アウディ RS3スポーツバックの注目すべきポイントは?(8VDAZF/8VCZGF型)
更新日:2024.09.09
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今回は現行のアウディ RS3スポーツバックの魅力や特徴をお話していきます。
2020年8月に2年ぶりに日本市場復活となったRS3スポーツバックは、294kW(400ps)の高性能を発揮するクラス最強の5気筒エンジンを搭載しAudi R8やRS 6など、アウディのハイエンドスポーツモデルを手がけるAudi Sport GmbHが開発したAudi A3シリーズのトップモデルです。そんな力の入った一台は、どのような性能をしているのでしょうか?
2020年8月に2年ぶりに日本市場復活となったRS3スポーツバックは、294kW(400ps)の高性能を発揮するクラス最強の5気筒エンジンを搭載しAudi R8やRS 6など、アウディのハイエンドスポーツモデルを手がけるAudi Sport GmbHが開発したAudi A3シリーズのトップモデルです。そんな力の入った一台は、どのような性能をしているのでしょうか?
アウディRS3スポーツバックはどんなモデル?
国産車のグレードを表す時にはG、X、Zなどのグレード表記をするため、アウディRS3スポーツバックと聞いても、どれくらいのランクのグレードなのかいまいちピンと来ない方も多いかもしれません。そこで、「RS」「3」「スポーツバック」をそれぞれ分けて解説していきます。
まずアルファベットのRSはアウディのシリーズ名で、他にはA、S、Q、TTなどが存在します。QやTTは少し特殊なので単純な比較はできませんが、Aが基本形となっており、それの走行性能をアップしたスポーツグレードがS、そして更に力を入れレーシーに仕立てたグレードがRSとなっています。つまり、RSはアウディの力を余さず注いだ、最上級のスポーツグレードだと言って良いでしょう。
続く数字の3は車格を表しています。数字が大きくなるほど車格も大きくなり、現在は2が抜けた1~8までラインナップされていますね。例として類似する現行のA1、A3、A4で比べると、A1の全長が4,045mm、A3は28㎝長い4,325mm、A4は更に42.5cm長い4,750mmとなっています。
最後のスポーツバック(Sportback)はボディタイプのことで、5ドアハッチバックのスポーツカーを意味しています。他にはCompactやCoupe、Sedanなど沢山の種類があり、アウディのラインナップはとても豊富になっています。まとめると、アウディ RS3スポーツバックは、比較的コンパクトながら最上級の性能を求めた5ドアハッチバックのスポーツグレードということになります。
まずアルファベットのRSはアウディのシリーズ名で、他にはA、S、Q、TTなどが存在します。QやTTは少し特殊なので単純な比較はできませんが、Aが基本形となっており、それの走行性能をアップしたスポーツグレードがS、そして更に力を入れレーシーに仕立てたグレードがRSとなっています。つまり、RSはアウディの力を余さず注いだ、最上級のスポーツグレードだと言って良いでしょう。
続く数字の3は車格を表しています。数字が大きくなるほど車格も大きくなり、現在は2が抜けた1~8までラインナップされていますね。例として類似する現行のA1、A3、A4で比べると、A1の全長が4,045mm、A3は28㎝長い4,325mm、A4は更に42.5cm長い4,750mmとなっています。
最後のスポーツバック(Sportback)はボディタイプのことで、5ドアハッチバックのスポーツカーを意味しています。他にはCompactやCoupe、Sedanなど沢山の種類があり、アウディのラインナップはとても豊富になっています。まとめると、アウディ RS3スポーツバックは、比較的コンパクトながら最上級の性能を求めた5ドアハッチバックのスポーツグレードということになります。
アウディ RS3スポーツバックの最大の注目ポイントは400psの高性能エンジン
そんな位置づけのRS3スポーツバックに搭載されるエンジンは、市販エンジンとしては珍しく5つのシリンダーを備えた新開発の2.5L TFSIです。従来型に比べ33psほど出力アップしたエンジンの最高出力は294kw(400ps)、最大トルクは480Nm(48.9kgm)という驚異的な高性能を実現しています。
その最大トルクは、わずか1,700rpmという低回転域で発生し、5,850rpmまでフラットに続きます。この特性によって、ストップ&ゴーを繰り返す低速走行が多い街中でも、サーキットでもアクセルワークに力強く俊敏に反応する、扱いやすく速い走りを存分に体感できます。さらに新採用のアルミ製クランクケースなど設計を細かく見直し、約26kgもの軽量化に成功しています。
また一方では環境性能も高め、NEDC(新欧州ドライビングサイクル)で100km走行あたり8.3リッター(換算値 12.0km/L)という低燃費を可能にしており、高性能なパフォーマンスと、低燃費を両立したエンジンとなっています。
その最大トルクは、わずか1,700rpmという低回転域で発生し、5,850rpmまでフラットに続きます。この特性によって、ストップ&ゴーを繰り返す低速走行が多い街中でも、サーキットでもアクセルワークに力強く俊敏に反応する、扱いやすく速い走りを存分に体感できます。さらに新採用のアルミ製クランクケースなど設計を細かく見直し、約26kgもの軽量化に成功しています。
また一方では環境性能も高め、NEDC(新欧州ドライビングサイクル)で100km走行あたり8.3リッター(換算値 12.0km/L)という低燃費を可能にしており、高性能なパフォーマンスと、低燃費を両立したエンジンとなっています。
アウディ RS3スポーツバックの0-100km/hはわずか4.1秒。最高速は280km/h!
