライスがプッシュスライスと呼ばれるものです。球筋はボールが右に出て、さらに右にスライスしていくという…。
OBになる確率がかなり高い危険なスライスです。このスライスの恐ろしいところは、癖になるという点ですね。右の林に入れてOBで打ち直し、打ち直しの一打でまた右の林へ…不思議なことなのですが、このスライスは連続することが多いです。3連発プッシュスライスでOBなんてことも多々あります。
OBになる確率がかなり高い危険なスライスです。このスライスの恐ろしいところは、癖になるという点ですね。右の林に入れてOBで打ち直し、打ち直しの一打でまた右の林へ…不思議なことなのですが、このスライスは連続することが多いです。3連発プッシュスライスでOBなんてことも多々あります。
プッシュスライスの原因
インサイドアウト軌道のスイングでフェースが開いてインパクトを迎えているということです。右の林がOBで入れたくないために、右からドローで…なんて考えた時にこのスライスが出やすいです。
2. プルスライスってどんなスライス?原因は?
プルスライスはボールが左に出て、そこから右に戻ってくる球筋のスライスです。
意外とフェアウェイに残っていたりするので、危険度は低いですがとにかく距離が出ません。なぜなら、コスリ球になっていることが多いからです。
プルスライスの原因
アウトサイドイン軌道でフェースが開いているということで、カット打ちになっているはずです。いくらヘッドスピードがある人でもこのプルスライスの球筋では間違いなく飛距離が出ませんので改善が必要です。
3. ストレートスライスってどんなスライス? 原因は?
一番マシなスライスです。ボールが目標方向に向かって真っすぐ出てそこから右に曲がって行くという球筋です。
危険度は比較的低いです。ボールを探しに行ったらOBギリギリで残っている…なんてこともしばしば。
ストレートスライスの原因
スイングの軌道は正しいのですが、フェースが若干開いている状態でインパクトを迎えていることです。危険度は低いですが、このフェースの開きを改善できれば飛距離も方向性も向上するはずです。
スライスの種類で改善点は違うけれども、共通点はフェースの開き
いかかでしたでしょうか。このように、スライスの種類によって改善点が違います。プルスライスを改善したいのなら、アウトサイドインの軌道を直さなければなりませんし、プッシュスライスを改善したいのなら、インサイドアウトの軌道を直さなければなりません。ですから、自分がどのようなスライスを打つことが多いのかを検証し、原因を探ることが重要なのです。
ただ、すべてのスライスに共通していることがあります。スイング軌道に対してフェースが開いてインパクトを迎えているという点ですね。
スイングの軌道を考えるより先に、どうやったらフェースを閉じた状態でインパクトを迎えることができるのかを考えて練習をした方が効果的な練習になるでしょう。
フェースが開いてしまう原因は、グリップ、スイング、アドレス…様々な原因がありますが、まずは自分がどのようなスライスを打つことが多いのかを知り、その原因であるスイング軌道などを改善することと、スライスの共通点であるフェースの開きを改善すること。この2点が、スライスを改善する上で重要です。
ただ、すべてのスライスに共通していることがあります。スイング軌道に対してフェースが開いてインパクトを迎えているという点ですね。
スイングの軌道を考えるより先に、どうやったらフェースを閉じた状態でインパクトを迎えることができるのかを考えて練習をした方が効果的な練習になるでしょう。
フェースが開いてしまう原因は、グリップ、スイング、アドレス…様々な原因がありますが、まずは自分がどのようなスライスを打つことが多いのかを知り、その原因であるスイング軌道などを改善することと、スライスの共通点であるフェースの開きを改善すること。この2点が、スライスを改善する上で重要です。
(提供元:golfee)