新型シビック誕生!タイプ別に前モデルと徹底比較
更新日:2024.09.09
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10代目となる新型シビックが3タイプ揃って、2017年9月29日に発売されます。タイプRは1年半ぶりですが、セダンは7年、ハッチバックに至っては12年ぶりの日本導入となります。それぞれ前モデルと比較してみました。
新型シビック誕生!タイプ別に先代モデルと比較
【ハッチバック】10代目新型シビックと7代目EU型の比較
10代目新型シビック ハッチバックの日本の先代モデルは、2000年に発表された7代目です。
新型の車両寸法(カッコ内は前モデルとの比較)は、全長4,520(+235)mm×全幅1,800(+105)mm×全高1,435(-60)mm。10代目はシリーズを通し、大きくワイドになっています。
新型に搭載されるL15C型エンジンは、プレミアム仕様の1.5Lダウンサイジングターボです。対する7代目は、レギュラー仕様の1.5Lと1.7L SOHC。
最高出力/最大トルクは、7代目の1.7Lでは130ps/15.8kgmだったのに対し、134kW(182ps)/240Nm(24.5kgm)へと向上。特に2,500-4,500rpmとなった最大トルク発生回転数に注目です。
一方、燃費は、7代目の1.7L XSの16.4km/L(10.15モード)に対し、新型は18.0km/L(JC08モード)と横並びです。とはいえ、これは測定方法が変わっていますの、実質向上しています。
※データはすべてATまたはCVT車
安全装備は、7代目が15年以上前の設計ですから比べるべくもありません。ちなみに新型は、アクティブセーフティ装備のHonda SENSINGに衝突安全ボディやポップアップフードシステムなど、先端のパッシブセーフティ装備を標準搭載しました。
価格は、新型が280万440円。7代目は、最終モデルのFFトップグレードにあたる1.7L XSが189万円(消費税5%含む)でした。
新型の車両寸法(カッコ内は前モデルとの比較)は、全長4,520(+235)mm×全幅1,800(+105)mm×全高1,435(-60)mm。10代目はシリーズを通し、大きくワイドになっています。
新型に搭載されるL15C型エンジンは、プレミアム仕様の1.5Lダウンサイジングターボです。対する7代目は、レギュラー仕様の1.5Lと1.7L SOHC。
最高出力/最大トルクは、7代目の1.7Lでは130ps/15.8kgmだったのに対し、134kW(182ps)/240Nm(24.5kgm)へと向上。特に2,500-4,500rpmとなった最大トルク発生回転数に注目です。
一方、燃費は、7代目の1.7L XSの16.4km/L(10.15モード)に対し、新型は18.0km/L(JC08モード)と横並びです。とはいえ、これは測定方法が変わっていますの、実質向上しています。
※データはすべてATまたはCVT車
安全装備は、7代目が15年以上前の設計ですから比べるべくもありません。ちなみに新型は、アクティブセーフティ装備のHonda SENSINGに衝突安全ボディやポップアップフードシステムなど、先端のパッシブセーフティ装備を標準搭載しました。
価格は、新型が280万440円。7代目は、最終モデルのFFトップグレードにあたる1.7L XSが189万円(消費税5%含む)でした。
【セダン】10代目新型シビックと8代目FD型の比較
10代目シビック セダンの先代モデルは、2005年発売の8代目セダンです。
車両寸法(カッコ内は前モデルとの比較)は、全長4,650(+110)mm×全幅1,800(+50)mm×全高1,415(-25)mm。
新型に搭載されるL15B型エンジンは、レギュラー仕様の1.5Lダウンサイジングターボで、最高出力/最大トルクは、127kW(173ps)/220Nm(22.4kgm)で、8代目の2.0GLに搭載されたレギュラー仕様K20Aは、155ps/19.2kgmでした。
燃費は、8代目の13.6km/L(10.15モード)に対し、新型は19.4km/L(JC08モード)。エンジン性能の向上ぶりが際立ちます。
新型の安全装備は、ハッチバック同様。8代目では追突予防軽減ブレーキシステムや車両姿勢制御システムを装備し、単体で機能します。