2015年7月に発売された旧RS3スポーツバックでは、0-100km/h加速は4.3秒でした。現行のRS3スポーツバックでは、エンジンの出力が+33PS、最大トルクが+15Nmとなったことで、0-100km/h加速も0.2秒短縮されています。
驚異的な運動性能を支えるのは、高いトラクション性能を実現するアウディお得意のRS専用設定のクワトロシステムと俊敏な変速を実現する7速Sトロニックトランスミッション、そしてRS専用スポーツサスペンションです。
さらに、鋭いコーナリングを実現するプログレッシブステアリングや、好みの走行特性に切り替えることができるAudiドライブセレクトのほか、サスペンションの減衰力を走行状況に応じてコントロールし、好みの特性も選べる専用設定のAudiマグネティックライドもオプションで用意されています。
驚異的な運動性能を支えるのは、高いトラクション性能を実現するアウディお得意のRS専用設定のクワトロシステムと俊敏な変速を実現する7速Sトロニックトランスミッション、そしてRS専用スポーツサスペンションです。
さらに、鋭いコーナリングを実現するプログレッシブステアリングや、好みの走行特性に切り替えることができるAudiドライブセレクトのほか、サスペンションの減衰力を走行状況に応じてコントロールし、好みの特性も選べる専用設定のAudiマグネティックライドもオプションで用意されています。
アウディ RS3スポーツバックのエクステリアはさらにシャープかつスタイリッシュに
全体のシルエットはそれほど大きく変わったわけではありませんが、現行のRS3スポーツバックではシャープさを演出するハニカムメッシュの専用シングルフレームグリルを採用したことで、先代と比較してフロント周りのイメージが一新されました。
標準モデルと比べると、フロントトレッドは20mm、リヤトレッドは14mm広くなり、それに伴いホイールアーチが外側へと張り出しています。車高も25mm低められており、よりワイド&ローな迫力あるスタイルとなりました。
標準モデルと比べると、フロントトレッドは20mm、リヤトレッドは14mm広くなり、それに伴いホイールアーチが外側へと張り出しています。車高も25mm低められており、よりワイド&ローな迫力あるスタイルとなりました。
アウディ RS3スポーツバックは上質なナッパレザー採用のスポーツシートを標準装備
インテリアは上質なダイヤモンドステッチングが施されたファインナッパレザーを採用したスポーツシートが装備されており、インフォテイメントシステムにおいてはMMIナビゲーション、高級オーディオとしてお馴染みのバング&オルフセンサウンドシステムが装備されています。
メーターパネル内には12.3インチのTFT(液晶)ディスプレイにスピードメーターやタコメーターだけでなく、ナビゲーションシステムをはじめとするさまざまな情報を表示できる専用のRS-view機能付きバーチャル コックピットが標準装備となります。
また、後部座席はゆったりとくつろげるのはもちろん、シートを倒せば背の高い荷物も積めるワゴンのような使い方も可能にしています。
メーターパネル内には12.3インチのTFT(液晶)ディスプレイにスピードメーターやタコメーターだけでなく、ナビゲーションシステムをはじめとするさまざまな情報を表示できる専用のRS-view機能付きバーチャル コックピットが標準装備となります。
また、後部座席はゆったりとくつろげるのはもちろん、シートを倒せば背の高い荷物も積めるワゴンのような使い方も可能にしています。
アウディ RS3スポーツバックをカスタムするなら・・・
比較的人気のカスタムとして、ホイール、エアロ、ライト系などがありますが、中でもアウディ RS3スポーツバックでオススメしたいのはホイールの変更です。純正ホイールはディスク(スポーク)の線が広く作られており、シルバーの面が目立つデザインになっています。
これは上品さを引き立たせておりRS3スポーツバックのイメージともマッチしているのですが、悪く言えば少し重たさを感じてしまうデザインでもあります。変更先の候補としては、BBS JAPANやRAYS VOLK RACING社などが製造している19インチホイールが挙げられます。やはりスポーツモデルなので高性能な軽量ホイールを選択したいところです。
カラーはシルバーやブラックなどであれば、全体の品を下げる心配はないでしょう。オシャレは足元からと言うように、クルマもホイールの変更で全体が引き締まって見えます。
これは上品さを引き立たせておりRS3スポーツバックのイメージともマッチしているのですが、悪く言えば少し重たさを感じてしまうデザインでもあります。変更先の候補としては、BBS JAPANやRAYS VOLK RACING社などが製造している19インチホイールが挙げられます。やはりスポーツモデルなので高性能な軽量ホイールを選択したいところです。
カラーはシルバーやブラックなどであれば、全体の品を下げる心配はないでしょう。オシャレは足元からと言うように、クルマもホイールの変更で全体が引き締まって見えます。
現行のアウディ RS3スポーツバックは、スポーツカーとしての高い走行性能を誇りながら、セダンタイプにはない室内空間を持ち合わせているオールラウンダーなモデルと言えます。
ちなみに、2020年にはニュルブルクリンクにてプロトタイプのテスト走行が確認されており、新型はさらなるパフォーマンスアップが期待されます。
現行でも十分のスペックですが、新型RS3スポーツバックではさらに高いパフォーマンスを我々に見せつけてくれることでしょう。
ちなみに、2020年にはニュルブルクリンクにてプロトタイプのテスト走行が確認されており、新型はさらなるパフォーマンスアップが期待されます。
現行でも十分のスペックですが、新型RS3スポーツバックではさらに高いパフォーマンスを我々に見せつけてくれることでしょう。