スタイリッシュSUVの群雄割拠…「ヴェゼル」にすべきか「C-HR」か

ホンダ ヴェゼル

SUVというカテゴリが昨今人気なのは知っているが、今一つデザインが野暮ったいというか、グッとくるものがなかったというのが私の意見。しかしちょっと、これは欲しい…と思わせるSUVが登場してきた。それがホンダの「ヴェゼル」であり、トヨタのニューモデル「C-HR」だ。

それとも話題のC-HRにするか…

「新しいもの好き」と言いたくはないけど、やはりこの新型C-HRは非常に気になってしまう。なにせデザインが素晴らしい。久々にトヨタに快哉だ。

スポーツクーペモデルといっても差支えないほどのアピアランス。もともとSUVのSはスポーツだったように記憶しているが、それを体現するかのような存在感。とにかく一目惚れするクルマ好きも多いんじゃなかろうか。

エンジンはヴェゼル同様、ハイブリッドとガソリン仕様のラインナップ。ハイブリッドは1.8Lエンジンとモーター、ガソリン仕様は1.2Lのダウンサイジングターボ。これはオーリス用に開発したものだろう。

興味深いのは、ハイブリッド仕様とガソリン仕様で明確にキャラクターが変えられているところ。ハイブリッド仕様はSUVながら2WDモデル(FF)のみのラインナップ。これには大きな割り切りを感じる。高燃費を叩き出すにはAWD機構ははっきり言って無駄でしかなく、これをバッサリと切り捨て、都市部で快適に使えるSUVを提案したように見受ける。

その甲斐あってというべきか、SUVとしてはこれまた望外の30km/Lの燃費を達成している。やはりヴェゼルには負けたくない、というトヨタの意地が見え隠れするね。

SUVらしくAWD仕様があるのはガソリンターボ仕様のみ。このあたりの設定が吉とでるかどうなのかわからないが、よりアクティブに利用する人にはこのガソリンターボを選んでほしい、というところだろうか。

C-HRがサーキット等を積極的に走るクルマとは思わないが、ハイブリッドの弱点として電欠時のパワーダウンは常々指摘される。アシストを失ったハイブリッド車は(意図的に)非力に設定されているエンジン駆動に頼るほかなく、その点ではまだガソリン車に軍配があがるわけだ。これはスポーツ走行に拘る人は知っておいた方が良いよね。

いまだ結論が見いだせないが、とにかくヴェゼル、C-HRともに非常にスタイリッシュで魅力的なクルマであるのは間違いない。より細かいでディテールを知りたい。今度の週末は両ディーラーでカタログを貰って、できれば試乗してこよう。いずれにせよ、この2台のうち、どちらかが私の愛車になるのだろうから。