頭文字Dで佐藤真子の愛車 日産シルエイティ、どうしてくっつけたの?
更新日:2019.05.31
しげの秀一原作の大人気マンガ『頭文字D』では、180SXのボディにシルビアのフロントマスクを移植した「シルエイティ」が登場します。漫画のなかだけの改造車かと思いきや、このドレスアップは現実でも流行しました。どうしてこの改造が流行ったのでしょうか?
日産 シルビアと180SXの関係とは?


日産 シルビアには、3~5代目に共通のコンポーネントを使った姉妹車が存在しました。3代目と4代目がガゼール、5代目(S13型)は180SXです。
シルビアとガゼールは、まさに双子車といえるもので、外見上の差異はリアコンビのデザインと外装色程度。搭載エンジンも同じなら、ボディタイプも2ドアノッチバッククーペと3ドアハッチバッククーペで共通です。
しかしシルビアが5代目のS13型になると、2ドアノッチバッククーペがシルビア、3ドアハッチバッククーペが180SXにモデルが分かれます。それにともない、フロントマスクが固定式ヘッドライトのシルビアと、リトラクタブルヘッドライトの180SXに差別化されます。
では、どうしてシルエイティのようなスワップ車が生み出されたのでしょうか?
- 次ページ
- どうしてシルエイティを生み出したのか?