【東京オートサロン2018】チューニングメーカーのジレンマと未来の方向性を模索するBLITZ

【東京オートサロン2018】BLITZ サンプル

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1980年代初頭からチューニングメーカーとして活動を続ける老舗BLITZ。今回はチューニングメーカーの未来の方向性を模索する展示がなされていました。

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BLITZブースのセンターはまさかの…

BLITZブースのセンターはまさかの…

BILTZといえばターボチューニングをはじめとした老舗ブランドとして知れ渡った存在。今回もそうしたホットモデルを用意してきているのは間違いなのですが、そのブースセンターに配されているのは、なんと純然たるEVの「日産リーフ」。

今後間違いなく、EVの比率が高まっていくのは間違いないでしょう。内燃機のチューニングからモーター、バッテリーを配したEVへとチューニングメーカーもその軸足を移す、そんな時期がいずれ来る…そんなある種のジレンマを孕みつつも、前向きな提案をしているのが実に興味深いところ。

スタリッシュなエアロパーツに身を包んだ姿はスポーツマインド溢れるものですが、良く見るとサイドミラーが無い…。これはBLITZがリーフ用に開発した、小型カメラを配して車内のモニターで後方視界を得るシステム。その恩恵もあり、非常にスッキリとしたサイドビューとなっていますし、空力にも有利になるメリットがあります。

テスラも同様のアプローチをしていますが、まだ日本をはじめ多くの国ではサイドミラーレスの許認可がおりていないため、このBLITZリーフはこのままの状態では公道は走れないのだそう。しかし、極めて近い将来のカスタマイズの提案としてうけとめるべき一台でしょう。

他にもBLITZのブランドプロモーションカーとして導入のLEXUS LC500、チューニングベースとして期待大のスズキ新型スイフト・スポーツ、好調のホンダ新型シビックやMINI COOPER S E CROSSOVER PHEVなど、ホットモデルのカスタマイズの提案もしっかり行っていました。

今後のBLITZのラインナップに期待!です。

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