世界的に有名なヒストリックカーイベント8選

ラグナセカ

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昔のフェラーリが26億円で落札されたり、日本でもトヨタ 2000GTが話題になったりと、古き良き時代のクルマが人気を集めています。今回は世界的に有名なヒストリックカーイベントをご紹介します。来年のご旅行先にいかがですか?
Chapter
①モントレー・クラシックカー・ウィーク
モントレーモータースポーツ・リユニオン
ペブルビーチ・コンクール・デレガンス
②グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード
③コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ
④ツール・オート・オプティック 2000
⑤ミッレ・ミリア
⑥グランプリ・ヒストリック・モナコ
⑦マスターズ・ヒストリック・F1
⑧ル・マン・クラシック

①モントレー・クラシックカー・ウィーク

毎年8月第3週にアメリカ・カリフォルニア州モントレーで、街をあげて4つのクラシックカーイベントが開催されます。

そのなかでも注目なのが、マツダ・ラグナセカ・レースウェイで行われる「モントレーモータースポーツ・リユニオン(通称:ラグナセカ)」と、ぺブルビーチの「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」です。

モントレーモータースポーツ・リユニオン

2017年度のモントレーモータースポーツ・リユニオンは、8月17日~20日に開催予定。

戦前から1991年までに製造されたレーシングカーやツーリングカーを、製造年代やジャンルによりカテゴリーで分け、ラグナセカ レースウェイを舞台にスピードを競います。

ペブルビーチ・コンクール・デレガンス

ペブルビーチ・コンクール・デレガンスは、ゴルファーには憧れのペブルビーチ ゴルフリンクスで開催されるコンクールイベントです。このイベント期間中、開催されるオークションでは、世界中のコレクターズカーが集まります。

2017年度の注目は、アメリカンクラシックカーの1957年式コンチネンタル マークⅡ。ビンテージカーは欧州車の独壇場だけに、米国車がどこまで切り込めるか必見。また、各自動車メーカーがコンセプトカーをワールドローンチする場としても注目です。

観賞期間は8月16~19日、オークション開催日は8月18日午後6時と8月19日午前11時です。入場料は40ドルで、12歳以下は無料。カタログは1部100ドルです。夏休みにカリフォルニアへ旅行予定なら、ぜひ参加したいですね。

②グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード

毎年6月下旬から7月初旬にかけてイギリス・ウエストサセックス州チチェックスのグッドウッドサーキットで開催されます。往年の名車が中心となり、レーシング愛好家が参加するヒルクライムレースです。2017年は6月29日から7月2日にかけて開催されました。

グッドウッドには毎年テーマがあり、2017年度は往年のモンスターマシン。ターボ時代のF1や排気量無制限時代のグループカーマシン、大パワーのグループBラリーカーなどが参加しました。

入場料は34ポンドから。グッドウッドにはサーキットの他にも競馬場、ホテルなどが点在する一大レジャー地域です。レース期間中、グッドウッドを満喫したいですね。

③コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ

イタリア・ミラノの北方に位置する高級リゾート地、コモ湖畔に位置するチェルノッビオで、毎年開催されるクラシックカーのコンクールです。

2017年は5月26日から28日にかけて開催されました。テーマは「80日間世界一周 – 記録の時代への誘い」。本イベントが創設された1929年から現代にいたるまでのモータリゼーションの歴史を、四輪と二輪のヒストリックカーを交えて紹介しました。

このイベントは、BMWがパトロンになっており、毎年、BMWのコンセプトモデルや歴史的名車が持ち込まれることでも有名です。

④ツール・オート・オプティック 2000

2017年で第26回目の開催となるツール・オートが、4月24日から30日にかけて開催されました。ツール・オートは1960~70年代の車両を中心に、最高230台で争われるイベントです。

ツール・ド・フランスという自動車レースのリバイバル版で、フランス国内の公道とサーキットを使用して勝敗を競います。

出発地点はパリ、2017年度のゴールはコート・ダジュールのアズールコーストでした。

2018年度は4月23日から28日にかけて開催されます。出発地点とゴールは2017年度と同じくパリとアズールコースト。約2,500kmの長丁場です。2000ではなく2500に名称変更もあり得るかもしれませんね。

⑤ミッレ・ミリア

イタリアで1927年から開催されている伝説的なロードレースが、ミッレ・ミリアです。イタリア本土を1周すると1,000マイルになることから、名付けられました。

2017年は5月18日から21日にかけて開催され、スタートはイタリア北部のブレシアです。コースはローマ、パドヴァ、パルマを何度も中継し、イタリア中を走り抜けます。

⑥グランプリ・ヒストリック・モナコ

隔年開催されるグランプリ・ヒストリック・モナコ。次回第11回大会は、2018年5月11日〜13日に開催されます。

エントリーマシンは、戦前から1980年にかけて製造されたF1が中心で、それぞれ製造年代別に7レースに別れてタイムを競います。

開催場所はモナコ公国のモンテカルロ。イタリアのミッレ・ミリアとも日程・距離が近いので、5月中旬は長期休暇を予定したいですね。

⑦マスターズ・ヒストリック・F1

1966年から1985年にかけてF1に参戦していたマシンで競われるのが、マスターズ・ヒストリック・F1です。

エンジンは当時の主力であったフォード・コスワース製3L V8 DFVエンジンに限定し、最高回転数は10,000rpmまで。シャーシは製造当時のままです。グラウンドエフェクトの有無や製造年代で、4クラスに別れてチャンピオンシップを争います。

2017年はスペイン・バルセロナで4月に開幕し、最終戦は10月21日、22日のポルトガル・エストリルで行われます。まだ3戦が終わったところで、残りは5戦。

最終戦以外にも7月28日〜30日のイギリス・シルバーストーン、8月11日〜13日のドイツ・ニュルブルクリンク、9月1日〜3日のオランダ・ザントフォールト、9月15日〜17日のベルギー・フランコルシャンの4レースが開催されるほか、11月には鈴鹿サーキットでエキジビジョンが開催される予定。

1970年代に、テレビでF1を観戦していた世代には、注目のイベントです。

⑧ル・マン・クラシック

世界的に有名なル・マン24時間耐久レース。そのクラシックカー版がル・マン・クラシックです。隔年で開催され、次回は2018年7月6日~8日に行われます。

2016年度は12万3,000人の観客の前で、8,500台のビンテージカーが550レースを繰り広げました。途方もないスケールですね。

2018年開催の次回大会では、グループCマシンの新カテゴリー新設が予定されています。詳細は、2017年7月現在決まっていません。続報を待ちたいですね。
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