フィットの車検費用相場を徹底解説｜各項目の詳細や安く抑える方法も紹介

更新日：2024.11.18

※この記事には広告が含まれます

コンパクトカーでありながら、広い室内空間が魅力のホンダのフィット。ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」で、後部座席はゆったり、荷物もたくさん詰めて、なおかつ圧迫感を感じない設計になっています。

ホンダ独自のハイブリッドシステム「e:HEV」を採用しているモデルは、エコカー減税の対象になります。

また、一部モデルによっては、重量税が異なるため、注意しましょう。

こちらの記事では、フィットの車検費用の相場や車検費用を安く抑えるための方法などを詳しく解説します。

フィットの車検をなるべく安価で済ませたい方は、参考にしてみてください。

フィットの車検費用相場

車検費用	内訳
57,050円〜71,550円※	基本料		13,000円～27,500円
	法定費用	自賠責保険料	17,650円
		重量税	24,600円
		印紙代	1,800円

※車検基本料の相場は大手車検業者(マッハ車検、ホリデー車検、らくらく車検、コバック車検、車検の速太郎、アップル車検)の車検基本料金より算出
※別途整備料金がかかる場合があります

Rakuten
楽天Car車検 (旧楽天車検)

豊富な店舗から自分に合うお店を探せる！

楽天Car車検を使えば、自宅近くで車検を行えるお店を比較しながら簡単に探せます。
全国5,600以上の豊富な店舗から、希望に合うお店を見つけることが可能です。口コミもチェックできるので、リアルな意見を参考にしながら選べるのもうれしいですよね。価格はもちろん、実績やサービスなども比較できるので、信頼できる業者を見つけることができます。

車検基本料: 店舗により異なる
車検スピード: 店舗により異なる
店舗数: 5,600以上掲載
地域: 全国
土日祝対応: 店舗により異なる
クレジットカード対応: 店舗により異なる

【この記事のすべての画像を表示する（7枚）】

Chapter: フィットの年式・グレード・モデル別の車検費用相場; フィットの年式別の車検費用相場; フィットのモデル別の車検費用相場; フィットの車検費用の内訳とは？; 車検基本料金; 法定費用：自賠責保険料; 法定費用：重量税; 法定費用：印紙代; 整備料金; 車検費用を安く抑える方法; 楽天Car車検などポータルサイトで複数の業者を比較する; 車検チェーン・ガソリンスタンド車検を利用する; フィットの車検費用が高いと感じたら買い替えも検討してみては; フィットの車検費用相場のまとめ

フィットの年式・グレード・モデル別の車検費用相場

フィットの車検費用は、車のモデルや年式によって変動します。一般的に年式の古いフィットほど、車検費用が高くなる傾向があります。また、モデルによって法定費用も変わってくるため、注意が必要です。それぞれの費用について詳しく見ていきましょう。

フィットの年式別の車検費用相場

フィットの車検費用は、年式によって費用が異なります。フィットは、2001年から発売を開始しているため、年式の古いモデルだと、車検費用が高くなるので注意しましょう。ここでは、年式ごとの車検費用の相場を見ていきます。

まずは、フィットの年式ごとの車検相場費用を見てみましょう。

	車検費用相場
	合計	車検基本料金	法定費用
13年まで	57,050円〜71,550円	13,000円～27,500円	44,050円
13年超	66,650円〜81,150円	13,000円～27,500円	53,650円
18年超	70,250円〜84,750円	13,000円～27,500円	57,250円

※別途整備料金がかかります

年式が古くなるにつれて、車検費用が増加していることが分かります。

13年を超える車両は、安全性の低下が懸念されるため、高い重量税が課されます。また、18年以上経過すると、さらに重量税が上がるため、法定費用の負担が大きくなってしまうのです。

13年、18年の重量税の増加割合は、以下の通りです。

	自家用乗用車
新車登録〜12年目	4,100円/0.5トン
13年〜17年目	5,700円/0.5トン
18年目以降	6,300円/0.5トン

法定費用は、自賠責保険料、重量税、印紙代の3つからなります。このうち、自賠責保険料は、金額が決まっており、車種ごとに一律で定められているので、年式は関係ありません。年式によって法定費用に差が出る主な要因は、重量税です。
フィットは、2000年代から発売されていますので、古い年式のものは、重量税が高くなります。