価格は新型の265万320円に対し、8代目2.0GLは225万7,500円でした。
車両寸法(カッコ内は前モデルとの比較)は、全長4,650(+110)mm×全幅1,800(+50)mm×全高1,415(-25)mm。
新型に搭載されるL15B型エンジンは、レギュラー仕様の1.5Lダウンサイジングターボで、最高出力/最大トルクは、127kW(173ps)/220Nm(22.4kgm)で、8代目の2.0GLに搭載されたレギュラー仕様K20Aは、155ps/19.2kgmでした。
燃費は、8代目の13.6km/L(10.15モード)に対し、新型は19.4km/L(JC08モード)。エンジン性能の向上ぶりが際立ちます。
新型の安全装備は、ハッチバック同様。8代目では追突予防軽減ブレーキシステムや車両姿勢制御システムを装備し、単体で機能します。
価格は新型の265万320円に対し、8代目2.0GLは225万7,500円でした。
【タイプR】新型FK8型とFK2型の比較
タイプRは、スタンダードモデルと違って、限定ながらほぼモデルごとに販売されていますので、ここでは2015年に発売されたFK2との比較になります。
新型FK8型の車両寸法(カッコ内は前モデルとの比較)は、全長4,560(+170)mm×全幅1,875(-25)mm×全高1,435(-25)mmで、トレッドは、フロント1,600(-5)mm、リア1,595(+65)mm。ホイールベースが、2,700(+100)mm。新型プラットフォームの採用によって、ホイールベースを延長。それにともない車両の全長も延伸されています。
フロントサスは、両車とも、ホンダ独自のタイプR専用デュアルアクシス・ストラット。リアはFK2型のトーションビームからマルチリンクに変更されました。
エンジンは、両車とも2.0L直4VTECターボのK20Cを搭載。FK8では制御ロジックを変更し、最高出力は10psUPの235kW(320ps)/6,500rpmを発揮。最大トルクは変わらず400Nm(40.8kgm)/2,500-4,500rpmです。燃費は、FK2型の13.0km/Lから12.8km/Lへと若干低下しています。
変速機は、両車とも6速MT。同じ変速比ながら、最終減速比をFK2の3.842から4.111に変更。FK2が高速域の伸びを、FK8は加速感を重視したセッティングといえます。
タイヤサイズは、前後235/35ZR19 91Yから、 前後245/30ZR20 90Yに変更。ブレーキは、両車ともフロントにBrembo製4ポットキャリパーとφ350mmドリルドディスクの組み合わせ。リアディスクローターは、FK2のφ296mmからφ305mmに変更されています。
価格はFK2型の428万円に対し、FK8型は450万360円です。
新型FK8型の車両寸法(カッコ内は前モデルとの比較)は、全長4,560(+170)mm×全幅1,875(-25)mm×全高1,435(-25)mmで、トレッドは、フロント1,600(-5)mm、リア1,595(+65)mm。ホイールベースが、2,700(+100)mm。新型プラットフォームの採用によって、ホイールベースを延長。それにともない車両の全長も延伸されています。
フロントサスは、両車とも、ホンダ独自のタイプR専用デュアルアクシス・ストラット。リアはFK2型のトーションビームからマルチリンクに変更されました。
エンジンは、両車とも2.0L直4VTECターボのK20Cを搭載。FK8では制御ロジックを変更し、最高出力は10psUPの235kW(320ps)/6,500rpmを発揮。最大トルクは変わらず400Nm(40.8kgm)/2,500-4,500rpmです。燃費は、FK2型の13.0km/Lから12.8km/Lへと若干低下しています。
変速機は、両車とも6速MT。同じ変速比ながら、最終減速比をFK2の3.842から4.111に変更。FK2が高速域の伸びを、FK8は加速感を重視したセッティングといえます。
タイヤサイズは、前後235/35ZR19 91Yから、 前後245/30ZR20 90Yに変更。ブレーキは、両車ともフロントにBrembo製4ポットキャリパーとφ350mmドリルドディスクの組み合わせ。リアディスクローターは、FK2のφ296mmからφ305mmに変更されています。
価格はFK2型の428万円に対し、FK8型は450万360円です。