タイヤチェーンを装着した車は、時速何キロまで出していいの?
更新日:2024.09.09
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冬の雪道と言えば、スタッドレスタイヤがマストアイテムですが、住んでいる地域によってはタイヤチェーンだけで冬を乗り切るというドライバーもいるかもしれません。また、スタッドレスタイヤを装着している車でも、やむを得ずタイヤチェーンを巻いて走らなければならないこともあります。その際、タイヤチェーンを装着した車は、時速何キロまで出してよいかご存知ですか?
チェーン規制と全車両チェーン装着規制
積雪時は「チェーン規制」というのがあり、スタッドレスタイヤを装着していない場合、駆動輪にチェーンを装着しなければ通行ができなくなります。
路面状況がさらに悪い場合は「全車両チェーン装着規制」が実施されることもあります。この場合は、スタッドレスタイヤを装着していても、チェーンを装着しなければ走行できなくなります。
そういった万が一の場合に備え、仮にスタッドレスタイヤを装着していたとしても、チェーンは車に積んでおいたほうが安心です。
では、緊急事態などでチェーンを装着した場合、スピードは何キロまで出すことでできるのでしょうか?
路面状況がさらに悪い場合は「全車両チェーン装着規制」が実施されることもあります。この場合は、スタッドレスタイヤを装着していても、チェーンを装着しなければ走行できなくなります。
そういった万が一の場合に備え、仮にスタッドレスタイヤを装着していたとしても、チェーンは車に積んでおいたほうが安心です。
では、緊急事態などでチェーンを装着した場合、スピードは何キロまで出すことでできるのでしょうか?
チェーンを履いたタイヤで何キロまで出せる?
スタッドレスタイヤでは、積雪による速度規制やスリップに注意しながら走行する必要はありますが、走行条件がそれほど厳しくなることはありません。
しかし、タイヤの周囲を囲むように取り付けるチェーンは、走行中にたわみや伸びなどが発生しますし、なによりも網目状になっていることで、騒音や振動が激しくなりますから、思ったようにスピードを出すことはできません。
たとえば、安価な金属チェーンの場合は、概ね20〜50km/hと取り扱い説明書に記載されています。走行速度は、製品やブランドによって記載は異なりますが、金属式なら20〜50km/h、非金属式は40〜70km/hくらいが大体の目安になります。
しかし、走行時の安定性やチェーンの耐久性を考慮すれば、金属チェーンは30km/h以下、非金属チェーンは50km/h以下での走行が望ましいと言われます。
しかし、タイヤの周囲を囲むように取り付けるチェーンは、走行中にたわみや伸びなどが発生しますし、なによりも網目状になっていることで、騒音や振動が激しくなりますから、思ったようにスピードを出すことはできません。
たとえば、安価な金属チェーンの場合は、概ね20〜50km/hと取り扱い説明書に記載されています。走行速度は、製品やブランドによって記載は異なりますが、金属式なら20〜50km/h、非金属式は40〜70km/hくらいが大体の目安になります。
しかし、走行時の安定性やチェーンの耐久性を考慮すれば、金属チェーンは30km/h以下、非金属チェーンは50km/h以下での走行が望ましいと言われます。
まだある金属チェーンと非金属チェーンの違い
金属チェーンは、雪のない路面で使用すると切れやすいため、事故の原因や、ボディやホイールへの傷が懸念されます。特に気になるのは走行中の騒音と振動。一度装着したことのある人であれば、装着は遠慮したいという方もいるかもしれません。
その騒音と振動に対しては、非金属のチェーンのほうが優れた性能を持っており、ホイールへの傷の心配もほとんどないので、価格は高くなりますが、近年は非金属チェーンの人気が高まってきています。
ただし、どちらのタイプであっても、雪のない路面では外して走行することが基本。価格の安いことが魅力ではありますが、スタッドレスタイヤのように一度装着すれば、ひと冬過ごせるというわけにはいきません。
チェーン装着する場合は、それぞれのメリットとデメリットを理解し、安全運転を心がけましょう。
その騒音と振動に対しては、非金属のチェーンのほうが優れた性能を持っており、ホイールへの傷の心配もほとんどないので、価格は高くなりますが、近年は非金属チェーンの人気が高まってきています。
ただし、どちらのタイプであっても、雪のない路面では外して走行することが基本。価格の安いことが魅力ではありますが、スタッドレスタイヤのように一度装着すれば、ひと冬過ごせるというわけにはいきません。
チェーン装着する場合は、それぞれのメリットとデメリットを理解し、安全運転を心がけましょう。