カーリースの値段はどれくらい?リース料金にどこまで含まれる?
更新日:2024.09.09
近年カーリースが普及しているものの、値段が分からない方も多いのではないでしょうか。毎月のリース料金の相場を知っておくことで、レンタカーやカーシェア以外の選択肢も出てくるはずです。そこで今回の記事では、カーリースの値段やリース料金についてお話します。
カーリースの値段は車やサービスによって異なる
カーリースの値段は、車やサービス内容によって異なります。
一括りにリース車両やサービスといっても、多種多様です。
車だけでも新車や中古車、車種やグレードといった違いのほか、カーリース会社やリース期間などでもカーリースの値段は変わります。
メンテナンスのついた「メンテナンスリース」、メンテナンスなしの「ファイナンスリース」といったプランによる値段の違いもあります。メンテナンスリースは車検代や消耗品の交換まで含まれるので、毎月のリース料金はファイナンスリースよりも高額です。
極端な話ですが、軽自動車の中古車を安いカーリース会社で長期のファイナンスリースにすれば毎月のリース料金を安く抑えることができます。
では、カーリースのリース料金はどのくらいなのか、詳しく見ていきましょう。
一括りにリース車両やサービスといっても、多種多様です。
車だけでも新車や中古車、車種やグレードといった違いのほか、カーリース会社やリース期間などでもカーリースの値段は変わります。
メンテナンスのついた「メンテナンスリース」、メンテナンスなしの「ファイナンスリース」といったプランによる値段の違いもあります。メンテナンスリースは車検代や消耗品の交換まで含まれるので、毎月のリース料金はファイナンスリースよりも高額です。
極端な話ですが、軽自動車の中古車を安いカーリース会社で長期のファイナンスリースにすれば毎月のリース料金を安く抑えることができます。
では、カーリースのリース料金はどのくらいなのか、詳しく見ていきましょう。
カーリースの一般的な年間費用を車のタイプごとに紹介
カーリースの年間費用を、以下の車のタイプごとに紹介します。
1. 軽自動車
2. 普通車(コンパクトカー)
3. 普通車(大型セダン、ミニバン)
上から順番に詳しく見ていきましょう。
軽自動車
軽自動車は車両本体価格が安いうえ、軽自動車税や自動車重量税、自賠責保険も安いことから、カーリースの値段も抑えることができます。
すべて普通車よりも安いことから、毎月のリース料金も安い傾向にあります。
5年契約と7年契約の場合の一般的なリース料金は、以下のとおりです。
カーリース会社のほか、メーカー、車種、グレードによっては上記より値段が安くなることもあるでしょう。
普通車(コンパクトカー)
コンパクトカーは軽自動車ほどではありませんが、排気量が少なく車体重量も軽い部類に入るので、カーリースの値段もある程度抑えられます。
5年契約、7年契約でコンパクトカーをリースした場合の一般的な値段です。
車種やグレード、オプションの有無などによってカーリースの値段も変化しますが、コンパクトカーは概ね上記のようなリース料金になるでしょう。
普通車(大型セダン、ミニバン)
大型セダンやミニバンは、普通車の中でも車両本体価格は高額かつ排気量が大きく車体重量もあるので、リース料金は高い傾向にあります。
ミニバンを5年、7年契約でリースした場合の一般的な値段は、以下のとおりです。
大型セダンは残存価額も低い傾向にあるので、リース料金は上記より高くなるでしょう。
1. 軽自動車
2. 普通車(コンパクトカー)
3. 普通車(大型セダン、ミニバン)
上から順番に詳しく見ていきましょう。
軽自動車
軽自動車は車両本体価格が安いうえ、軽自動車税や自動車重量税、自賠責保険も安いことから、カーリースの値段も抑えることができます。
すべて普通車よりも安いことから、毎月のリース料金も安い傾向にあります。
5年契約と7年契約の場合の一般的なリース料金は、以下のとおりです。
費用 | プラン | 5年契約 | 7年契約 |
---|---|---|---|
月額リース料金 | ファイナンス | 25,000円前後 | 20,000円前後 |
メンテナンス | 26,000~32,000円 | 24,000~30,000円 | |
年間リース料金 | 290,000~390,000円 | 250,000~360,000円 |
普通車(コンパクトカー)
コンパクトカーは軽自動車ほどではありませんが、排気量が少なく車体重量も軽い部類に入るので、カーリースの値段もある程度抑えられます。
5年契約、7年契約でコンパクトカーをリースした場合の一般的な値段です。
費用 | プラン | 5年契約 | 7年契約 |
---|---|---|---|
月額リース料金 | ファイナンス | 35,000円前後 | 28,000円前後 |
メンテナンス | 38,000~40,000円 | 31,000~33,000円 | |
年間リース料金 | 400,000~480,000円 | 330,000~400,000円 |
普通車(大型セダン、ミニバン)
大型セダンやミニバンは、普通車の中でも車両本体価格は高額かつ排気量が大きく車体重量もあるので、リース料金は高い傾向にあります。
ミニバンを5年、7年契約でリースした場合の一般的な値段は、以下のとおりです。
費用 | プラン | 5年契約 | 7年契約 |
---|---|---|---|
月額リース料金 | ファイナンス | 54,000円前後 | 50,000円前後 |
メンテナンス | 58,000~60,000円 | 52,000~58,000円 | |
年間リース料金 | 650,000~720,000円 | 590,000~700,000円 |
カーリースの値段には何が含まれている?
