ゴルフ
競技ゴルフで気を付けたい言動|「今、何番で打った?」はNG!
更新日:2024.09.09
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こんにちは。ゴルフィ公式ライターのrinokamです。普段、友人同士でゴルフを楽しんでいて、「あれ、これってもしかしてルール違反なのかな?」と思う事ありませんか?ゴルフは審判のいないスポーツですから、自分でジャッジしなければなりません。
文・ゴルフィ公式ライターrinokam
文・ゴルフィ公式ライターrinokam
ゴルフプレー中にルール違反になる恐れのある「言動」
しかし、ゴルフのルールは複雑で、完全に把握している方はそう多くはありません。友人と楽しむプライベートゴルフであれば、それほど気にする必要はないかもしれませんが、コンペとなるとそうもいきません。
さらに今後、競技ゴルフに参加していきたいと思うのなら、なおさらです。今回は、ゴルフプレー中にルール違反になる恐れのある「言動」について取り上げてみたいと思います。
さらに今後、競技ゴルフに参加していきたいと思うのなら、なおさらです。今回は、ゴルフプレー中にルール違反になる恐れのある「言動」について取り上げてみたいと思います。
「今、何番で打った?」は聞いた方も、答えた方も2打罰です
ショートホールになると、つい聞いてしまいたくなりますよね。しかしこれは危険フレーズです。
ゴルフの規則では、正規のラウンド中に、そのコース上で競技に参加している人にアドバイスを与えること及び、自分のキャディ、パートナー、そのキャディ以外の人にアドバイスを求めることを禁止しています。(ゴルフ規則8-1より)
そして、それに違反した場合、2打の罰が科せられます。
つまり、ショートホールで、「ナイスオン!何番で打ったの?」と聞いてしまい、そしてこれに「6番アイアンです。」などと答えてしまうと、双方にペナルティが付いてしまうのです。
自分だけではなく、同伴者にも迷惑をかけてしまう恐れがありますので、注意してください。
他のプレーヤーの番手が気になる気持ちは分かりますが、こっそり覗く程度にとどめておいてください。(これは違反になりません)
ゴルフの規則では、正規のラウンド中に、そのコース上で競技に参加している人にアドバイスを与えること及び、自分のキャディ、パートナー、そのキャディ以外の人にアドバイスを求めることを禁止しています。(ゴルフ規則8-1より)
そして、それに違反した場合、2打の罰が科せられます。
つまり、ショートホールで、「ナイスオン!何番で打ったの?」と聞いてしまい、そしてこれに「6番アイアンです。」などと答えてしまうと、双方にペナルティが付いてしまうのです。
自分だけではなく、同伴者にも迷惑をかけてしまう恐れがありますので、注意してください。
他のプレーヤーの番手が気になる気持ちは分かりますが、こっそり覗く程度にとどめておいてください。(これは違反になりません)
応援に来ている家族や友人に、スイングをチェックしてもらう→2打罰です
大きな大会などになると、ギャラリーの入場が可能なケースもあります。家族や友人に見守られて、プレーできるのは、なんだかプロになったような気分で嬉しいものです。しかしここでも注意が必要です。
ホールアウトし次のホールへ向かう途中に、家族や友人に「今日調子悪いんだけど、スイングおかしくない?」などと尋ねたとします。
これも前述した規則8-1の違反となり、2打罰です。
緊張をほぐすために、なるべくいつもの行動をしようとすることがありますが、そのいつもしている行動が、ルール違反の事があります。アドバイスは、するのもされるのも禁止ですから、普段から気を付けましょう。
ホールアウトし次のホールへ向かう途中に、家族や友人に「今日調子悪いんだけど、スイングおかしくない?」などと尋ねたとします。
これも前述した規則8-1の違反となり、2打罰です。
緊張をほぐすために、なるべくいつもの行動をしようとすることがありますが、そのいつもしている行動が、ルール違反の事があります。アドバイスは、するのもされるのも禁止ですから、普段から気を付けましょう。
尾崎直道プロの「口は災いのもと」となった珍事件
2012年4月12日、JGTO国内ツアー初戦の「東建ホームメイトカップ」の初日の出来事です。
プレーを終え、1バーディー、5ボギーの75の結果だった尾崎直道選手が、クラブハウスで関係者と談笑している際に「これ(マウスピース)をしていると飛ぶんだ。」と話したところ、ゴルフ規則14-3の人工の機器と異常な携帯品、携帯品の異常な使用に当たるとされ、規則に基づき失格となりました。
マウスピース自体が「異常な機器」ではないので、例えば歯の矯正で使用中などの理由であれば、何ら問題はありません。
しかし、プロ本人が「飛ぶ」と発言してしまったがために、プレーする上で、プレーヤーの援助になるものとみなされたわけです。
これは、例えば「機能性アンダーウェアを着用したら、筋肉がうまく使えるようになって、スコアが良かった」などと言ってしまうことも同様になります。
実際の判断(異常な機器に該当するのかどうか)は、競技委員、裁定委員に委ねられますが、こうした何気ない発言が、失格という最悪の事態をまねいてしまうこともあるのです。
まさに「口は災いのもと」ですね。
プレーを終え、1バーディー、5ボギーの75の結果だった尾崎直道選手が、クラブハウスで関係者と談笑している際に「これ(マウスピース)をしていると飛ぶんだ。」と話したところ、ゴルフ規則14-3の人工の機器と異常な携帯品、携帯品の異常な使用に当たるとされ、規則に基づき失格となりました。
マウスピース自体が「異常な機器」ではないので、例えば歯の矯正で使用中などの理由であれば、何ら問題はありません。
しかし、プロ本人が「飛ぶ」と発言してしまったがために、プレーする上で、プレーヤーの援助になるものとみなされたわけです。
これは、例えば「機能性アンダーウェアを着用したら、筋肉がうまく使えるようになって、スコアが良かった」などと言ってしまうことも同様になります。
実際の判断(異常な機器に該当するのかどうか)は、競技委員、裁定委員に委ねられますが、こうした何気ない発言が、失格という最悪の事態をまねいてしまうこともあるのです。
まさに「口は災いのもと」ですね。
まとめ
プレー中にありそうな言動のNG行動についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
なんだか会話するのも怖くなってしまいますが、ルールを理解すれば色々なことが分かってきます。
普段からルールに則したプレーを心掛けて、ゴルフに励んでください。
なんだか会話するのも怖くなってしまいますが、ルールを理解すれば色々なことが分かってきます。
普段からルールに則したプレーを心掛けて、ゴルフに励んでください。
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文・rinokam【ゴルフィ公式ライター】
某トーナメントコースでのキャディ歴10年で、1万人以上のゴルファーを観察。ゴルフの面白さを、キャディとゴルファーの両目線でお伝えします。
(提供元:golfee)
文・rinokam【ゴルフィ公式ライター】
某トーナメントコースでのキャディ歴10年で、1万人以上のゴルファーを観察。ゴルフの面白さを、キャディとゴルファーの両目線でお伝えします。
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