また、車が古くなると、部品の劣化が進んだり、部品の交換をしなければならず、修理費用もかかってしまう可能性があります。

年式が古いと新しいモデルと比べて、車検費用も増加するので注意しましょう。

フィットのモデル別の車検費用相場

フィットは、モデルによって車検費用相場に違いが出ます。

新しいモデルはエコカー減税の対象モデルもあるため、そちらも含めた重量税は以下の通りです。

モデル	重量税
e:HEV BASIC e:HEV HOME e:HEV HOME 特別仕様車 BLACK STYLE e:HEV HOME 助手席回転シート車 e:HEV RS e:HEV CROSSTAR e:HEV LUXE	15,000円
上記以外のモデル	24,600円

ほとんどのモデルの重量が1,000～1,500kg以下ですが、一部、1,000kg以下のものもあります。1,000kg以下の場合は、重量税が2年間16,400円となります。

フィットの車検費用の内訳とは？

フィットの車検費用は、車検基本料金や法定費用、整備料金などが含まれています。フィットはガソリン車とハイブリッド車の両方があり、ホンダ独自のハイブリッドシステム「e:HEV」を採用しているモデルは、エコカー減税の対象になります。

また、「e:HEV」を採用しているモデルは、特殊なメンテナンスが必要な場合があるため、車検費用が変動する可能性があります。

では、それぞれの費用について詳しく見ていきます。

車検基本料金

車検基本料金は、車検を行う整備工場やディーラーに払う費用です。車の整備に必要な技術料や検査にかかる手数料などが含まれています。

この車検基本料金は、車検を行うお店によって異なります。

車検基本料金は整備工場やディーラーの設備や技術力のほか、部品の交換や修理箇所が多くなると、その分費用も変動します。

ディーラーでの車検は、他の整備工場と比較して、料金設定が高くなる傾向があります。

フィットの場合、他の車種と比べて特別高いわけではありません。ただし、整備する場所によって、車検基本料金が変わるということは覚えておきましょう。

法定費用：自賠責保険料

自賠責保険料は、法律で加入が義務付けられており、車検時に更新が必要です。

保険料は、車種や保険期間によって決められています。フィットの場合は軽自動車より若干高めですが、他の中型自動車とほぼ同じ料金設定になっています。

この保険料は、国が定めた金額なので、どこで受けても料金は変わりません。フィットの2年間の自賠責保険料は17,650円です。

法定費用：重量税

重量税は、車の重量に応じて支払う税金です。フィットは、1,000～1,200kg程度の軽量な設計のものが多く、重量税は比較的低めです。

また、フィットは、2001年から発売を開始しているため、年式によっては重量税が高くなりますので、年式が何年かもチェックするようにしてください。

ハイブリッド車はエコカー減税の対象となることが多く、フィットもモデルによってエコカー減税を受けられます。

フィットでエコカー減税が受けられるモデルは、以下の通りです。

エコカー減税が受けられるモデル

e:HEV BASIC
e:HEV HOME
e:HEV HOME 特別仕様車 BLACK STYLE
e:HEV HOME 助手席回転シート車
e:HEV RS
e:HEV CROSSTAR
e:HEV LUXE

フィットは、モデルや年式によって重量税が異なります。一部1,000kg以下のモデルもありますが、ほとんどが1,000kg〜1,500kgの範囲内になるため、重量税に変動はありません。

エコカー減税の対象でない場合、2年間で24,600円になります。1,000kg以下のモデルについては、2年間で16,400円です。

法定費用：印紙代

印紙代は、法定費用の一部で、車検に必要な手続きで発生する手数料になります。車検の申請書などに添付します。

自賠責保険料や重量税は、車検を受けた場所によって料金が変動することはありませんが、印紙代は、場所によって若干の差が生じることがあります。

フィットの車検でかかる印紙代は、1,800円程ですが、車検を受ける場所によって、数百円の変動がある場合があります。フィットの車検時に払う印紙代は1,600円〜2,200円です。

整備料金

整備料金は、車の点検や修理、部品交換などにかかる費用です。フィットの整備費用には、ブレーキパッドやオイル交換のほか、ハイブリッド車だと、バッテリー交換が必要な場合があります。

フィットのハイブリッド車は、ハイブリッドバッテリーを搭載しているため、状態によっては交換しなければいけません。ハイブリッド車の部品は値段が高いものも多いため、ガソリン車よりも料金が高くなる可能性があります。

