残価設定ローンとは?カーリースとの違いについても解説!
更新日:2024.09.09
残価設定ローンはお得に利用できるケースもありますが、人によっては通常のカーローンやカーリースを選んだ方がお得になるケースもあります。今回は残価設定ローンについて詳しく解説しているので、正しい選択ができるよう参考にしてみてください。
残価設定ローンとは
残価設定ローンは車の将来的な評価額(車両購入価格の20~50%)を「残価」として設定し、車両購入価格から残価を差し引いた金額をベースに月々返済していくカーローン制度のことです。
一般的に3~5年の支払期間を設定し、支払いの最終回には次の選択肢が用意されています。
● 新車に乗り換える
● 残価を支払って車を買い取る
● 車を返却する
カーリースと似ている部分もあるため混同されがちですが、残価設定ローンとカーリースには明確な違いがあり、メリット・デメリットも異なるので後ほどご紹介します。
ちなみに、残価設定ローンは「残価設定型クレジット(残クレ)」とも呼ばれています。v
一般的に3~5年の支払期間を設定し、支払いの最終回には次の選択肢が用意されています。
● 新車に乗り換える
● 残価を支払って車を買い取る
● 車を返却する
カーリースと似ている部分もあるため混同されがちですが、残価設定ローンとカーリースには明確な違いがあり、メリット・デメリットも異なるので後ほどご紹介します。
ちなみに、残価設定ローンは「残価設定型クレジット(残クレ)」とも呼ばれています。v
通常のカーローンとの違い
残価設定ローンと通常のカーローンとの大きな違いは、前述した残価を設定するか否かです。
通常のカーローンは残価を設定しません。頭金を除いた車両購入価格の総額(諸費用含む)を、銀行や信託会社から借入し、その後はカーローンの規定にしたがって月々の返済を行います。
残価を設定しない通常のカーローンは、月々の返済額は残価設定ローンよりも高くなる傾向があります。しかし、銀行のマイカーローンであれば残価設定ローンよりも借入金利が低いため、支払総額は安くなるのが通常のカーローンのメリットです。
通常のカーローンは残価を設定しません。頭金を除いた車両購入価格の総額(諸費用含む)を、銀行や信託会社から借入し、その後はカーローンの規定にしたがって月々の返済を行います。
残価を設定しない通常のカーローンは、月々の返済額は残価設定ローンよりも高くなる傾向があります。しかし、銀行のマイカーローンであれば残価設定ローンよりも借入金利が低いため、支払総額は安くなるのが通常のカーローンのメリットです。
残価設定ローンとカーリースの違い
それでは、残価設定ローンとカーリースの違いをご紹介します。
違い①月々の支払金額
残価設定ローンとカーリースは、どちらも残価を設定した上で月々の支払金額が決まります。ただし、カーリースには車両購入価格だけでなく車検など定期的なメンテナンス費用や、自賠責保険・自動車税なども含まれます。
したがって、同じ車種を同じ契約期間で購入した場合、カーリースの方が月々の支払金額は高くなる傾向があります。ただし、カーリースの方が長期で契約できることが多く、その場合は月々の支払金額が残価設定ローンよりも安くなります。
したがって、同じ車種を同じ契約期間で購入した場合、カーリースの方が月々の支払金額は高くなる傾向があります。ただし、カーリースの方が長期で契約できることが多く、その場合は月々の支払金額が残価設定ローンよりも安くなります。
違い②車の維持費用負担
前述の通り、カーリースには定期的なメンテナンス費用などが月々の支払金額に含まれています。一方、残価設定ローンはあくまで車両購入価格に対するカーローン制度なので、車の維持費用に関しては自己負担です。
違い③契約満了時の選択
残価設定ローンの支払期間が満了を迎えると、「新車に乗り換える」「残価を支払って車を買い取る」「車を返却する」という選択肢があります。
それに対してカーリースの契約満了時は「車を返却する」のが基本となります。これは、カーリースは車を購入するのではなく、月々固定の金額でレンタルするサービスだからです。ただし、カーリース会社によっては「乗換え」「再リース」「買取り」という選択肢のあるサービスも存在します。
それに対してカーリースの契約満了時は「車を返却する」のが基本となります。これは、カーリースは車を購入するのではなく、月々固定の金額でレンタルするサービスだからです。ただし、カーリース会社によっては「乗換え」「再リース」「買取り」という選択肢のあるサービスも存在します。
