あなたの無意識なその運転が、車の寿命を2年縮めている!? その行動とは?
更新日:2024.09.09
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工業製品たる自動車の品質は、年々向上しています。各メーカーがしのぎを削る燃費戦争も、それを象徴しているといえますね。また、それにともなって壊れにくくなり、オーナーは基本的なチェックすら怠ってしまいがちになっているともいえます。そしてそれが愛車の寿命を縮めることもあるようです。
クルマの使用年数は伸びている…
一般財団法人自動車検査登録情報協会が発表した「わが国の自動車保有動向」によると、2016年の乗用車(軽を除く)の平均使用年数は12.76年。ちなみに1976年は、6.9年ですから、この40年間でクルマの使用年数(実質寿命)は、ほぼ2倍に伸びたことになります。
これにはまずクルマの品質向上が進んだこと、社会インフラとして自動車整備工場が増えたこと(フランチャイズ式カーメンテショップ展開等)など、さまざまな要因があります。
これにはまずクルマの品質向上が進んだこと、社会インフラとして自動車整備工場が増えたこと(フランチャイズ式カーメンテショップ展開等)など、さまざまな要因があります。
クルマの寿命を延ばすのに重要なこと
一般的な目安としてクルマの寿命は、10年10万キロなどといわれます。10万キロになったら廃車~買い替えというのが、かつては定説だったといえるかもしれませんね。
しかし中古市場を眺めると、10万キロ以上のクルマにも立派な商品価値があり、相応の価格で取引きもされています。
「10万キロが寿命」というのは、ある種の都市伝説というか、固定観念だったともいえます。ただしこれには条件があって、きちんと適切なメンテナンスを行っていることが重要。これは旧車であれ最新型であれ、同じことです。
クルマの寿命を縮めないために、他にどんなことに気をつけるべきでしょうか?
しかし中古市場を眺めると、10万キロ以上のクルマにも立派な商品価値があり、相応の価格で取引きもされています。
「10万キロが寿命」というのは、ある種の都市伝説というか、固定観念だったともいえます。ただしこれには条件があって、きちんと適切なメンテナンスを行っていることが重要。これは旧車であれ最新型であれ、同じことです。
クルマの寿命を縮めないために、他にどんなことに気をつけるべきでしょうか?
クルマの寿命を縮めないために…気を付けるべきこと
①定期的なメンテナンスは当たり前
クルマを長く乗るために重要なのは、定期的なメンテナンスを心がけることです。
一番基本的なのは、オイル交換。品質が向上したとはいえ、車はメンテナンスフリーではありません。オイルは確実に劣化が進むため、定期的なオイル交換は必須です。
交換頻度は、できれば3,000〜5,000km毎が理想ですが、最近は環境破壊を防ぐ目的もあってロングライフになっています。最低でもメーカー指定の距離で交換をしましょう。
走行距離が伸びていないから何年もオイル交換をしていない…なんていうのは、トラブルのもとです。
一番基本的なのは、オイル交換。品質が向上したとはいえ、車はメンテナンスフリーではありません。オイルは確実に劣化が進むため、定期的なオイル交換は必須です。
交換頻度は、できれば3,000〜5,000km毎が理想ですが、最近は環境破壊を防ぐ目的もあってロングライフになっています。最低でもメーカー指定の距離で交換をしましょう。
走行距離が伸びていないから何年もオイル交換をしていない…なんていうのは、トラブルのもとです。
②暖機をあなどるべからず
また重要なのが、暖機運転です。
急いでいる時など、ついついエンジンをかけてすぐにエンジン全開で走りたくなりますが、これは、寝起きで100mダッシュをさせているようなもの。人間の場合だと、心臓の負担はもちろん関節や筋肉も痛めてしまうかもしれません。準備運動は必須です。
車の場合は、エンジンやミッションのオイルが全体にまわっていなかったり、グリースが硬く動きが渋かったりなど、やはり急激に仕事をさせるとトラブルのもとになります。少しでも暖機を心がけてスタートするのがクルマにやさしい行為といえますよね。
駐車場の環境もあって暖気運転ができないなどの事情もある方は、走り出してもすぐには全開にせず、水温が上昇するのを待ちましょう。
急いでいる時など、ついついエンジンをかけてすぐにエンジン全開で走りたくなりますが、これは、寝起きで100mダッシュをさせているようなもの。人間の場合だと、心臓の負担はもちろん関節や筋肉も痛めてしまうかもしれません。準備運動は必須です。
車の場合は、エンジンやミッションのオイルが全体にまわっていなかったり、グリースが硬く動きが渋かったりなど、やはり急激に仕事をさせるとトラブルのもとになります。少しでも暖機を心がけてスタートするのがクルマにやさしい行為といえますよね。
駐車場の環境もあって暖気運転ができないなどの事情もある方は、走り出してもすぐには全開にせず、水温が上昇するのを待ちましょう。
③急発進・急ブレーキは極力避ける
当然のことですが、急発進・急加速はエンジンやミッション等に大きな負荷がかかります。1トン~2トンほどとなる物質を動かすのに一番負荷がかかるのが、ゼロスタート時なのは周知のとおりです。
また、急ブレーキもブレーキディスク&ローター、パッドに多大な負荷がかかるだけでなく、急激な荷重移動により車体にも負荷がかかります。当然これも頻発するものではありませんよね。
緊急時や事故を避けるためであれば仕方ありませんが…。
また、急ブレーキもブレーキディスク&ローター、パッドに多大な負荷がかかるだけでなく、急激な荷重移動により車体にも負荷がかかります。当然これも頻発するものではありませんよね。
緊急時や事故を避けるためであれば仕方ありませんが…。
④定期的にクルマを走らせる
なかなか忙しくてクルマに乗る機会はおろか、エンジンをかけることもない…なんて方もいるかもしれません。現在のクルマはバッテリーさえ上がっていなければ、数ヶ月放置していてもエンジンを始動させることができるほどの品質となっています。
とはいえ、それだけ動かしていないとなると、エンジンオイルなどの潤滑がなされていないため、油膜を損なった状態でのドライスタート(とはいえ現在のクルマではその心配はあまりないともいえます)といったエンジンにとって好ましくない状態になることも考えられます。
走る時間がなくても、なるべく定期的にエンジンをかけてあげるのが良いでしょう。
とはいえ、それだけ動かしていないとなると、エンジンオイルなどの潤滑がなされていないため、油膜を損なった状態でのドライスタート(とはいえ現在のクルマではその心配はあまりないともいえます)といったエンジンにとって好ましくない状態になることも考えられます。
走る時間がなくても、なるべく定期的にエンジンをかけてあげるのが良いでしょう。
クルマの寿命を縮めないためのポイントをざっくりと挙げてみましたが、年式、車種によって維持の方法は大きく異なってくるともいえます。
いずれにせよ、上記のポイントはクルマを乗るうえで普遍。愛車のコンディションを気にかけて、楽しいカーライフを送りましょうね。
いずれにせよ、上記のポイントはクルマを乗るうえで普遍。愛車のコンディションを気にかけて、楽しいカーライフを送りましょうね。