これってパクリ!? MINIにそっくりな国産車3選

International Mini Meeting 2015

※この記事には広告が含まれます

偉大な車はエンジンだけでなく、そのデザインも長年に渡り愛され続けます。1959年に登場したオールドミニは、2001年にBMWの手によって大きな転機を迎えましたが、丸いヘッドライトにメッキの大きなグリル、水平基調のルーフなどがデザイン上のアイデンティとして受け継がれています。このオールドミニは、日本メーカーの車にも影響を与えています。今回は「これってMINI?」と思ってしまう、そっくりな国産車をご紹介します。
Chapter
これってパクリ!? MINIにそっくりな国産車3選
①そっくり!!ダイハツのあの車!
②オールドミニにそっくり!?な日産の車
③ダイハツからもう一台!!

これってパクリ!? MINIにそっくりな国産車3選

1950年代、ヨーロッパはオイルショックに見舞われていました。そんななかイギリスのBMCは、経済的な4人乗りの小型車を開発します。それがADO15,ミニでした。

エンジニアのアレック・イシゴニスが設計したこの小さなクルマは、エンジンを横置きにしたFFの2ボックス車で、サスペンションスプリングの代わりにゴムを使うなど、革新的な技術も盛り込まれていました。

このミニが、現代のコンパクトカーに与えた影響は計り知れず、見方によってはすべてのコンパクトカーがミニのパクリなのです。

①そっくり!!ダイハツのあの車!

①ダイハツ ミラジーノ

オールドミニに似ている車として、よく挙げられるのがダイハツのミラジーノ。

1999年にミラの派生モデルとして登場した初代モデルは、クラシック時代のオールドミニ、2代目はヘッドライトやグリルの形状がBMW MINIに似ているとかなり話題になりました。

ちなみに初代デザインは、かつてダイハツで販売していたコンパーノをモチーフにしてたとのことです。MINIのほうが有名だったために、似ているといわれることになってしまったんですね。

初代、2代目ともに排気量は660cc。初代のみターボモデルが用意されており、2代目モデルのカタログ燃費は、18.8~20.5km/Lと比較的良好です。


②オールドミニにそっくり!?な日産の車

②日産 パオ

パオは、1989年に登場した当時のマーチをベースにしたコンパクトカーです。

丸目のヘッドライトや水平基調のルーフと、全体的にレトロを感じさせる車体は、オールドミニに通じるものがあります。

エンジンは987ccですが、最高出力は52psとかなり控えめです。

見た目は似ていますが、ゴーカートのようなドライブフィールできびきび走るMINIとは走行性能にかなりの差があったと予想できます。

③ダイハツからもう一台!!

③ダイハツ キャスト

2015年に発売になったダイハツ キャストも、MINI顔です。

カラフルなボディカラーに丸いヘッドライトに大きなフロントグリル、塗り分けられたルーフ(一部モデル)はMINIクーパーを彷彿させる外観です。

しかし、近年はこのようなデザインの車が増えているため、ミラジーノのようにMINIと比較される例はあまり多くありませんでした。

キャストの特徴は、アクティバ、スタイル、スポーツの3タイプを同時にリリースしたこと。

エンジンは、直列3気筒の12バルブDOHCと、それにインタークーラーターボを追加した2種類で、NA(2WD)モデルの燃費は30.0 km/Lと軽自動車のなかでも優れた数値を叩き出しています。

【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細