また、整備料金は、場所によって変動があります。

ディーラーに頼むと、整備料金が高くなる傾向にありますが、専門の技術者が整備を行ったり、純正品を使用するため、安心感があります。

メンテナンスをあまり行っていなかったり、年式の古いフィットの場合など、不安な点があるときは、ディーラーで車検を行うのがいいでしょう。

車検費用を安く抑える方法

車検は、車の安全な運転のために欠かせない大切な出費ですが、その費用が気になる方も多いかと思います。ちょっとした工夫で車検費用を抑えることができます。ここでは、フィットの車検費用を節約するための方法について説明します。

楽天Car車検などポータルサイトで複数の業者を比較する

楽天Car車検などのポータルサイトを利用することで、複数の業者の情報を一括で確認でき、簡単に価格の比較を行えます。ポータルサイトで自宅近くの車検業者を検索すると、価格だけでなく、口コミやサービス内容などのさまざまな情報を入手できます。

実際に利用した方の評価も確認できるため、しっかりと検討して、自分の車に最適な業者を選ぶことができます。

車検チェーン・ガソリンスタンド車検を利用する

安く車検費用を抑えたいのであれば、車検チェーンやガソリンスタンドを利用する方法もあります。

以下は、フィットの場合のディーラー車検と車検チェーン・ガソリンスタンド車検の費用の目安を比較した表です。

	費用の目安	メリット
ディーラー車検	80,000円～120,000円	クオリティが高く、メーカー純正のサービスが受けられる
車検チェーン店の車検	54,300円～81,180円	価格が安く、全国展開のサービスで手軽に利用可能
ガソリンスタンド車検	58,700円～84,000円	安価かつスピーディーな車検が受けられる

※別途整備料金がかかります

全国展開している車検チェーンは、店舗数も多く、必要最低限のサービスを提供することで、コストを抑えています。迅速に車検を行えるのも魅力の1つです。

またガソリンスタンドでの車検は、普段利用している場所なら気軽に依頼でき、洗車の無料サービスなどの特典があるところもあります。

一方で、ディーラー車検は、メーカーの認定整備士が点検を行い、純正部品を使用するため、安心感があります。特にハイブリッドシステムの点検や診断は、ディーラーでの対応が最も信頼できる場合が多いです。
ただし、車検チェーンやガソリンスタンドと比べると、費用は高くなる傾向にあります。

それぞれにメリットがありますが、予算や車の状態に応じて、最適なサービスを受けられる場所を選ぶことが重要です。

日頃からメンテナンスをしっかりと行っていたり、年式の新しい車などは、修理箇所も少ないので、車検チェーンやガソリンスタンドを選ぶのもいいでしょう。

また、年式が古かったり、定期的にメンテナンスを行っていない車は、修理箇所が多い可能性があるため、ディーラーで質の高い検査を受けるのが安心です。

フィットの車検費用が高いと感じたら買い替えも検討してみては

年式の古い車は整備費用が高くなる可能性があります。さらに13年、18年を超えると重量税も増えるため、フィットの車検代が高く感じられることもあるでしょう。このような場合、新しい車に乗り換えることも1つの選択肢です。

最近の車は、燃費性能や安全技術が大幅に進化しており、維持費の削減につながるモデルが多く出ています。新しい車に乗り換えることで、維持費を抑えられる場合があります。

車の買い替えを考えているなら、MOTA車買取で車を売るのがおすすめです。
MOTA車買取は、ネットで簡単に査定から売却までを行える一括査定サービスで、最大20社からの査定額を比較することができます。競争入札のため、高額査定になりやすいのも魅力。また、査定のあと金額に納得がいかなければ、キャンセルも可能なので、気軽に相談することができます。

フィットの車検費用が高いと感じたら、車検を受ける前にMOTA車買取で買い替えも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか？

MOTA車買取

やりとりするのは高額査定の上位最大3社だけ
最大20社の買取額をオンラインで比較
競い合うから高額買取が実現可能

＼ 45秒でカンタン申し込み／

MOTA車買取はこちら

フィットの車検費用相場のまとめ

こちらの記事では、フィットの車検費用相場や車検にかかる費用の内訳、車検の費用を安く抑える方法などを紹介しました。

車検は、安全にフィットに乗るために必要不可欠です。定期的に受けなければいけないので、車検費用はできる限り抑えたいところですよね。

ディーラーや車検業者、ガソリンスタンド、それぞれにメリットがありますので、ご自身の車の状態に合った場所を適切に選ぶことが大切です。

優先すべきポイントは何かを考慮しながら、フィットの車検をどこで受けるのか検討してみてください。