毎月のリース料金には、以下のような費用が含まれています。
また、メンテナンスリースの場合、車検や点検、オイル交換、各種消耗品等の費用も含まれます。
車両本体価格 | 実際の車両価格からリース期間満了時の予想価格を引いたもの |
---|---|
各種税金 | ・自動車税 ・自動車重量税 ・環境性能割 |
保険料 | ・自賠責保険料 |
手数料 | ・仲介手数料 ・登録費用 ・お客様サポート ・点検費用 |
毎月のリース料金以外に必要な費用
リース料金以外に必要な費用は、以下のとおりです。
・駐車代
・燃料代
・任意保険料
・車検費用
・点検費用
・消耗品の部品代・工賃
先述のとおり、メンテナンスリースを契約することで、車検や点検、消耗品にかかる費用を毎月のリース料金に含めることも可能です。
任意保険に関しても、カーリース会社によっては提携する保険会社に加入することで、毎月のリース料金に含めることができます。
・駐車代
・燃料代
・任意保険料
・車検費用
・点検費用
・消耗品の部品代・工賃
先述のとおり、メンテナンスリースを契約することで、車検や点検、消耗品にかかる費用を毎月のリース料金に含めることも可能です。
任意保険に関しても、カーリース会社によっては提携する保険会社に加入することで、毎月のリース料金に含めることができます。
カーリースの値段を安くするためのポイント
カーリースの値段を安くするためのポイントは、以下のとおりです。
1. 車のグレードを下げる
2. リース期間を長くする
3. 中古車にする
上から順番に説明していきます。
1. 車のグレードを下げる
2. リース期間を長くする
3. 中古車にする
上から順番に説明していきます。
ポイント①:車のグレードを下げる
1つめのポイントは、車選びです。
どうしても車種を変更したくない場合は、グレードを下げることでリースの値段を下げることができます。同じ車種でもグレードによって車両本体価格が100万円以上も下がることがあります。また、グレードを下げたくないならオプションを減らすことも検討しましょう。
不要なオプションを外したり社外品で代用したりすることで、数万円から数十万円は車両本体価格を下げられます。ほかにも、燃費のいい車にすることで維持費の節約につながることもあります。
どうしても車種を変更したくない場合は、グレードを下げることでリースの値段を下げることができます。同じ車種でもグレードによって車両本体価格が100万円以上も下がることがあります。また、グレードを下げたくないならオプションを減らすことも検討しましょう。
不要なオプションを外したり社外品で代用したりすることで、数万円から数十万円は車両本体価格を下げられます。ほかにも、燃費のいい車にすることで維持費の節約につながることもあります。
ポイント②:リース期間を長くする
2つめのポイントは、リース期間です。
そもそもリース料金は車両本体価格から残価を引いたあと、保険料や税金といった諸費用を加えた金額をリース期間で割って算出されます。カーリースの契約期間が長くなるほど、毎月のリース料金は安くなります。
一般的なリース期間は3年、5年、7年です。
しかし、カーリース会社によっては9年や11年といった長期プランも用意されています。ただし、長期カーリースは途中で解約できなかったり中途解約時の違約金が高額であったりするので、それらを踏まえたうえで契約しましょう。
カーリースの値段を安くするなら、リース期間を長くすることも検討してみてください。
そもそもリース料金は車両本体価格から残価を引いたあと、保険料や税金といった諸費用を加えた金額をリース期間で割って算出されます。カーリースの契約期間が長くなるほど、毎月のリース料金は安くなります。
一般的なリース期間は3年、5年、7年です。
しかし、カーリース会社によっては9年や11年といった長期プランも用意されています。ただし、長期カーリースは途中で解約できなかったり中途解約時の違約金が高額であったりするので、それらを踏まえたうえで契約しましょう。
カーリースの値段を安くするなら、リース期間を長くすることも検討してみてください。
ポイント③:中古車にする
3つめのポイントは、中古車です。
中古車は新車と比べて車両本体価格が安いので、カーリースの値段を下げられます。
ただし、年式には注意が必要です。
3年落ち程度の新しい高年式中古車であれば故障リスクも低めですが、10年落ち近くの低年式中古車は故障リスクがあります。メンテナンス費用がかかるうえ、リース契約中に自動車税や自動車重量税が割増になってしまうデメリットもあります。
短期カーリースを利用する場合であれば問題ないかもしれませんが、長期カーリースの場合はできるだけ新しい中古車を選びましょう。
カーリースの値段を安くするなら、中古車という選択肢も視野に入れてみてください。
中古車は新車と比べて車両本体価格が安いので、カーリースの値段を下げられます。
ただし、年式には注意が必要です。
3年落ち程度の新しい高年式中古車であれば故障リスクも低めですが、10年落ち近くの低年式中古車は故障リスクがあります。メンテナンス費用がかかるうえ、リース契約中に自動車税や自動車重量税が割増になってしまうデメリットもあります。
短期カーリースを利用する場合であれば問題ないかもしれませんが、長期カーリースの場合はできるだけ新しい中古車を選びましょう。
カーリースの値段を安くするなら、中古車という選択肢も視野に入れてみてください。
もっと詳しい情報を見たい方はこちらをチェック!
コスモMyカーリースのお試し見積りはこちらをチェック!
近藤 大助
自動車メディアでの執筆経験は約5年。エイチームの「ナビクルcar」や「トヨタの中古車アプリ・remobii」の記事のほか、八重洲出版のバイク専門誌「モーターサイクリスト」、中古車ガリバー、Keeper Proといった大手の出版社や企業の記事を執筆。「Yahoo!ニュース」掲載経験あり。