新型フォードGT、人気のためデリバリー2年遅れ!? 性能を大幅アップしたその内容

 フォード GT 2015

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フォードGTは、その名前の通りフォードが販売していたスポーツカーです。わずか1,500台しか生産されなかったために、非常に価値の高い車ですが、その2代目がデビューすることとなりました。
Chapter
フォードGTとは?
新型フォードGTはどんな車に?
新型フォードGTを手に入れるには?

フォードGTとは?

初代フォードGTは、2005年に登場し、2006年までの間に1,500台が限定生産されました。この初代モデルは、フォード100周年を記念して発売されたもので、1960年代に活躍したスポーツカー、フォードGT40(1966年発表)をモチーフとしていました。ちなみに40という数字は、全高が40インチであることから付けられたもので、表記を変えると1,016mmとなり、いかに低い車体であったかがわかります。

2代目フォードGTは、フォードGT40の50周年に合わせデトロイトモーターショー2015でワールドプレミアを飾りました。

先代のフォードGTは、アメリカンスポーツカーらしく、5.4Lのスーパーチャージャー付きV8をミド搭載したモンスターマシン。復活したフォードGTは、どんな性能を持ったモデルに仕上がっているか見ていきましょう。

【フォードGTスペック】
エンジン:5.4Lスーパーチャージャー
駆動方式:MR
最高出力:647hp
全長:4,643mm
全幅:1,953mm
全高:1,125mm
ホイールベース:2,710mm

新型フォードGTはどんな車に?

下記動画は、新型フォードGTの姿を収めたものです。アグレッシブなデザインとけたたましいエグゾーストノートはまさに圧巻ですね。

初代モデルの生産から10年以上が経過し、デザイン、スペックともにさらなる磨きがかけられています。

エンジンは、V型6気筒3.5Lツインターボ。このエンジンは、エコブーストと呼ばれ、欧州車的にいえばダウンサイジングターボ。3.5Lも排気量があるので、あまりダウンサイジング感が無いのですが、先代が5Lオーバーのエンジンを積んでいたことを考えれば、十分にダウンサイジングです。

1.9Lもの排気量ダウンですが、最高出力は約647hp。トランスミッションには,7速のDCTを採用し、0-100km/hは約3.0秒といわれています。

ボディはカーボンファイバー製、軽量化されれたウインドシールド類などにより、重量は1,360kgとアナウンスされています。

新型フォードGT 画像ギャラリー

新型フォードGTを手に入れるには?

先代は、1,500台が限定生産されましたが、新型フォードGTも入手はかなりの困難を極める模様。

販売は、前期と後期に分けて合計500台が生産されます。この希少性もさることながら、価格は日本円にして約4200万円。購入できるのはごく一部の人たちです。にも関わらず、前期の注文では250台対して約7,000件もの受注が入ったということです。審査に通過した69%の人は、過去にフォードGTを所有したことがある人だといわれています。

しかし、あまりの反響の多さにフォードは新たに500台の追加生産を発表。そのためデリバリーが2年ほど遅れるようです。

この夢のハイパーカーを間近で見られるときは来るのでしょうか。日本でも購入者がいるのなら、一度は見てみたい希少価値の高い車ですね。
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