残価設定ローンのメリット・デメリット
残価設定ローンを契約するにあたっては、メリット・デメリットを知り「自分にとってお得なカーローン制度かどうか」を見極めるのが大切です。ここでは、残価設定ローンのメリット・デメリットをご紹介します。
残価設定ローンのメリット
● 通常のローンに比べて月々の支払金額は安くなる
● あらかじめ残価を設定するため一定の買取り価格が保証されている
● 3~5年のスパンで乗換え可能なので常に新型車に乗れる
残価設定ローンでは、車両購入価格から残価を差し引いた上で月々の支払金額が決まります。そのため通常のカーローンよりも月々の支払金額が安く、手が届きづらい車に乗れる可能性が高くなります。
● あらかじめ残価を設定するため一定の買取り価格が保証されている
● 3~5年のスパンで乗換え可能なので常に新型車に乗れる
残価設定ローンでは、車両購入価格から残価を差し引いた上で月々の支払金額が決まります。そのため通常のカーローンよりも月々の支払金額が安く、手が届きづらい車に乗れる可能性が高くなります。
残価設定ローンのデメリット
● 金利が高めなので銀行のマイカーローンよりも支払総額が多くなる
● 自動車販売店や車種によって走行距離に制限がある
● 車を所有したことにならないためカスタマイズは原則禁止である
● リセールバリューの高い車は損をする可能性がある
残価設定ローンではあらかじめ残価を設定するため、リセールバリューの高い車であってもその恩恵を受けることができず、損をする可能性もあります。また、残価設定ローンでの購入は「車を所有したことにならない」という点に注意が必要です。
● 自動車販売店や車種によって走行距離に制限がある
● 車を所有したことにならないためカスタマイズは原則禁止である
● リセールバリューの高い車は損をする可能性がある
残価設定ローンではあらかじめ残価を設定するため、リセールバリューの高い車であってもその恩恵を受けることができず、損をする可能性もあります。また、残価設定ローンでの購入は「車を所有したことにならない」という点に注意が必要です。
「コスモMyカーリース」なら月々10,000円台~新車に乗れる
最後に、月々10,000円台~新車に乗れるコスモMyカーリースについてご紹介します。残価設定ローンよりもカーリースに魅力を感じた方は、コスモMyカーリースについてぜひ知ってください。
国産全メーカー・全車種から選べる
コスモMyカーリースで契約する車は、国産の全メーカー・全車種から選べます。「残価設定ローンでも手が届かない」といった車種も、コスモMyカーリースなら長期契約で月々の支払金額を抑えて乗ることができます。
お近くのコスモ石油サービスステーションで契約できる
コスモMyカーリースは、全国にあるコスモ石油サービスステーションでも契約できます。カーリースでは契約時の商談だけではなく、納車後もメンテナンスなどで定期的に足を運ぶことになるため、契約店舗が自宅付近にあると便利で安心です。
「そういえば、近くのコスモ石油にコスモMyカーリースの看板があったな」という方は、ぜひチェックしてみてください。
お近くのコスモ石油サービスステーションでコスモMyカーリースが利用できるか調べたいという方は、こちらのページからお調べいただけます。
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9年リースなら車がもらえる
コスモMyカーリースが提供している9年リースなら、契約満了時に車がもらえます。車を長期で乗り続け、最終的には自分のものにしたい方にとってはかなり魅力的なプランです。
以上のように、コスモMyカーリースなら月々10,000円台~新車に乗れて、しかも魅力的なサービスが満載。また、「コスモ石油サービスステーションで入れるガソリン代が契約期間中ずっとお得※」などもコスモMyカーリースならではの特典です。
「残価設定ローンよりもカーリースの方が良いかも」と感じた方は、コスモMyカーリースの利用をぜひご検討ください。
※コスモ・ザ・カードなど指定のカードで給油した場合(月間100Lまで)
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高田 樫央
トヨタ系大手サプライヤーの海外工場にて、新機種開発部門と通訳部門として4年間従事。2機種の立ち上げに携わる。2013年3月に夫婦でフリーライターに転身。IT系オウンドメディアを中心に、累計10,000本以上を企業に提供。